芳根京子

 昨年10月から2クール連続で放送されているドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)。回を追うごとに芳根京子の存在感が増している。

「家族を誘拐された主人公が誘拐犯と疑われ、無実を晴らすべく真犯人を捜す物語。主演は西島秀俊さんが務め、芳根さんは彼をサポートする優秀な部下役を演じています」(テレビ誌ライター)

リコーダーを購入した芳根京子

 芳根は'16年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でブレイクし、女優としての地位を高めている。プライベートでは、昨年7月に両親のために都内に家を建てたことを週刊女性で報じた。

「これまでお世話になった両親のために、費用の大半を京子ちゃんが出して、土地も彼女名義で買ったそうです」(芳根の知人)

 “べっぴん御殿”では、家族との時間を満喫している。

「ときどき、京子さんがご両親と車で出かけるところを見ますよ。おばあさんも見かけるので、家族4人で住んでいるのではないでしょうか」(近隣住民)

 そんな芳根家ではいま、ブームになっているものが。

「昨年の秋ごろから、家族で楽器の演奏をしているんです。京子ちゃんもリコーダーを買って、みんなで練習しているそうです」(前出・知人)

 なぜ、家族で音楽を始めたのだろうか。

「家族で演奏会をやりたい」

「昨年6月にフジ系の『TOKIOカケル』に出演した際、TOKIOのメンバーと一緒にリコーダーを演奏しました。その収録後、“家族みんなでやったら面白そう”と思ったようです」(同・知人)

 もともと、芳根家は音楽と縁が深い。

「お父さんはギター、お母さんはピアノをやっていました。京子ちゃんも小さいころピアノを習っていましたよ」(テレビ局関係者)

 これまでも演奏するチャンスはあったはずだが、なかなか機会に恵まれなかったのには、こんな事情が。

「お父さんが堀江貴文さんの『ライブドア』と共同事業をしていたのですが、'06年、同社に証券取引法違反が発覚。京子ちゃんはまだ8歳でした。会社の経営が傾き、厳しい生活を強いられたようです。

 さらに、中学2年生のときは京子ちゃんが難病のギランバレー症候群を発症。その後、病気は克服しましたが、高校1年生のときに芸能界に入って、ますます音楽から遠ざかってしまったのでしょう」(同・テレビ局関係者)

『真犯人フラグ』では、主人公の部下で心強い部下役を演じている芳根京子

 昨年、久しぶりに楽器に触れて、音楽への思いが再燃したのかもしれない。そんな彼女には、夢があって─。

「“もう少し練習したら、家族で演奏会をやりたい”と話していますよ。京子ちゃんの親戚も音楽経験者が多いので、親戚一同を呼んでやるのではないでしょうか」(同・テレビ局関係者)

 “夢フラグ”が実現する日もそう遠くない!?