《ものすごい戦いを見た…。胸のドキドキが止まらない》
2月10日、北京五輪の男子フィギュアスケートで繰り広げられた熾烈な争いへの感動を自身のツイッターに綴ったのは、歌手のmilet(ミレイ)。
「miletさんは'19年に『inside you』でメジャーデビュー。この楽曲は人気バンド『ONE OK ROCK』のギタリスト・Toruさんのプロデュースのもと制作され、デビュー曲ながらフジテレビ系のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』の主題歌に起用されて話題になりました。音楽業界では“宇多田ヒカル以来の天才”との声もあります」(音楽ライター)
ほかにも、デビュー前の時点でアニメ映画の主題歌を務めることが発表されるなど、大型新人として華々しいスタートを切ったmilet。その後'20年、'21年と2年連続での紅白出場を果たすなど輝かしい活躍を見せているが、日本中から大きな注目を集めたのは昨年の東京五輪のこと。
「8月8日に行われた閉会式で、東京スカパラダイスオーケストラの演奏にのせて『愛の讃歌』を歌い上げました。ツイッター上では『milet』『愛の讃歌』がトレンド入りするなど大きな反響があり、五輪を機に彼女を知った人も多いようです」(スポーツ紙記者)
五輪との結びつきは、それだけにとどまらない。
「昨年末の紅白で披露した『fly high』は“NHKウィンタースポーツテーマソング”に起用されていて、北京五輪でも毎日のように彼女の歌声を耳にします」(同・スポーツ紙記者)
またたく間に国民的イベントの常連となった歌姫は、一体どんな人物なのか。
謎多きシンデレラガール
「英語の歌詞を流暢に歌い上げるmiletさんは、思春期をカナダで過ごした帰国子女であることは明かされているんですが、生年月日を含めて、デビュー前の情報がほとんど謎に包まれているんです」(前出・音楽ライター)
唯一明かされているのは、東京出身ということ。'17年頃から音楽活動に熱を入れはじめ、知人を介してのデモテープがレコード会社関係者の耳に留まったことで、わずか2年ほどでデビューを掴んだ。
彗星の如く現れた、謎多きシンデレラガール。しかし、そんな彼女の“素顔”を知る友人が語る。
「miletちゃんとは、大学が一緒だったんです。大人しい子で、いつもパーカーとかラフな格好でしたよ。気取ってたり? 全然! 学校では、ほんとにふつうの女の子って感じでした。進路の話になったときに“ソニー・ミュージックにいく”とは話していましたが、周囲はてっきり社員になるものだと思っていて。数年後に彼女の姿を見たときは、みんなビックリしていました」(大学生時代の友人)
miletが通っていたのは、政治家やアスリート、タレントなど多くの文化人を輩出する都内の名門大学。'19年3月、デビューに際して掲載された『音楽ナタリー』のインタビューでは、大学で映画の研究をしていたことを語っている。
「たしかに、映画が大好きな子でしたね。柔らかい雰囲気とは裏腹に、意外とスプラッター系のホラー映画が好きな一面もありましたよ(笑)」(同・友人、以下同)
昨今の多忙ぶりからは想像できないほど、穏やかな大学生活を送っていたmilet。しかし、友人と遊ぶ際にはこんなリッチな姿も。
「外で遊ぶとき、行き帰りはたいていタクシーでした。大学生にしては、かなり珍しいですよね……」
やはり、当時から謎多き存在だったよう。2月12日に放送された『バズリズム02』(日本テレビ系)では、アコースティックギターを弾いていた大学生時代の友人に影響を受け、自身もギターを弾くようになったことを明かした。その友人とは今でも親友だと語ったが、気になる恋愛面について、こんな話が……。
「当時から可愛かったけど、男遊びが激しいとか、そんなことはいっさいありませんでした。ただ、ギタリストのボーイフレンドらしき人がいましたね。九州男児で、俳優の永山絢斗さん似の高身長イケメンだったのを覚えています」
あくまで1人の女子大生として、青春を謳歌していたようだ。
神秘的な雰囲気と圧倒的な歌唱力で、一躍スターダムにのし上がったmilet。ギャップのある素顔を持つ彼女の活躍から、今後も目が離せない!