1月7日スタートのドラマ『シジュウカラ』(毎週金曜・深夜0時12分〜)は、年上女性×年下男性の“18歳差の恋”を描いた話題作。結婚15年目の夫と中学生の息子を持つ売れない漫画家・綿貫忍(山口紗弥加)が、アシスタントとして雇った橘千秋(板垣李光人)と接していくうちに惹かれていき、次第に2人が恋に落ちるさまを描いていく。
また、昨年12月には歌手のaikoが、自身のライブで結婚していたことを発表。後に、相手は年下の男性であることを明かしている。
「年齢差のある夫婦は昔からいましたが、ここ数年、女性が年上の夫婦は増えているように思います」
そう話すのは、行政書士・ファイナンシャルプランナーをしながら男女問題専門家として、これまでに1万件以上の相談を受けている露木幸彦さん。
年下男性にモテるには? 年下男性からモテる女性には特徴がある!? 年下ウケのいいアラフォー女性の共通点や心得3か条、さらに、これをやると敬遠されてしまうNG行為を、露木さんに聞いた。
「女性が年下男性と出会うきっかけとして、もっとも多いのは職場でしょうか。年齢を重ねれば管理職に就く女性も増えていきますし、部下の男性と接する機会も増えることでしょう。
また最近では、婚活アプリやマッチングアプリなどを利用する人も多いはず。昔と比べれば、年下男性と出会う方法は増えたと思います」(露木さん、以下同)
そのほか、露木さんは、趣味を通じて出会うパターンもあると話す。スポーツや芸術など、特定の趣味を持った者同士のコミュニティーから恋愛に発展するパターンも少なくない。
「例えばパワースポットや御朱印集めなど、同じものが好きだったり共通点が多ければ、仲を深めるのも難しくないですよね」
それではあと一歩、その年下男性と距離を近づけるための具体策をご紹介。
法則1:聞き上手&褒め上手になるべし
「何げなく過ごす日常の中にも、人それぞれ悩み事があると思います。弱っているときにこそ、相手に手を差しのべることのできる“余裕ある女性”に年下男性は惹かれるでしょう」
ポイントは“余裕がある”こと。同年代に比べて人生経験が豊富、いわば人生の先輩といえる年上女性に、話を聞いてもらいたいと思う男性は多いはず。
「まず、一番に相談したいと思わせる相手になることが大切。そのためには日ごろからコミュニケーションをとっておくことが必要ですね。
その男性が自分の部下ならば、普段から仕事のアドバイスをしてあげたり、気軽に食事に誘ったり。フランクに付き合える関係性をつくることが望ましいと思います」
そしてもう1つは、褒め上手であること。
「褒められることで自尊心が高まり、自分に自信を持つことができる。よく、褒め言葉の“さしすせそ”と言いますが、年上女性に言われるほうが効果アリ。積極的に使うのも1つの手です」
“さしすせそ”の中でも、“す”の“すごい”がいいのだとか。万能に使えるワードでもあるので、わざとらしくならない程度に言ってみては。
法則2:家事ができる=モテる
「どの年代でもいえることですが、年上女性の場合は、より大事なポイントといえます。同年代の女性よりもできるだろうといった、ある程度の期待もあると思いますし」
もちろんまったくできないよりは……と思うが、できすぎるのも“恋人”ではなく“お母さん”と思われてしまうのでは?
「確かにそれもあると思います(笑)。ですが、そんな母性を求める男性もいることは事実。現に、私のもとへ相談にくる夫婦は、男性側のトラブルであるにもかかわらず、女性が話を進めてくれるパターンが多いのです。そんな頼もしさを持った女性が増え、男性が弱くなってきている傾向があるのかもしれません」
具体的にはどんな場面で家事アピールをすれば?
「ベタではありますが、男性は女性より体調を崩しやすいので、看病をしてあげるなど。肉体的にも精神的にもフォローしてくれる女性は、モテると思います」
法則3:ある程度の経済力を持つ
「これは、恋愛の先に結婚を考える場合ですね。男性が女性の生活すべてを支えなければいけないという関係よりは、結婚に踏み切りやすいのではないかと思います」
実際、男女の収入が逆転している夫婦の話を聞くことが増えたのだそう。
「片方だけに負担がかかるのではなく、一緒に苦難を乗り越えていけるイメージがしやすいのでしょう」
また、バツイチ女性や子持ち女性の再婚は、相手の男性が年下であるケースが多いのだとか。
「離婚はしたけれども、一度結婚を経験している女性は、男性との距離感の取り方が上手。ある意味、手慣れているともいえます(笑)。
恋愛経験の少ない男性であれば、コロッといってしまうかもしれません」
年上女性のNG行為
ここまでは、好かれやすい年上女性の特徴を紹介したが、NG行為ももちろんある。
1つ目は、選べない2択を迫ること。
「“仕事と私、どっちが大事?”はあまりに有名な2択ですが、これは絶対にNG。年下なら、まだ“可愛いな”と許せるかもしれませんが……」
確かに、どう考えても困る2択を迫るのは、冒頭で挙げた“余裕がある”女性とは程遠い。
「その女性のキャラクターもありますが、若作りすることや、あざとさを過剰に演出することもやめたほうがいいと思いますね」
あくまで、年相応の魅力を兼ね備えることが大切。
「私がこれまで見てきた、年上女性と結婚した男性は、若さを求めているわけじゃありませんでした。聞き上手で褒め上手、空気を読む力や、察する能力にたけている女性が選ばれているように思います」
晩婚化が進む日本、今年はアラフォー女性が主役の年になるかも!!