(左から)嵐の二宮和也、相葉雅紀、松本潤

 1月3日午後6時から放送予定のバラエティー番組『VS魂』(フジテレビ系)に、早くも期待の声があがっている。

VS魂』で嵐の共演続々

二宮和也さんがゲスト出演し、『VS嵐』時代に恒例だった人気企画“ババ抜き最弱王決定戦”を開催します。公式ホームページに投稿された動画では、相葉雅紀さんと二宮和也さんが楽しそうにトランプをしている映像がありました。“嵐らしさ”が見られるのを楽しみにしているファンも多いと思いますよ」(テレビ誌ライター)

『VS魂』は、昨年1月から『VS嵐』の後続番組としてスタート。キャプテンの相葉を筆頭に、風間俊介、Sexy Zoneの佐藤勝利、ジャニーズWESTの藤井流星、King & Princeの岸優太、ジャニーズJr.で美 少年の浮所飛貴の6人が毎回さまざまな対決を繰り広げる番組だ。

 今回二宮が出演するように、最近は嵐メンバーの共演が目立つ。

昨年12月16日の放送回では、松本潤さんが初登場。松本さんチームと相葉さんチームに分かれて、対決する姿が好評でしたよ」(同・テレビ誌ライター)

 ファンにとってはうれしい限りだが、メンバーが同じ画面に並ぶようになったのにはこんな事情が。

「視聴率の低下を食い止めるためですよ。『VS嵐』は10%を超える回が多かったのですが、『VS魂』は、開始当初から5~6%と苦戦していました。

 昨年7月15日の放送回からレギュラーメンバーがゲストと野外でスポーツや料理をする企画にリニューアルするなどの対策を講じました。ただ、『VS嵐』の5人がスタジオでワイワイする空気感が好きだったファンからは反発する声が多く、数字は思うように回復しなかったんです」(フジテレビ関係者)

 松本と二宮が参戦したのは、かつての空気感を取り戻す目的もあったのかもしれない。ただ2人といわず、ほかのメンバーも投入したほうがよりそうしたムードを出せる気がするけど……。

「それはできません。活動休止以降、業界内では、“メンバーが共演する際は2人まで”という暗黙の了解があるんです。それ以上になると、大野智さんの不在が目立ってしまいますからね。制作サイドとしても、できれば3人以上出てほしいですが、この“ルール”を守っているんですよ」(同・フジテレビ関係者)

 “2人共演”でも話題性十分だが、やはり全員集合したころに比べてしまうと、“限界”も垣間見えていて――。

「松本さんが出演した回の平均視聴率は6.3%でした。やっぱりファンが見たいのは“5人の嵐”なのかもしれません。メンバー同士が醸し出すほのぼのした空気感が彼らの最大の魅力ですからね」(芸能プロ関係者)

 嵐の“再始動”はみんなが願っていることなのかもしれない。