「こんにちは! 片瀬のNANAチャンネルです!」
明るい声で動画を配信するのは、片瀬那奈。昨年12月17日からユーチューバーとして活動を始めている。
「片瀬さんは昨年秋に所属事務所を離れ、フリーで活動しています。7月に同棲していたIT企業の社長がコカイン所持で逮捕された際に警察から家宅捜索されて、片瀬さんも尿検査を受けていました。でも、事務所にはそれを隠していたんです。信頼関係が壊れ、事実上の“クビ宣告”ですね」(スポーツ紙記者)
表舞台から姿を消していたがYouTubeで活動再開。
「最初の動画は生配信で、“新しいやり方でワクワクすることを自分でやってみたいと思った”とチャンネル開設にかける思いを語りました。開設から2か月が過ぎた2月19日時点の登録者数は2万6500人で、総再生回数は約122万回です」(同・スポーツ紙記者)
片瀬は動画に寄せられた300件ほどのコメントひとつひとつに“いいね”をつける丁寧な対応。失った信頼やファンを取り戻そうと励む彼女だが、現実は厳しい。
自宅はランクダウン、月収は……
「片瀬さんは以前住んでいた家を引き払っています。家賃が月40万円以上する高級物件でしたが、動画の様子を見ると引っ越したのは少しランクダウンした部屋のようですね」(同・スポーツ紙記者)
芸能人としての仕事がない今、“ユーチューバー片瀬”はどのくらいの収入を得ているのか。ITジャーナリストの高橋暁子氏に聞いた。
「ユーチューバーの主な収益源は広告収入で、ほかには企業とのタイアップやイベント出演、グッズ販売などもあります。広告収入は再生回数×広告単価ですが、単価は知名度や実績、動画の内容によって大きく異なります」
「収益化しない」という選択もあるが、片瀬のチャンネルでは生配信で投げ銭を送れる仕様になっているため、収益化していることは間違いない。
「1再生あたりの広告単価が0・3円だと仮定すると、これまでの収入は約36万円。前回の生配信で得た投げ銭の総額が約6万円で、手数料を引いた約4万円が片瀬さんの手元に残ります。合わせて約40万円が、これまで片瀬さんが動画配信で得たと考えられる金額ですね。月収換算で20万円程度でしょう」(高橋氏)
前の家賃の半分程度の収入では、さすがの片瀬にも焦りが見えそうだが……。
「開設2か月でここまでの数字を残せているのは、努力の賜物。彼女ほど知名度がある配信者で、コメントほぼすべてに“いいね”を押す方なんてほとんどいませんからね」(高橋氏)
“全いいね”を続けていけば、いつかはヒカキンに!