「大きく胸元が開いたトップスにジーンズ、濃緑のロングコートを羽織ったラフな服装の眞子さんが、店内でショッピングカートを押してはタオルやハンガーなどの生活雑貨を次々と買い込む姿がキャッチされました。
撮影者の存在に気付く様子もなく、買い物を終えて帰路につこうとする眞子さんですが、夜のNYで迷ってしまったのか周囲を見渡してキョロキョロする動画も公開されました。その様子を《gets lost》と“迷子”として報じられ……。“パパラッチ”の洗礼とも言うべきか(苦笑)」(ワイドショー・芸能デスク)
小室眞子さんと、その夫・圭さんがアメリカ・ニューヨークで新生活を始めて1週間以上が経過した。現在、夫婦はマンハッタン地区のヘルズ・キッチンに新居を構えて新婚生活を送っている。
2人が暮らすのはハドソン川近くに建つ、2017年に建築された賃貸マンションで部屋の間取りは1ベッドルーム(日本での1LDKに相当)。家賃は月4300ドル(約50万円)ほどとされており、他にも最上階にはラウンジ、フィットネスセンターやスパ、ゴルフ・シミュレーター室が備えられる豪華マンションだ。
「『ニューヨークポスト』や英紙『デイリーメール』らタブロイド紙は、《プリンセス・眞子が夫と1ベッドルームに引っ越した》などと、同等の部屋のオシャレな内覧写真も掲載。ビジネス街にも程近い便利な立地も紹介しています。
これらの掲載情報だけでも新居がどこにあるのか、どのマンションなのかが筒抜けになりかねないのですが、海外のタブロイド紙だけに余計な“忖度”はないということでしょうか」(前出・芸能デスク)
王室にも容赦しないパパラッチ
これらの紙面を賑わせるのに欠かせないのが“パパラッチ”と呼ばれる、芸能人やセレブら著名人を追う記者やカメラマンだ。主にプライベートな写真や動画を撮っては新聞やゴシップ誌、各メディアに売りつけることを生業にしているのだが、「それは時に“王室”もターゲットになります」とは海外ゴシップ事情に詳しい芸能ライター。
「何かとお騒がせのヘンリー王子とメーガン妃も、アメリカに移住後はずっとパパラッチと攻防戦を繰り広げていますし、かのダイアナ妃が亡くなった交通事故の原因は彼らに追い回された末、との見方もあります。かつてはフリーで行動することが多かったパパラッチですが、近年ではエージェント会社も設立されて組織的になっています。
というのも、セレブ自身がSNSでプライベートを公開する時代になり、かつては1枚数百万円とも言われたスクープは昔の話で、パパラッチの収入は激減している現状があります。情報網を駆使して組織で動き、よりインパクトある写真を収めようと取材方法も大胆になってきていると聞きます」
そして、ネット時代だけにどんな些細なことが“バズる”可能性があるため、少しでも世間を賑わせそうな人物はターゲットになりやすいのだとも。
そして、めでたくプライベートをパパラッチされてしまったのが、冒頭の『デイリーメール』(11月22日配信、現地時間)が報じた眞子さんのショッピング姿というわけだ。他にも、グレーのアウターを着た圭さんとの夫婦ショットも撮られ、同紙に持ち込まれている。すっかりマークされていることが窺える。
ただ、今のところは、眞子さんが買い物をしようとも、迷子になろうとも、夫婦デートをしていたとしても騒動になるようなことはなさそうだ。
「『USAトゥデイ』や『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『ニューヨーク・タイムズ』等の大手一般紙は2人の結婚や入国こそ取り上げたものの、世間一般的には、元プリンセス夫婦がニューヨークで新生活を送っていることにさほど興味を持ってはいない印象です。むしろ“なんで日本で祝福されてないの?”という風潮です。
片や、結婚までの経緯や、佳代さんの借金問題などの詳細に触れているタブロイド紙。日本の週刊誌報道を引用して、圭さんを“ペテン師か”と報じたところもあります。国内外に問わずゴシップ好きな読者は一定数いますし、英王室トラブルの記事を掲載すれば部数やページビューがアップするように、小室夫妻に“第2のヘンリー王子、メーガン妃”のような“売れる”存在にと期待する見向きはあります」(前出・芸能ライター)
眞子さんへの突撃取材も
自由にショッピングに赴くことができるように、“籠”から放たれた生活を手に入れた眞子さんだが、今後、それこそヘンリー王子夫妻のように、何らかの拍子で世界中から注目を浴びる可能性もなくはない夫婦。
前出のワイドショー・芸能デスクは「穏やかな生活が続けばいいですが」と不安を口にする。
「これまでは外出時には警備がついて回り、また宮内庁の手前、国内メディアも過度な取材をすることはありませんでしたが、“本場”のパパラッチにはそれは通じないでしょう。それこそタブロイド紙に煽られて、世界中からカメラマンが押し寄せては眞子さんを追い回すかもしれないし、中には突撃取材を試みる者も出てくるかも。
場合によっては皇族であった時よりも窮屈で、プライベートのない不自由な生活を強いられる可能性もないわけではない。夫と義母の疑惑が解消したとは言えないままの“駆け落ち”同然で結婚した元プリンセスだけに、好奇の眼差しを向けられることも覚悟しての渡米だったのでしょうか」
道を間違えた、ではすまないかもしれない。