「元夫の親族ですら、離婚について知らされていなかったみたいです。義理のお姉さんが“週刊誌から連絡があって初めて知った。家族全員ショックで、気落ちして仕事をする気もない”“弟はなんで教えてくれなかったのか”ってこぼしていましたから……」
そう語るのは、10月28日発売の女性週刊誌に“熟年離婚”と報じられた飯島直子の元夫・O氏の実家と親交のあるという知人だ。
「三度目の正直」のはずが……
'20年の4月には、不動産会社を経営する実業家のO氏との別離を決断していたという飯島。'12年のクリスマスに当時44歳で電撃婚してから8年目だった。
缶コーヒー『ジョージア』のCM出演がきっかけで大ブレイクし、“癒し系女優”と呼ばれて一時代を築いた人気者も、プライベートは決して順調とは言い難かった。
「『TUBE』のボーカル、前田亘輝さんとは結婚4年で離婚。その後に付き合った元カリスマホストとも数億円も貢いだ挙句に破局しちゃって。“三度目の正直”がOさんだったんです」(スポーツ紙記者)
だが、ようやく掴んだはずの幸せは、今回も長くは続かなかった。
「結婚して4、5年目にはもう、夫婦の折り合いはよくなかったそうで。Oさんはだんだん直ちゃんのいる自宅マンションには帰らなくなっていたって聞きましたよ」(テレビ局関係者)
決定的な“事件”が起きたのは2年前。'19年10月に週刊女性が報じた、O氏の“路チュー不倫”だ。しかも相手は飯島よりひと回りも年下の“売れない”舞台女優。夫のまさかの裏切りに、飯島の心とプライドが深く傷つけられたのは想像に難くない。
「直ちゃんは“尽くす女”ですからねぇ。仕事で忙しいOさんのために、自分の仕事をセーブして掃除、洗濯、料理……と家のことを全部やっていたのに、それなのに裏切られたわけですから。
その報道が出た直後に出演した『踊る!さんま御殿!!』では、旧知の明石家さんまさんに騒動をイジられた直ちゃんが、自分から“(さんまは)まだバツ1? 甘いね”“バツ2かと思ってた”と笑いながら自虐トークをして“大ごとじゃないの”アピールしていましたけど、内心やっぱり、Oさんのことが許せなかったんでしょうね」(前出・テレビ局関係者)
離婚直後“実母との死別”
さらに今年、飯島にはもうひとつ“つらい別れ”が重なってしまう。最愛の母が亡くなったのだ。しかも、飯島の目の前で倒れたのだというからショッキングだ。
「今年の夏前から直子さん、神奈川の実家にしばらく帰ってきていたんですよ。それで、お母さんと2人で暮らしていたんです。
お父さんはすでに亡くなっているんだけど、お母さんはまだ元気に仕事していてね。家族でやっている美容院にも毎日、自転車で通っていたんです。でもねぇ、8月の終わりくらいだったかな。お母さんが突然倒れて。くも膜下出血だ、って。それで救急車が来て……」(近隣住人)
飯島も一緒に救急車に乗り込み病院へ――。
「でも結局、お母さんの意識は戻らなくて、そのまま亡くなられたんだって。倒れる前の日も普通に出かけていたし、誰もお母さんが“具合悪い”とは聞いていなかったですから、私たちも本当にびっくりしてね。直子さんもショックだったと思うわ……」(前出・住人)
葬儀に参列したという別の近隣住人も、飯島の心中を慮った。
「お葬式ではずっと、お母さんに寄り添っていてね。落ち込んでいて、見ていられませんでしたよ……。直子さん“お母さんと離れるのは寂しい”って、あれから2か月以上たちますけど、今も東京のマンションへは戻らずに、ご実家にいらっしゃいますよ。納骨も1年くらいはしないそうですから、しばらくはこのまま、こちらで暮らすんじゃないかしら」
この飯島の母の訃報は、冒頭のO氏親族にも伝えられていたという。
「“コロナでお葬式には行けないから、お香典だけ送ったけれど、そのときも離婚の話なんて出なかったの”って。Oさんとこは旅館をやっているでしょ。年末年始の忙しい時期には必ず直子ちゃんが来てくれて、掃除や配膳まで手伝ってくれていたんだって。あの飯島直子がですよ?
ただ、言われてみれば去年の年末は来なかったみたいだけど“直ちゃん、今年も父の日や母の日にはちゃんと贈り物をしてくれていたのに”“すごく優しい素晴らしいお嫁さんだったのに”って。離婚したことが、まだ信じられないみたい」(前出・知人)
飯島自身も別れを乗り越えるのには、まだもう少し時間が必要なのかもしれない――。