アレンと新庄剛志

「マツコさんの番組ではじめてお会ぃした時、ヮタクシ、ビックリしたんザマスょォ。ビッグボスょ、新庄サン。お顔、ナチュラルすぎじゃなァぃ?」

 クセ強めの口調で語ってくれたのは“日本一の整形男子”ことタレントのアレンだ。
昨年末に放送されたテレビ番組『アウト×デラックス』では、“ビッグボス”こと日本ハム新庄剛志監督との初共演を果たしたが、その際の感想が冒頭の言葉だった。

「整形は“カタチ”を変えるもの」

「見た感じ、すンごいフツ~のオニイチャンだったんザマスヮ。どこをどう整形したのか、わからなぃッ。ヮタクシなんかもう1億円ブッコミまくりザマスよォ~」

 新庄監督は顔面数か所の整形を公表している。だが、アレンは日本一の整形男子。お直しの総額はなんと1億円を超える、元祖・整形モンスターなのだ。その道のプロ、アレンから見れば、新庄監督の整形などはまだまだオコチャマレベルなのだろう。

 ちなみに、新庄監督の公表した整形個所は「目頭切開、埋没法(二重まぶた)、ヒアルロン酸注入、アートメイク(眉)、唇タトゥー、フェイスリフト、えくぼ形成、肌再生」などなど。

 歯のセラミック総入れ替えも含めて“3000万円以上かけた”と豪語したことも。シロウト目にはもうじゅうぶん「やってる感」を感じるが……。

「そうね~、整形っていうかアンチエイジングって感じ。整形っていうのはアレンみたいにカタチを変えるものッ! ヮタクシは顔面でみんなをタマゲさせたいのヨォ~!!

 アレン的に整形とは“あきらかに整形とわかる顔と、周りの人をおったまげさせる迫力”が必要らしい。女装家が“男だとわからなきゃ意味ない”という理屈と同じなのかな?

今年は「アバター」になるのが目標

 新庄監督は、整形のきっかけについて“人間不信に陥って、ブサイクに整形してと頼んだ”としたり“長年、目にコンプレックスがあって”としたり、出演番組ごとにトークが変化していた。モチロン、彼の本業は野球監督であり“整形タレント”ではないので、さほど問題でもないのだが……。

「彼の場合は施術的にもまだまだ足りませんヮよ~。頬のあたりのプリプリ感と比べると、目尻のしわ、カラスの足跡なんかも目立ってる。あと、おでこのボリュームもほしいヮネ。日焼けのシミと毛穴が開いた感じも気になりますヮ~」

 気になったのは顔だけではない。

「衣装もカジュアルすぎたかな~。芸能人なら私服でもキラキラのオーラがなきゃ☆ アレンはいつでもギラッギラのオーラをブチアゲちゃってマスからァ~~♪」

 アウト×デラックス収録時、新庄監督のスタイリングはニット帽に黒ぶち眼鏡、トレーナーにチェックのマフラーと一般人風で“いつものビッグボス”感は封印されていた。

すかさずエゴサーチして「“銀座でアレン様を見た”ってつぶやかれてた♪」とアガるアレン

 対するアレンは、『週刊女性』の取材当日もド派手な私服。原色のブルゾンに、どでかい宝石をまとったスタイル。銀座のど真ん中で誰より目立っており、道行く人も2度見、3度見をしていた。そんなアレンと比べたら新庄監督は地味だろう。

 そんなアレンに2022年の野望を聞いた。

「お医者さんには止められてるけど、まだまだ唇のヒアルロン酸も入れた~い♪ 今年は鼻もやりたい♪ もっとしっかりプロテーゼ入れて『アバター』みたいにするの♪」

 人々をタマゲさせるべくさらなる整形を企てるアレンと、「努力は一生」と語る新庄ビッグボス。進化し続ける2人の顔面から、今年も目を離せない。