「私の3人の娘たちのために、やってもいない暴行を認めることはできません。公正な判断をお願いします」
12月16日、東京地裁でこのように語ったのは、熊田曜子の夫であるAさん。
「今年5月に熊田さんがAさんを暴行罪で通報したことで始まった刑事裁判の4回目の公判が行われました。検察側の求刑はAさんに罰金20万円。判決は1週間後の23日に言い渡される予定です」(スポーツ紙記者)
妻から訴えられているAさんだが、実は熊田に対して“反撃”している最中でもある。
「熊田さんがキー局プロデューサーのBさんと不倫関係にあったとして、今年10月にAさんが両者を“名誉毀損”と “不貞についての慰謝料請求”で訴えています。Bさんの妻がフリーアナウンサーの平井理央さんだったことも話題になりました」(同・スポーツ紙記者)
双方がいがみ合う“ドロ沼裁判”の決着は、来年以降に持ち越されるようだ。
「不倫疑惑の民事訴訟に至っては、熊田さんの芸能生命がかかっていると言っても過言ではないので、徹底抗戦が予想されます。肝心の離婚調停はずっと先になるでしょうね」(同・スポーツ紙記者)
親権獲得のために奔走する日々の中、熊田の娘たちに、ある“異変”が起きていた。
「11月末ごろ、小学校に通う長女がテストなどで名前を書くときに名字を“熊田”と書くようになったそうです。これまではずっとAさんの名字だったので、小学校の友人や保護者、先生たちも困惑しているといいます」(長女が通う小学校の保護者)
突然、熊田姓を名乗るとなると、周囲の注意を集めてしまいかねない。Aさんの名字のままでいたほうがよさそうな気もするのだが……。
夫の苗字は捨て去りたい
親子問題に関する取材を数多く行っているライターの西牟田靖さんに、今回の名字変更の真意について聞いた。
「離婚後も子どもの学校生活の影響を考えて、名字はそのままということは多々ありますが、離婚前に変えるケースはあまり聞きませんね……」
彼女の行動には、円満に別れられなかった夫婦の特徴が表れているという。
「熊田さんにとって夫の名字は捨て去りたいものなのでしょう。直接か間接的かはともかく、保護者の熊田さんの意向があったのだと思います」(西牟田さん)
こういった行動は、子どもの将来に影を落とすことにならないのか。
「Aさんとのつながりを否定することは、子どもの中にある“お父さんとの思い出”も否定することになりかねません。幼い時期にそのような経験をしてしまうと、今後の人格形成によくない影響が出る可能性も。名字の選択は分別がつく年齢になってから本人の考えに任せたほうがいいと思います」(西牟田さん)
名字変更の件について、熊田の代理人弁護士に質問状を送ったが、期日までに返答はなかった。
娘に自身の名字を名乗らせるのは、シンママとして生きる覚悟の表れなのか。それとも─。