「40代になり、ここからが楽しいお年ごろなんじゃないかとワクワクしています」
女性誌のオンラインイベントでそう笑顔を見せたのは女優・広末涼子(41)。その言葉どおり、年齢は彼女には関係ないようだ。出演中のサプリメントのCMやファッション誌では衰えない美貌を見せつけて、目の肥えたその道のプロも驚かせている。
広末涼子、“ママ女優起用”増える
「今年で41歳だとは思えないほどの肌ツヤ、透明感ですもんね。それで2男1女のママっていうんですから。さすがを通り越して、ちょっと別次元(笑)。世代最強の美女優……いや“美魔女優”です」(雑誌ライター)
そんな広末だが、ここ最近、仕事ぶりに少々変化が見られるというのだ。
「広末さんこれまで、そうしたお子さんのことやご主人のキャンドル・ジュンさん(47)のことは、そこまで積極的に押し出してこなかった……場合によっては“私生活に触れるのはNG”と言われることもあったんです。
もちろん広末さん自身が雑誌やテレビで語ることはありましたが、付き合いの長い媒体だけだったり、あくまでレアケースだった。でも、このところ“家族の質問も全然OK”になっている、と。つい先ごろもある女性誌が子育て対談企画をダメ元でオファーしたら快諾されたそうですから」(前出・雑誌ライター)
引く手あまたというCMにも変化が。
「多くのCMに出演してきた広末さんですが、洗剤や家電といったファミリー向け商品やサービスへのCM出演はほとんどありませんでした。これは事務所サイドのブランディング方針。
極力、家庭とか母親の“色”を付けたくなかったんでしょう。ところが、去年くらいから、そうしたCMのキャスティング候補にも、広末さんの名前が挙がるようになっているんです。事務所サイドが積極的に“OK”しているんだとか」(広告代理店関係者)
今年3月からスタートしたNHK・Eテレの子ども向け番組『シャキーン!』にもまさかのレギュラー出演。“ヒロスデママ”というキャラクターに扮し、子どもたちと一緒に料理や工作にチャレンジするという実験コーナーで、世代最強女優が体当たり奮闘中。
「このコーナー、台本はいっさいナシなんです。自由奔放な子どもたちとガチンコで絡む姿を世間に見せるとはね……。
バラエティー番組も映画やドラマの番宣以外ではまず出演してこなかったこれまでからすると、ちょっと考えられない。事件ですよ(苦笑)」(前出・テレビ局関係者)
これにはある背景が。
「この2、3年で佐々木希さんに篠原涼子さん、杏さん……といった人気“ママ女優”たちがバタバタと家庭内トラブルに見舞われてしまって“幸せ家族”的な起用が難しくなってしまいましたから。
そのポジションがぽっかり空いちゃったんです。ユッキーナやゆうこりんといったママタレもタピオカ騒動や別居騒動で消えちゃいましたし」(前出・テレビ局関係者)
ゆえに芸能界が“ママ不足”状態。そんな中で、広末は“新顔”として、うってつけの存在に。
「広末さん、ひとたび家に帰ると普通にママをやってらっしゃると評判。お弁当づくりも自分でしているし、教育にも熱心。次男と長女の学校行事には広末さんはもちろん、キャンドル・ジュンさんもめちゃめちゃ積極的だと聞きました。
ジュンさんなんて、ああ見えてクラスの父母が集まる会議で進行役を買って出たりするそうですから。“美魔女優”枠だけじゃなく“ママ女優”枠も総獲りしたい……なんて事務所サイドの思惑もあるんじゃないですかね」(前出・広告代理店関係者)
'08年に離婚した前夫との間にもうけた長男はもう高校生に。現在はアメリカに留学中だが、
「ものすごいイケメンなんですよ。芸能事務所がまず放っておかないでしょうね。本人も広末さんも今のところ“アメリカの大学に進学したい”と考えているみたい。でももし日本に帰国することになったら芸能界デビューは確実ともっぱらです」(前出・テレビ局関係者)
意外と早く親子共演……なんてこともあるかも!?