KinKi Kidsの堂本剛(42)が12月7日放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)で年末年始の予定について言及し、ファンを中心に話題を呼んでいる。
キンキの単独コンサートを巡って「二転三転」
剛は番組終盤、「ここで告知ですけれども」と切り出して、「ようやく告知できるなという形ですが、KinKi Kidsですが、年末年始いろいろとステージに立たせていただくことになります」と説明。
「12月30日、東京ドームにて『Johnny‘s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~(ジャニフェス)』という長いタイトルですねぇ。演出が松潤なんですけど、悩んでましたよ、いろいろと」と「ジャニフェス」で総合演出を担当する嵐の松本潤(38)が悩んでいたと明かした。
続けて、「12月31日にはジャニーズのカウントダウンがあって、こちらにも出演させていただくということになりました」とジャニーズ恒例の年越しライブ「ジャニーズカウントダウンコンサート」にも出演すると報告。
「そしてこれがね、いろいろと二転三転四転五転六転七転ぐらいしながらずーっとああだこうだしてたんですけれども」としつつ「KinKi Kids、CDデビュー25周年目となるこの2022年のスタートをですね、元日、KinKi Kidsとしてコンサートを急きょ開催させていただくということになりました」と告知。
そして、「急に決まっているもんですから、その中で作り上げていく元日になります。でも、会場にいらっしゃるみなさんと一緒に過ごせる最高の幸せな時間を作るというのは変わりありませんし、また、会場にいらっしゃれない方々に対しても、何かいい形でつなげられればいいなといろいろ話はしておりますので、みなさん、また、お知らせさせていただくので、楽しみに待っていただきたいと思います」と語った。
剛の言葉にファンからは「これは元旦コンの配信あるよね まじで期待しちゃいます!」「ライブも繋がれる方法考えてくださっている感じ? いよいよ25周年イヤー突入ですね お二人に会える機会が増えますように」と喜びの声が上がっている。
「ただ、1月1日のキンキの単独コンサートを巡って、剛さんも“二転三転四転五転六転七転ぐらいしながらずーっとああだこうだしてたんですけれども”と苛立ちとも思える言葉を漏らしています。表向きは『ジャニフェス』や『カウコン』と同じような声のトーンで告知していましたが、言葉の端々から調整が大変だったことがうかがえましたね。
堂本光一さん(42)も先日、ブログやインスタライブで感情を露わにしてファンを騒然とさせましたよね」(女性誌ライター)
11月19日、光一は「Johnny's web」内のブログ「Show must go on」で、2022年1月1日にキンキが東京ドームで単独コンサートを行なうことをアナウンス。
ところが、「包み隠さず話をしますと 今年の中旬頃から今年はコロナ禍という事、東京ドームの改修があるとの事でドーム公演は難しいと言われておりました」とし、「しかし 年末にジャニーズフェスが東京ドームであると聞かされ ん???? 話が違うくないか?? と自分的に思いました」と疑問を呈した。
「ジャニフェス」については11月8日に開催することが発表されていた。
「1月1日は光一さんの誕生日ということもあり、キンキは毎年東京ドームでコンサートを行なっていました。しかし、来年元旦の東京ドームでの公演は難しいと言われていた。にもかかわらず、ジャニーズ事務所は『ジャニフェス』開催を先に決めてしまった。これに光一さんは疑問を呈したくなったということですよね」(前同)
前出のブログで光一は「ずっとドームに変わる何かのフィードバックを期待しておりましたが 無かったので、、、」と説明し、「フェスのステージをバラすのを延長し、KinKiでやらせてもらえないか?と提案いたしました」と綴った。
また、「やれる事は 大掛かりな事は今からではとても間に合いません」と悔しさをにじませていた。
翌20日にも光一は滞在先の福岡・博多のホテルでインスタライブを行ない、剛が2017年に発症した突発性難聴のことにも触れ、「自分らのコンサートを作るにあたっても、セットの形から、スピーカーの位置まで慎重に考えてやってるんですね。それが『ジャニーズフェス』では我々の意見だけで物事が動くわけにはいかない」と言及するほどだった。
「来年の元旦、東京ドーム公演はできないと言われていたのに、12月30日に『ジャニフェス』が開催されることが決定。この報告を受けて、光一さんサイドが“どういうことなの?”と疑問を呈してようやくキンキの単独コンサートが決まったと考えるのが自然です。
この件に端を発し、12月3日発売の『FRIDAY』(講談社)では“ジャニーズ事務所退所説”まで報じられてしまいましたので、光一さんが特に怒っていたと考えられていました。
しかし、今回のラジオで剛さんが“二転三転四転五転六転七転ぐらいしながらずーっとああだこうだしてたんですけれども”や“急きょ開催させていただくことになりました”と漏らしたこともあり、2人ともが急な開催を巡って苛立っていたことがうかがえるんです。
逆に、キンキの2人は25周年のスタートとなる1月1日、ファンのために何とかコンサートを開催したいと模索していたとも言えます。2人ともジャニー喜多川氏(享年87)の貫いたファンファーストを実践しているのでしょうね。
そして、そんな2人だからこそ、25周年のスタートはファンに最高のものを見せたかった、という気持ちがあるのでしょうね」(前出の女性誌ライター)
ジャニー氏の考えを実践するキンキの2人。複雑な思いを抱えながらも、12月30日から始まる3日連続のステージでは、できる限りのベストを見せてくれるのだろう。