GACKTに“人妻不倫”疑惑が浮上した。『週刊文春』(11月25日号)が報じたところによれば、中部地方に住む会社経営者A氏の妻と密会を重ねていたというのだ。
GACKTといえば、今年9月に活動休止を発表している。理由は8月に体調を崩し持病である神経系疾患がキッカケとなり重度の発声障害を併発したからとなっているが……。
A氏が『文春』に語ったところによると、A氏の妻はもともと彼のファンで、インスタグラムのメッセージを通じて本人と知り合い夫に内緒でやり取りを続けるようになったそうだ。不倫が発覚したのは、A氏がふと携帯電話を見たところ、妻が実姉にGACKTの自宅に滞在していることを実況中継した痕跡があり、また豪邸の内部を撮った写真データも残っていたからだという。
A氏の妻がGACKTのことを《やっぱり雲の上の人》と形容していたように、ミステリアスな空気を纏い浮世離れしたイメージがあるが、DMでファンをナンパし、自宅に呼び入れて逢瀬を楽しんでいたとは、意外にベタな“芸能人”だったといえよう。
女性のお持ち帰りが“報じられない”理由
GACKTと女性との報道はこれまで何度も出ているが、記憶に刻まれているのは釈由美子との交際であろう。
2012年に『週刊文春』が報じたのは、10年におよび釈がGACKTの家に通い続ける形で密会を続けていたということ。報道が出た時期にはすでに関係が終わっていたと思われるが、なぜか報道の2年後に釈は自身のブログで交際を全否定した。
ほかにも、ビビアン・スーや米倉涼子などの名前が上がったことがあるが、具体的な交際情報はなく噂レベルで終わっている。有名人で唯一ツーショットの写真を撮られたのはICONIQ(現・伊藤ゆみ)だった。2012年に『FRIDAY』が高級フレンチレストランで密会デートしていたふたりをキャッチ。後日GACKTは舞台の記者会見で彼女との交際を聞かれ、
「付き合っているかどうか、そんな話したことないのでわからない。今度ベッドの中で聞いてみますよ」
と、交際を認めるかのようなコメントをしていた。2016年、同じく『FRIDAY』が西表島で浜崎あゆみ似の女性とデートしている様子を捉えているが、彼が女性とのツーショットを撮られたのはこの2回だけ。なぜなのか? 写真週刊誌カメラマンによれば、
「コロナ禍の前はよく女性と食事しているところは頻繁に目撃していましたし、周囲からもそんな話はよく聞きました。特に警戒している様子はないですが、女性だけでなく彼の取り巻きも一緒ということが多いですね。食事の後に女性を連れて自宅に帰るのですが、その女性はどうやら一般人もしくは名のないタレントが多い。写真を撮っても女性の素性を調べるのに苦労しますから費用対効果を考えて、スルーするときが多いですね」
俺様気質にストレスを溜めて
確かに彼が女性を“お持ち帰り”しようが、さほど違和感はない。今回のような“療養中での不倫”でもなければ、報じる価値もないということか。しかし、SNSでナンパした希薄な関係の女性との交際を続けていたら週刊誌に“ベッド写真”などを提供される恐れがあると思うのだが、
「特にそんなことは気にしてないようです。彼は独身だから誰と付き合おうと問題はないし、女性が気分よくいられるようにしっかりもてなしていると聞きました。女性の方もそもそもが熱烈なファンですから週刊誌に売る気など毛頭ない」(芸能プロ関係者)
今回報道でもA氏の妻を自宅に呼んで秘書が作った食事を一緒にとったとの記述がある。彼女は彼のお城のような自宅に招かれ、二人きりで食事してまさに天にも昇る気分だったのではないだろうか。だが、夫にバレてしまったことで『文春』に話が渡り、地上に叩き落されることに。
それに加えて、彼の場合は“敵は身内にあり”といった要素もある。今回の報道にも、元側近の証言が掲載されており、女性とメッセージをする際には「一定時間でやりとりが消える」仕様のアプリを使っていることが明かされてしまった。
「かつての報道でも元側近らが週刊誌にGACKTの“生態”について証言するというケースがありました。もちろん自ら週刊誌に売ることはしないのですが、プライベートなどについて話を聞かれるとさらっと答えてしまう人たちが多いようです。“俺様気質”の彼に対して日頃からストレスを溜めている者も少なくなく、忠誠心もあまりないがゆえに、つい話してしまうんでしょうね」(週刊誌記者)
個人的に雇っている“取り巻き”のような存在の側近たち。その数は多く、誰が証言したか特定ができないというのも簡単に口を割る要素のひとつだろう。そういった取り巻きの前でもGACKTはオープンで、女性との食事にも帯同させたりするので会話は筒抜けなのだとも聞く。
既婚者女性との関係が明らかになったが、同時に訴訟にまで発展する可能性もあるとされている。元日恒例の『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日)や主演映画である『翔んで埼玉』の続編の撮影は体調不良のため出演とりやめや出演延期ということになっているが、テレビ局の関係者によれば「不倫訴訟ともなればスポンサーのイメージダウンは避けられない」という。今回ばかりはどうやら窮地に追い込まれることになりそうだ。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。