2021年5月30日、小林亜星さんが心不全のために亡くなった。
「急死は2週間ほどが過ぎた後に公表され、これまで数千曲もの楽曲を手がけた希代の作曲家を悼む声が多くあがりました。それから5か月後の11月、『女性セブン』で《小林亜星さん「4億円遺産」巡って後妻と息子が相続トラブル》と報じられたのです」(スポーツ紙記者)
トラブルの発端は、亜星さんの前妻の次男である小林朝夫氏だった。
「記事には、預貯金や不動産などいっさいを、今の妻に相続させるという遺言書に従って遺産の手続きが終了したとあります。しかし、朝夫氏が自身の有料ブログで遺言書の内容へ不満を吐露。このことについて『女性セブン』が亜星さんの妻に尋ねると、《すべて弁護士さんに任せていますし、こちらには何も言ってきていません》と答えています」(同・スポーツ紙記者)
そんな気になる相続トラブルの行方を取材すると、亜星さん亡き後も妻が暮らしている自宅近くでは見慣れない男が目撃されていて……。
「最近、車で中年男性がよく来ているんですよ。亜星さんの財産でもめているって報道があったから、もしかしたら息子さんが話し合いに来ているんじゃないかって、噂になっています」(近隣住民)
この男性は誰なのか。古くから亜星さんと家族ぐるみで付き合いがあるという友人が明かしてくれた。
次男・朝夫氏は自宅を訪れることなく
「自宅に来ている人というのは、朝夫さんではなく、亜星さんの個人事務所の方です。亜星さんが代表取締役でしたが、お亡くなりになって別の方に引き継いだので、仕事の打ち合わせに来ているんです」
当の朝夫氏は、自宅に訪れるどころか、実際は消息もわからないという。
「亜星さんの奥さんに聞いてみたら、朝夫さんは奥さんに直接は何も言ってきていないみたい。それどころか、何年も音信不通だとか。奥さんは念のため、亜星さんの弁護士にも確認したそうですが、朝夫さんから相続や遺言書に関する連絡とか書類も届いていないって」(古くからの友人、以下同)
音信不通の状態では、いくらブログで不満を吐露しても亜星さんの妻を悩ませるだけ なのだが、“4億円遺産”はどうなるのか。
「亜星さんは、遺産を朝夫さんに渡さないというわけではないんです。生前、奥さんと一緒に別の遺言書も作っていて、それによると奥さんが亡くなった後には、息子さん2人に遺産は相続されることになっているそうです。次男の朝夫さんがそれを知らないのかもしれませんが、長男は納得しているはずです」
今はどこかで“地震予知”の有料ブログをせっせと更新している朝夫氏。こんな騒音は天国の亜星さんの耳に届かなければいいが……。