年齢とともに、老けていく。この自然の流れは誰も止められない。ところが永作博美は、年齢を重ねるごとに、きれいになっていくようだ。
永作博美、半端ない食へのこだわり
その若見えの秘訣はなめらかできめの細かな「肌」だ。
彼女の第一印象を、「毛穴なんてまったくないの」、「肌に透明感がある」と多くの人が口をそろえる。
それにしても、どうやったらこんな肌になれるのだろうか? 肌質は生まれつきだともいわれるが……。
「外からのケアだけでは限界があります。生活習慣、特に年齢を重ねるほど食生活の影響が大きいですね」と語るのは、横浜創英短期大学名誉教授で管理栄養士の則岡孝子先生。
永作は調理師免許を持ち、食に関してはプロ級の腕と知識の持ち主で、食へのこだわりは半端ない。当然ながら、肌によい食品についても詳しいのだ。
そして、オンライン・メディア「Our Age」の取材で、ある食材についてこう語っている。
「最近ハマっているのが、パセリです。それも大量のパセリを食べるんです」と。
パセリは、付け合わせで使われる地味な存在。大量に食べるものではないと思うが、みじん切りにしてサラダの具材にしたり、ご飯の上に目玉焼き、オイルとナンプラー、かつお節をのせ、その上に大量のパセリのみじん切りをかけて食べたりしていると語っている。
「パセリは免疫力をアップするビタミンC、強い抗酸化作用があり血液サラサラ効果のビタミンE、血圧を下げる働きをするカリウムの含有量は、どれも抜きん出ているんですよ。栄養価が高く、しかもお安いしね。私もおすすめします」(則岡先生、以下同)
さらに永作は「豆乳が大好きなんです」という。いっときの豆乳ブームは去ったが、健康によい定番食品として広く展開されている。
「豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしているため、代替ホルモンとして排卵や月経、乳腺などの機能や、女性らしい身体づくりのサポートをしてくれます。近年はサプリなど本当に多くの商品が登場しています」
大豆には年齢が高くなるにつれ、身体が欲する要素が詰まっているのだ。
永作が積極的に食べているパセリも豆乳も高いアンチエイジング効果がある。身体の中から若返りをはかるために、まねしてみては?