《色々な意味でプレッシャー凄かったけど、みんなに喜んでもらえて良かった。出演者もそうだけど、この番組プロデューサーやスタッフも凄すぎる》
元日恒例の『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)に出演したX JAPANのYOSHIKIは、自身のSNSでそう振り返った。
「ダウンタウンの浜田雅功さんが司会を務める『格付け』は、'08年以降、15年連続で元日に放送されている人気番組です。一流芸能人が、料理や芸術の“高級品”と“安物”を判断するクイズバラエティーで、幅広い年齢層が楽しめます」(スポーツ紙記者)
GACKTの代わりに格付けを牽引
お正月の風物詩ともいえる同番組の平均視聴率は、毎年大台を越えている。
「'20年の21・2%、'21年の22・8%に続き、今年も20・1%を叩き出しました。番組で“連勝”を続けてきた歌手のGACKTさんが不在だったので、どうなることかと思いましたが……」(テレビ局関係者)
‘21年9月、体調不良を理由に活動を無期限休止とすると発表したGACKT。11月には『格付け』への出演を見合わせると報じられた。
「“格付けにGACKTさんはマスト”という意見が多く寄せられていたため、視聴者の番組離れを懸念していました。なんとか話題を作ろうと、“ビックボス”こと日本ハムファイターズの新庄剛志監督をキャスティングしました」(同・テレビ局関係者)
そんな新庄がSNSで《初めてでしたが、不思議と凄く気が合いました》と評したのが、YOSHIKI。
「GACKTさんの相棒として過去に2度出演したことがありますが、今回は“チームYOSHIKI”として1人で参戦。見事、6つの難問を全問正解しました。活動中止期間中に不倫疑惑が報じられ、マイナスイメージが拭えないGACKTさんに代わり、『格付け』を引っ張っていく存在になるでしょう」(テレビ誌ライター)
番組内での真摯な立ち回りも光った。
「100万円と5000円のワインを見分けた際には、“安物”の劣る点を指摘するどころか“素晴らしい”と賞賛。控室では、共演者に積極的に話しかける姿も見られ、オレ様キャラなGACKTさんとは違った謙虚な姿が印象的でした」(同・テレビ誌ライター)
言動も“超一流”なYOSHIKIは、無類のお菓子好きという一面を持つ。
「番組内の控室には、YOSHIKIさんのために数種類のお菓子が用意されていて、それを爆食いするのも名物。お菓子の商品名は番組では公表されませんが、ネット上で即座に特定されるのが、恒例となっています」(ウェブライター)
放送後には“品薄状態”
‘18年にはYOSHKIが食べていたおかきが品薄となったこともあるというが、はたして今回の反響は……!?
「いちばん特定しやすかったのは、歌手の夏川りみさんもお気に入りだという、世田谷区にある『升本屋』のかりんとう。店主が手書きメッセージを施した“一筆かりんとう”が用意されていました。こちらは特注商品のため店頭では類似品しか買えませんが、放送後は通販も含めて品薄状態です」(グルメ誌ライター)
番組では、かりんとうのパッケージに、YOSHIKIが五線譜を走り書きする一幕も。手元が映し出されたことで容易に商品が特定できたが、お煎餅は難易度が高かったという。
「葛飾区に本店を構える『富士見堂』のものです。都心の百貨店にも出店していますが、YOSHIKIさんが食べていたお煎餅は、本店限定。番組を見たファンが、連日来店しているといいます」(同・グルメ誌ライター)
そして、最後に手に取ったのは京都にある『京 八坂プリン』。悪戦苦闘しながらプリンの瓶蓋を開けたYOSHIKIが、幸せそうに食べる姿が「かわいい」とSNS上で話題になった。
同店の広報担当者に反響について聞くと、
「ありがたいことに、お正月からてんやわんやしております。放送後、通販サイトのご注文数が通常の5倍ほどになりました。(テレビ局から)当店の商品を選んでいただくとの事前連絡をいただいていたわけではなかったため、製造が追いつかず、放送翌日から急遽お休みをいただきました」
来年はどんなお菓子が“YOSHIKI売れ”するのか、目が離せない!