
キャッシュレス化が進み、お財布の選び方や付き合い方が今までとは大きく変化! そこで今回は台湾No.1占い師の運気爆上げの達人が、“お金が巡る使い方” “金運財布の選び方、買い方”をみなさまに伝授! お財布を自分のお守りやパワースポットにして、ハッピーを引き寄せてみませんか?
台湾で人気の占術師かつ経営者でもある龍羽ワタナベさんは、お金が巡ってくる習慣について台湾の人たちに学ぶことが多いという。

「お金の巡り」を意識する
「台湾では大人になって割り勘で飲むということは、ほとんどありません。その場でお金をいちばん持っている人がいつの間にか払っていて、ときにはレジの前で伝票の取り合いになることもあるくらいです。
人に奢ること(人のためにお金を使うこと)=徳を積むことと考えているので、寄付も惜しみません。お金を持っている人が、困っている人を助けてあげるのは当たり前だと考えているのです。
お金を稼ぐことに対してハングリーですが、決してお金を貯め込むわけではなく、周りの人にお金を回していくことでお金持ちになれると考えているので、お金を出すことへのためらいがないのです」
一方、日本ではお金の話をするのは、はしたないという風潮がある。
「お金持ちは悪いことをして儲けているに違いないと思っていたり、お金を使わないことで、貯めようとする人も少なくありません。
しかし、お金の巡りをよくするためには、お金を使って、経済を回して、その結果、給料がアップして、使えるお金が大きくなるといったサイクルが必要です。
コロナ禍が落ち着いたら、みんながお金を使うことで、国を豊かにし、その恩恵が国民に還元されることが、大きな金運アップの道筋となります」
台湾のトレンド財布
また、台湾のお金持ちには人気があるアイテムがある。
「それはミニ財布です。お金持ちの人たちは流行に敏感で、時代の流れに乗ることに長けています。キャッシュレス時代になって、長財布を持ち歩く必要がなくなり、ミニ財布の優れている点に気づいたのです。
ミニ財布は余計なモノを入れるスペースがないので、レシートを出すなど、こまめに財布の整理をしなければなりません。その結果、お金と向き合う時間が増え、金運アップにもつながるのです。
また、お金以外のモノを入れていないと、万が一、落としたときにもリスクを最小限に抑えることができます。ミニ財布には、意外なメリットがたくさんあったのです」
ただし、ミニ財布を買うときには注意すべき点もある。
「チープなものではなく、素材がしっかりしたミニ財布を選んでください。小さいからといって子どもが使うような財布を選ぶと、子どものお小遣い程度にしかお金は入ってこなくなります。
また、陰陽五行の己巳の日に財布を買ったり、財布を使い始めると金運がアップします。巳の日も金運がよい日ですが、己巳の日はさらに金運がアップ。巳=蛇のことで、蛇は財運の神様である弁財天様のお使いでもあります。今年は11月17日が己巳の日なので、チャンスです」
まもなくやってくるクリスマスやお正月。2022年の金運アップのためにできることがあるそう。
「ウキウキするシーズンですが、クリスマスプレゼントやお年玉をもらえる家族がいない子どもたちもいます。大変な状況にいる人たちに心を寄せて、寄付をするといった行為で、みんなが幸せになることを願える人に、お金が巡ってくることは間違いありません」

龍羽ワタナベさんの【金運爆上げテク】
◎お金を貯めることばかり考えるのではなく、お金を使って、経済を回して、その結果、給料がアップして、使えるお金が大きくなるといったサイクルが金運アップにつながる。
◎陰陽五行で縁起がいいとされる「己巳の日」に、財布を買ったり、財布を使い始めると金運がアップ。今年は11月17日が己巳の日なのでチャンス。
◎クリスマスやお正月などのイベントシーズンに、自分だけでなく、みんなが幸せになれるよう願って、少額でもいいので寄付をすることで、お金の巡りをよくしよう。
<取材・文/紀和静>