《ジャニーズは雲の上の存在でいてください》
ジャニーズファンがSNSで荒れてしまったのには理由がある。今月22日に、TOKIOのファンクラブ会員向けにこんな案内が来たのだ。
【TOKIOファンクラブ会員限定】
「Johnny’s Family Voice」参加者募集のお知らせ
「Johnny’s Family Voice」は、アーティストとファンの皆さまの声をオンラインでつなぐ音声コミュニケーションサービスです。
アーティストの生の声をリアルタイムにお楽しみいただくことができ、トーク中に挙手している方をアーティストが指名することで直接会話ができるチャンスもございます。
この度、サービスの正式運用前ではございますが、TOKIO城島茂がテスト運用という形で「Johnny’s Family Voice」にてトークルームを開設いたしますのでご案内申し上げます。
この新しい取り組みについて男性アイドル誌ライターはこう話す。
「オンラインとはいえ、直接会話ができるかもしれないというのは画期的なことだと思います。今までライブステージや舞台上で一方的にしか見たことのなかったジャニーズと会話できるんですから」
今までにないジャニーズとファンの距離感。こういったアイドルとのやりとりはK-POPには多いと、韓流雑誌ライターは話す。
「EXO、SEVENTEEN、TOMORROW×TOGETHER、ENHYPENといった韓流ボーイズグループはファンとの交流を大切にしてきました。直接会えるサイン会や、最近ではオンライントーク会などで、ファンの心を掴むことに成功しています」
一見喜ばしいニュースなのにも関わらず不満が溢れているのは、まさにこの距離感である。
他のファンと会話、聞きたくない
《Johnnys Family Voiceなんてやらんとって欲しいわ、もっとさぁジャニーズらしさ?遠い存在感?みたいなのが欲しいからやめてくれぇ〜》
《ヲタクはメンバーが他のファンと会話するところは見なくないし、聞きたくない。誰も喜ばないぞ!!》
《そりゃそんなこと出来たら喜ぶに決まってるけど出来なくて悲しむだけの人が何万倍とおるの分からんのかい?》
思わぬ波紋を広げてしまった新サービス。そこにはオンライントークで過激な発言をするファンがいるかもしれないという心配や、その対応でジャニーズタレントが辛い思いをしないかとの声もある。
しかし今回の案内は、現状音楽活動をしていないTOKIOだったため、彼らが少しでもファンと交流する手段を持とうと試みてくれているのでは……と擁護する意見も。
ただ『Johnny’s Family Voice』と、ジャニーズの名がつくからには、テスト運用の結果次第ではすべてのグループがサービスを導入するのでは、と他グループのファンも戦々恐々としているようだ。
メンバーと直接話が出来たら嬉しいと思う反面、手の届かない存在だからこそ、追いかけられるというファン心理。果たして新しい取り組みは成功するのだろうか。