12月初旬の昼下がり。都内の閑静な住宅街にある高級マンションから犬と散歩するために出てきたスタイリッシュな女性。冷たい風が吹いていたが、彼女の足どりは寒さなど微塵も感じないかのように軽かった。
この女性こそ、かねて坂本昌行との交際が報じられている女優の朝海ひかるだ─。
「宝塚」雪組のトップだった朝海
朝海が出てきたのは、坂本の自宅マンション。連れていた犬も、坂本が飼っているマルチーズとチンのミックス。坂本にとって大切な犬の世話を任せているところからも、ふたりの関係の深さがうかがえる。
現在も交際は続いているようだが、最近“ある変化”が。
「坂本さんが結婚することを考えているそうです。彼の思いは真剣なので、ゴールインもそう遠くはないと思いますよ」(テレビ局関係者)
V6のリーダーとしてグループを先導してきた坂本の“妻”になるであろう朝海は、宝塚歌劇団の雪組でトップを務めていた。
「華やかな容姿とダンスで男役として人気を博しました。在団中は『風と共に去りぬ』のスカーレットや『ベルサイユのばら』のオスカルなど、宝塚を代表する役を数多く演じています。'06年に退団後は舞台を中心に活動しています」(舞台関係者)
ふたりが出会ったのも舞台がきっかけだった。
「坂本さんが'18年に主演を務めたミュージカル『TOP HAT』で共演したのを機に、交際に発展したそうです。朝海さんは、座長として出演者や裏方のスタッフへの細かい気遣いを欠かさない坂本さんの姿に惹かれていったといいます」(同・舞台関係者)
坂本は、'19年末に左ひざの前十字靭帯及び半月板損傷により手術を受けた。苦しい状況に見舞われる中、いつしか朝海の存在がかけがえのないものになっていく─。
「そろそろ自分も……」
「ひざの調子が優れない坂本さんを献身的に支えていました。一日も早く回復できるように、栄養を考えた料理を作るなど、家事も率先してこなしていたそうです。彼女の支えは心強かったことでしょう」(同・舞台関係者)
20代後半から30代にかけては、元モーニング娘。の中澤裕子と、その後は女優の大塚千弘との交際が報じられたが、どちらもゴールインには至らなかった坂本。そこには、こんな理由が。
「坂本さんは自分のことよりも、仕事先やファンのことを第一に考えていたんです。仕事への責任感も強いため、“自分の幸せは後回しでいい”と思うタイプ。あと一歩が踏み出せなかったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)
“自分のことは後回し”にする性格だったが、メンバーの結婚で、少しずつ自分の将来も意識するように。
「V6のほかのメンバー、特に“年下メンバーに幸せになってほしい”と考えていました。リーダーの思いが届いたのか、'07年に井ノ原快彦さんと瀬戸朝香さん、'16年に長野博さんと白石美帆さん、'17年に岡田准一さんと宮崎あおいさん、'18年に森田剛さんと宮沢りえさんと次々に結婚していった。三宅健さんは“独身貴族”を謳歌していますが、メンバー6人中4人が身を固めたことで、“そろそろ自分も……”と思ったのでは」(同・テレビ局関係者)
だが、すぐにゴールインとはいかなかった。V6が大きな決断を下したからだ。
「'19年に、デビュー25周年を迎える'20年に向けての話し合いをする中で、森田さんが“ジャニーズ事務所を離れた環境で役者に挑戦したい”と申し出ました。メンバー間で話し合った結果、今年11月1日をもってグループは解散することに。
坂本さんとしても、朝海さんとの結婚は意識していたのでしょうが、この2年間はグループのこと、ファンのことを優先したのでしょう」(芸能プロ関係者)
グループのことを第一に考えつつも、坂本が大きな覚悟を決めたのには、700日前の“誓い”があった。
「交際を始めた当初から、ふたりの中で“50歳をメドに結婚できたら”と考えていたそうです。朝海さんは、年齢は非公表ですが、坂本さんと同年代。坂本さんは今年で50歳になりましたし、朝海さんも来年1月24日に誕生日を迎えます。パートナーが年齢を重ねる日が近づくにつれて、思いが強まっていったのでしょう」(同・芸能プロ関係者)
気になる結婚のタイミング
坂本の“愛”は、朝海にも伝わっていたに違いない。彼女も、過去の雑誌のインタビューで結婚に対する思いを語っている。
《私にだって結婚願望はあるんですよ。手相を見ると、結婚線もあるらしいので、希望は捨ててないのですが、男性と知り合うチャンスがなくて(笑)》
ふたりで交わした“誓い”を考えると、遠くない未来にハッピーなニュースが聞けそうな気もするが……。
「年が明けると、坂本さんは1月8日から主演ミュージカル『MURDER for Two』、朝海さんは1月11日から舞台『INTO THE WOODS』の仕事があります。そうなると、プライベートな発表はしにくいかもしれません」(同・芸能プロ関係者)
V6の活動にはピリオドが打たれたが、坂本は井ノ原、長野とともに20th Century(トニセン)としての活動を継続する。毎年、ジャニーズタレントは多くの音楽番組に出演するため、年末はハードスケジュールになりそうだ。
「たしかに、今年は12月30日に『Johnny's Festival~Thank you 2021 Hello 2022』、12月31日には、NHK紅白歌合戦、『ジャニーズカウントダウン2021-2022』とイベントが多いです。ただ、トニセンはこれらのイベントに参加しません。ふたりの仕事が落ち着いたタイミングでおめでたい報告があるかもしれませんね」(同・芸能プロ関係者)
今年も残り数週間─。もうすぐ“Victory”となるのか!?