宮迫博之、コレができたら100万円!

【宮迫博之のお店がついにGRAND OPEN! 有名芸能人や、あのYouTubeも来店予定!一緒にお店を盛り上げてくれる仲間を50名大量募集!】

 求人サイト『バイトル』にて【オープニングスタッフ募集!】と求人情報を出したのは、3月1日にオープン予定の『牛宮城』。ご存知、元「雨上がり決死隊」宮迫博之がプロデュースする焼き肉店だ。

 牛宮城の店舗アドバイザーで、富山県の焼き肉店『焼肉ハウス大将軍』などを運営する『株式会社ガネーシャ』による募集要項には、職種はホール・キッチンスタッフのアルバイトに、店長・マネージャー候補となる正社員。勤務時間は朝6時から深夜1時までと、どうやら焼き肉店には珍しい“モーニング”があるよう。

 そして気になる給与だが、アルバイトは時給1100円〜1375円、正社員は月給25万円。交通費は全額ではなく一部支給で、バイトの研修期間は1050円となっている。

 店舗があるのは渋谷駅から徒歩5分、渋谷パルコや東急ハンズの近くで飲食店が所狭しとひしめく激戦区。しかもオープン前にもかかわらず、すでに超有名店とあって繁盛すること間違いなしの多忙極める職場になりそう。それだけに給与は応募の大きな決め手になるのだが……。

“高級店”なのにチェーン店と同額

 一見、高待遇のように思えるが、渋谷区のアルバイト・パートの平均時給は1142円、平均年収は481万円で月給に換算すると40万円(『求人ボックス給与ナビ』より)。わずかながらも牛宮城の時給は平均よりも下回るのだ。

 同じく、渋谷で募集している大手焼き肉チェーン店の給与は、時給1100円〜1375円で「高級店」を謳う牛宮城と同額。ちなみに渋谷駅前にある人気回転寿司店は時給1200円と、宮迫の店は決して高くないことが伺えよう。

 にもかかわらず、当初はカリスマユーチューバー・ヒカルと共同で始め、ゴタゴタを含めた開店までの経緯が、宮迫のYouTubeチャンネルやネットニュースで伝えられた話題店だからか、『バイトル』での応募状況を示す「応募バロメーター」は5段階中で4つまで伸びる“応募続出”状態だ。

『バイトル』に掲載された宮迫博之の焼き肉店『牛宮城』の求人(2月18日時点)

「募集にある“謳い文句”に魅力を感じる人が多いのでしょう」とは広告代理店営業スタッフ。

「宮迫さんのお店とあって、有名芸能人や人気ユーチューバーが来店するのは必然で、何なら宣伝を兼ねた、店内からのYouTube配信が増えるのは目に見えています。また《芸能関係の方や芸能を目指している方大歓迎!》とあるように、あわよくば宮迫さんのYouTubeに出たい芸能人志望者も多く応募していることでしょう。

 となると“美人すぎる、イケメンすぎる店員”などと、彼の動画を盛り上げるような、話題になりそうな見た目重視の人選に偏りそう(苦笑)」

“バイトテロ”起きれば閉店も

 宮迫とすれば、牛宮城とともにスタッフさえも人気になれば客入り、またYouTubeのチャンネル登録者や動画再生回数もアップするとの皮算用なのかもしれない。が、話題性ばかりねらった人選は、思わぬ落とし穴にハマるケースも。

「純粋に“焼き肉店で働きたい、お客さんに喜んでほしい”というよりは、“目立ちたい、有名になりたい”といった自分を売り込みたいだけのスタッフも紛れ込む恐れがあります。他のスタッフやお客さんとトラブルを起こしたり、こっそり“牛宮城のウラ側”のような動画を撮ったり、暴露をしたりするかもしれません。

 それこそ“バイトテロ”を起こされた日には、最悪の場合は閉店に追い込まれることもあるわけで。店舗経営以外の色気を出しすぎると不純な応募が増えたり、スタッフの質低下につながる気はします」(前出・広告代理店営業スタッフ)

 スタッフ面接すらYouTube配信しそうな宮迫だが、どうなることやら。