20代の頃は、普通に生活をしても出会いがあったのに、30代に入ったら、パタリとなくなった。周りを見渡すと、素敵は人はすでに結婚をしている。そんなことを感じたことはありませんか? 

 30代で1日も早く結婚をするには、どうしたらいいか?その答えはシンプル。結婚したいと思っている相手に出会っていく、いわゆる婚活をするのです!

「結婚相談所で婚活をすれば、本当に結婚できるの?」
「結婚相談所を前に登録したことはあるけれど、結婚できなかった」
「どんなところで婚活をしたら、より成婚率が上がるの?」

 そんな人たちのために、今回は、結婚相談所のカウンセラーがリアルな体験談を交えてご説明します。

目次
1. 本気の婚活をするなら結婚相談所が良いのか?
 婚活アプリなどで婚活をしていたさとみさん(35歳)の体験談
2. 初めて結婚相談所に入会したアラサー女性の体験談
3. 初めて結婚相談所に入会したアラサー男性の体験談
4. 30代で結婚相談所に入会して結婚できる人の特徴とは?
5. 結婚相談所で男女が苦戦・後悔するケースとは
 結婚相談所で苦戦した女性の体験談
 結婚相談所で苦戦した男性の体験談
6. 30代後半では遅い?結婚相談所のリアル
 男性39歳、女性39歳、どちらが結婚しやすい?
 30代後半、見た目が素敵でコミュ力のある人は「パーティ」がおすすめ
 イベントがらみの婚活も結婚相談所の魅力
7.【女性向け】カウンセラーから30代婚活女性へのアドバイス
 タイプ別アドバイス
 30代女性が選ぶべき結婚相談所の特徴
8.【男性向け】カウンセラーから30代婚活男性へのアドバイス
 タイプ別アドバイス
 30代男性が選ぶべき結婚相談所の特徴
9. 【まとめ】結婚相談所に入会する場合の心構え

本気の婚活をするなら結婚相談所が良いのか?

 友達の紹介、合コン、パーティ、異性に出逢えるアプリなど、婚活するにも、さまざまな場所や手段があります。

 その中で本当に結婚したい人はどんな手段を取るべきでしょうか。

婚活アプリなどで婚活をしていたさとみさん(35歳)の体験談

婚活アプリを利用する女性(※画像はイメージです)

「アプリでお会いした男性の中には、会ったその日にホテルに誘ってくる方もいました。また、1、2度食事をすると連絡が来なくなる人がほとんど。他にも、私は真剣にお付き合いしていたつもりなのに、2か月くらい経つと、自然消滅的に連絡が来なくなる方もいました。

 そんな中で、婚活アプリで出会った男性(38歳)と、結婚話まで進みました。ところが、両親に紹介しようとした段階で、大きな嘘が発覚したんです。アプリのプロフィールには、年収が800万円と入っていたのに、実は400万円。学歴も大卒となっていたのですが、高卒専門卒でした。相手を好きになってはいたものの、嘘をつかれたことがどうしても心に引っかかってしまって、結婚には踏みきれずにお別れしました」

 婚活アプリに限らず、イベント業者主催の婚活パーティなどで出会い、お付き合いしてみたものの、既婚者が独身を装っていた、プロフィールの年収や経歴に偽りがあったというのは、よく聞く話です。

 結婚相談所の場合、入会する時に、独身証明書、身分証明書、短大卒以上は学歴証明書、収入証明書(男性のみ、女性は任意)、資格を有する職業の場合は資格証明書と、公的書類の提出が必須です。信頼のおける出会いを求めたい。そんな方には、結婚相談所での婚活がおすすめです。

 また、結婚相談所の婚活には、担当カウンセラーがつきますから、迷った時や悩んだ時など相談に乗ってもらえる二人三脚の婚活なのも心強いですよね。

 結婚相談所では30代の女性たちが、続々成果を挙げているのでご紹介します。

初めて結婚相談所に入会したアラサー女性の体験談

  結婚相談所に登録をしているのは、恋愛を楽しみたい人でも、恋人が欲しい人でもありません。真剣に結婚を考えている人たちなのです。出会って、フィーリングがあえば、あとは結婚まで真っ直ぐに進んでいきます。出会ってから3か月で結婚が決まるというのも、珍しい話ではないのです。また、住んでる地域や相手の職業がプロフィールでわかりますから、結婚後の生活をあらかじめイメージすることもできます。

「ゴルフで意気投合して、お付き合い3か月でプロポーズされました」みさとさん(33歳 仮名)

結婚相談所では“スピード”婚も可能な理由とは(※画像はイメージです)

 入会し登録をしたら、すぐにお見合いが組めて、1か月に5人ほどお会いしました。そのうち2人と交際になりましたが、1人の方とは1度食事をして、こちらから交際終了。 もう1人の方とは2度お食事をしたところで、男性から交際終了が来ました。

 その後もお見合いを重ねると、断ったり、断られたりが続き、なかなかうまくいかなかったのですが、3か月目に入った時に、ゴルフが趣味という男性に出会いました。

 私もゴルフ好きで、3回目のデートで一緒にコースに出てからは意気投合。お見合いした日から3か月が経ちましたが、先日、プロポーズをしていただきました。

カウンセラー談

 結婚相談所の婚活では、結婚を考えられるお相手に出会うまでが困難と不安の道のり。そこは、カウンセラーとともに二人三脚で乗り越えてほしい期間です。

 そして、フィーリングがピッタリと合うお相手に巡り会えたら、そこからは結婚まで真っ直ぐに進みます。自然な出会いですと、時間をかけて相手のプロフィールを知っていきます。ところが、お見合いの場合、それは出会う前にわかっています。その時間がショートカットされるので、出会って3か月で結婚が決まるというのは、ごく自然な流れなのです。

「結婚後も、公務員の仕事を続けたかった」あきえさん(35歳 仮名)

結婚相談所でのお見合いは、“譲れない条件”を満たす相手を探せるというメリットが(※画像はイメージです)

 大学を卒業して民間企業に入りましたが、世の中の景気で左右される仕事に疑問を感じ、30歳の時に教員採用試験を受け、小学校の教員として再就職をしました。20代は、仕事に悩んだり、試験勉強もあったりで、結婚を考える余裕がなかったのですが、30代半ばになって、「結婚したい」「できることなら子どもを授かりたい」と思うようになりました。

 また、せっかく教員になれたのだから、結婚後も仕事を続けさせてくれる男性と結婚したいとも思うようになりました。そこで、結婚相談所に入会。 地域を限定して、転勤のない男性を中心にお見合いをしました。最初は苦戦していましたが、活動して8か月目に、同じ県の役所に勤める方との出会いがあり、婚約をしました。

カウンセラー談

 お見合いは、まず最初に条件が提示される出会いです。仕事を辞めたくない。男性の職業は安定していた方がいい。年収はいくら以上など、自分が譲れない条件を満たしている方との出会いが可能です。もちろん、理想を高く掲げすぎるのは問題ですが、女性が仕事を続けたいなら、続けさせてくれる男性を。

 結婚後は仕事よりも家庭生活を中心に考えたいなら、それを受け入れてくれる男性を。専業主婦希望ならそれだけの経済力のある男性を。そうした条件の絞り込みがあらかじめできるのも、相談所婚活の特徴です。

「30代からの婚活に失敗したくない」
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初めて結婚相談所に入会したアラサー男性の体験談

 仕事ばかりしてきた。恋愛経験がない。そんな男性こそ、相談所婚活を。

 学生時代は彼女がいたものの、社会に出てからは仕事が忙しく、恋愛する暇もナシ。気がついたら、 30を越えてていた。学生時代はずっと男子校育ち、就職してみたら今度は男だらけの職場で、恋愛をせずに30を過ぎてしまった。そんな人たちにこそ、ぜひ結婚相談所の門戸を叩いてみるのはいかがでしょうか。

「乏しい恋愛経験でしたが、場慣れして自信がつきました」さとるさん(33歳 仮名)

結婚相談所に入会したことで、“場慣れ”したというアラサー男性も(※画像はイメージです)

  これまでお付き合いした女性は、たった1人。25歳の時に3つ上の女性と3か月程度付き合ったという、乏しい恋愛経験でした(笑い)。30を過ぎて見ると、出会いも極端に少なくなり、加えてここ2年はコロナの蔓延で合コンもなくなり、女性と出会うのは皆無になっていました。

 そこで、思い切って結婚相談所に入会したのです。入会してみると、1か月に、4人から5人の女性とお見合いができ、3か月を過ぎた頃には、12人を越える女性と出会っていました。その中で、交際に入った方が、5人。最初は、お見合いに行くのも緊張していましたが、5回を過ぎたあたりからは、だんだんと場慣れしていきました。

  まだ意中の女性には、出会っていませんが、少しずつ結婚できる自信もついてきました。

カウンセラー談

 自然の出会いに身を任せていたら、10年のうちに10人の女性とは、お付き合いできませんよね。しかしながら、結婚相談所のお見合いの場合、3か月で10人の女性に出会うことも可能なのです。しかも、その女性たちは、皆さんが結婚を真剣に考えているお相手。失われた10年が3か月で取り戻せます。それまで恋愛経験がなかった男性ほど、ぜひお見合いにチャレンジしてみてほしいなと思います。

「価値観の合うパートナーと出会えました」ふみおさん(36歳 仮名)

結婚相談所で婚活するアラサー男性(※画像はイメージです)

 仕事が忙しく、毎日が仕事場と家の往復でした。また、職場は男性ばかりで、女性との出会いがないままに、35歳を過ぎてしまいました。地元の幼なじみは8割がた結婚をし、子どもも生まれて家族を築いていました。

 “自分もいい人がいたら結婚したい“と漠然と考えていました。そんな時、大学時代のスポーツバーに集まる仲間の1人が、「結婚するんだ」と報告してきたんです。付き合っている彼女の影もなかったのに!出会いを聞いたら、結婚相談所に登録して、ここ1年間婚活をしていたというのです。

 そこで、よりリアルに結婚をとらえるようになりました。結婚相談所に入り、お見合いをするようになって半年、話をしていて価値観の合う5つ下の女性に出会うことができました。今結婚を視野に入れて、お付き合いしています。

カウンセラー談

「いい人がいたら結婚をしたい」そう漠然と思ってはいるものの、出会いもないまま、歳を重ねている人は多いと思います。そんな時に、仲のいい友人が突然結婚をすると、結婚をリアルに捉えるフックになりますね。

 30歳を過ぎたら、自然の出会いに身を任せていても、運命のお相手に出逢えることはまずありません。また出会いがあり、お付き合いするようになったとしても、その相手が恋愛の先に結婚を考えているかどうかもわかりません。

 年齢を考えたら、待ったなし。1日も早く結婚をしたいなら、お見合いをして、結婚を真剣に考えているお相手に出会っていくことが近道なのです。

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30代で結婚相談所に入会して成婚できる人の特徴とは?

 結婚相談所に入会しても、結婚できる人とできない人がいます。入会者の100%が結婚できるわけではありません。では、「いったいどんな人が結婚できるのですか?」 そう聞かれた時に、婚活カウンセラーたちは、口を揃えて言うでしょう。「それは、諦めずに出会い続けた人です」と。

 1か月に1人とお見合いする人、1か月に4人とお見合いする人とでは、シンプルに考えて4人とお見合いする人の方が、4倍のチャンスがあります。また、男女は相性が大事。諦めずに出会い続けていくことで、ありのままの自分を受け入れてくれる異性に出逢えるのです。

結婚相談所で男女が苦戦・後悔するケースとは

年上ばかりが申し込んで来る!? 結婚相談所で苦戦する婚活女性も(※画像はイメージです)

 婚活疲れという言葉があります。婚活は、学校の入学試験、就職試験、資格試験のように、期日が決まっていて、そこに向けて勉強をし、努力した成果が合否つながるものではありません。

 お見合いを続けていても、いつ出逢えるかわからない。毎回毎回お見合いに全力で真摯に臨んでいるのに、思ったような結果が出ない。 そうなると出口の見えないブラックホールを彷徨っているような気持ちになり、疲弊していきます。それが婚活疲れです。

 では、その婚活疲れを起こした時に、どうしたらいいのか、その対策を一緒に考えていきましょう。

結婚相談所で苦戦した女性の体験談

「年上ばかりが申し込んでくる」あゆみさん(35歳 仮名)

 2年付き合っていた5つ下の男性がいました。35歳の誕生日に、「私との結婚は考えている?」と聞いたと聞いたところ、 「まだ仕事も安定していないし、今は結婚を考えられない。このまま待たせることはできないし、もう会わないほうがいい」と振られてしまいました。

 頭が真っ白になって、結婚相談所に入会しました。 登録してみると、35歳の私に申し込んでくるのは、40代の年上ばかり。中には50代、60代の男性からの申し込みもあり、どっと落ち込みました。30歳の彼氏と付き合っていたのに、50代、60代のオジサンは恋愛対象になりません。

 結婚相談所は私が活動すべき場所ではなかったのかな、と悩んでいます。

カウンセラーからの解決策

 結婚相談所に登録している多くの女性が、「どうしてこんなオジサンが、私に申し込んでくるのか」と、憤っています。しかし逆も然りで、40歳の女性が30歳の男性に申し込んだりもしています。結婚相談所の申し込みには、年齢制限の幅を設けていませんし、申し込みは自由。ですから、“受けてもらえないかもしれないけれど、ダメモトで申し込んでみよう“という人も、一定数いるのです。

 ご自身に結婚相手への理想があるのなら、申し込まれるお見合いを待つのではなく、積極的に、どんどん申し込みましょう。

 そしてその時は、譲れない理想を一つにする。“年の近い人と結婚したい“と、年齢にこだわるなら、年収には目を瞑る。“年収は、800万以上“と、年収にこだわるなら、年齢には目を瞑って歳上男性ともお会いしてみる。

 また理想とは、結婚前に掲げるものではなく、結婚した後に2人で作り上げていくものです。条件にこだわって頭でっかちになるよりも、まずはお会いしてみることです。

結婚相談所で苦戦した男性の体験談

「お見合いを申し込んでも受けてもらえない」みきおさん(39歳、仮名)

 結婚相談所に登録してみると、たくさんの綺麗な女性がサイトにいたので、心躍りました。手始めに28歳から31歳くらいまでのタイプの女性、20名に申し込みをかけたのですが、お断りがくるか、スルーされるかで、全くお見合いができませんでした。

 そこで、年齢を上げて、同世代や2つ3つ年上の女性にもお申し込みをするようになったら、お見合いができるようになりました。 しかし、交際にはならず、交際になったとしても、1度か2度お会いすると交際終了がきてしまいます。結婚を甘く考えていたと痛感し、婚活の壁にぶち当たっています。

カウンセラーからの解決策

 最初は、ご自身の年齢を棚上げして、1歳でも若い、見た目がタイプの女性にお申し込みをかける男性が多いですが、まずはお見合いが成立しません。そこから、年齢の幅を広げたのは、正しい対処法だったでしょう。

 そして、お見合いは組めるようになった。ところが、交際が続かない。そういう人の特徴は、お付き合いを自分主体に考えているのです。

 会話にしても、キャッチボールをするのではなく、一方的に聞きたい質問を投げかけたり、自分の趣味や結婚観などを独りよがりになって話したりしています。会話で大切なのは、相手への共感です。

 まだ会って1、2回目の時に、「結婚したら、どこに住みたいですか?」「仕事は、続けますか?」「子どもは欲しいですか?」などと、結婚してからの質問はしないことです。これらは、お互いの人柄がわかり気持ちが打ち解けあってからの話題です。

30代後半では遅い?結婚相談所のリアル

男性39歳、女性39歳ならどちらが結婚しやすい?(※画像はイメージです)

 20代ですと、まだまだ周りに独身者が多いので、生活圏内の自然な出会いもあるでしょう。 ところが、30歳を越えた時に、「あ、周りには結婚対象になる独身がいない」と気づきはじめます。結婚相談所の登録を見ても、20代よりも30代の方が圧倒的に数が多いのです。

男性39歳、女性39歳、どちらが結婚しやすい?

 男女平等の社会ですし、女性の社会進出も進んでいます。しかし、 婚活のリアルな現状で言いますと、結婚できるかどうかの鍵は、男性の場合は収入で、女性の場合は年齢です。

 男39歳、年収800万、女39歳、年収800万でしたら、相談所では男性の方が圧倒的に結婚しやすい。見た目が素敵な男性でしたら、20代ともお見合いが組めるかもしれません。

 ところが、同条件の女性の場合どうか。

 39歳、年収800万の女性が結婚したいと思うのは、なるべく歳の近い、自分と同等の収入、もしくは自分よりも収入の高い男性です。ですが、アラフォーの高年収の男性は、1歳でも歳の若い女性を求めているので、マッチングが成立しません。

  同じ条件でも、30代ですと、男性の方が結婚しやすくなります。

30代後半、見た目が素敵でコミュ力のある人は「パーティ」がおすすめ

 では、30代女性で年の近い男性、もしくは年下男性と結婚を望んでいるなら、どうしたら良いのか。

 結婚相談所では、会員さんを対象にした婚活パーティも開催しています。笑顔の素敵な人、コミュ力のある人は、パーティに参加してみるといいでしょう。年齢や経歴よりも、見た目の第一印象や話した時の感じのよさでマッチングすることが多いので、女性は、条件の良い年下男性とカップルになれるチャンスです。

 一方で男性は、うんと年の離れた女性とマッチングするかもしれません。

イベントがらみの婚活も結婚相談所の魅力

 結婚相談所では、ホテルの会場などで行われる婚活パーティの他に、縁結び神社を訪れる神社婚活、春のお花見婚活、一緒にスポーツを楽しむスポーツ婚活など、様々なイベントを開催もしています。 一緒にいる時間も長いですし、イベントを通して相手の素顔がのぞけるので、一気に距離が縮まることもあります。

 また、先述いたしましたが、結婚相談所に登録しているのは公的書類を提出している男女です。既婚者や経歴に偽りのある人は、パーティには参加しておりません。

【女性向け】カウンセラーから30代婚活女性へのアドバイス

 

 30代で婚活する女性は、大きく分けて3つのタイプでしょう。

タイプ1 若い時にモテていた女性

 若い時にモテていて、結婚を言い寄られても、もっといい男性が現れると思い、30を過ぎてしまったタイプ。

選ばれることの大切さを知る

 このタイプの女性は、結婚する時期と相手を見誤ってしまったのでしょう。過去の栄光にしがみついていると、永遠に結婚ができません。結婚の法則とは、「選ぶこと」と「選ばれること」がイコールにならないと成立しません。 このタイプは、選ぶことばかりを考えがちですが、選ばれることも念頭に置いて、活動してみてください。

タイプ2 仕事優先の日々

 恋愛よりも自分のやりたいことや仕事が優先しているうちに30代になったタイプ。

完璧を目指さずに隙を作る

 仕事は、努力すればしただけの成果が上がります。また、仕事ができる人ほど、効率的な独自のやり方を生み出しています。しかし、恋愛、婚活においては、努力してもその成果が生み出せないことがあります。どんなに努力しても手に入らないのが、人の気持ちです。またこのタイプの女性は、男性に頼ったり甘えたるするのが下手。 婚活に大切なのは、人を好きになること、相手が入ってこれる隙を作ることが大事。この2つの「スキ」を忘れないでください。

タイプ3 結婚にたどり着く恋愛がなかった

 30歳を過ぎてから付き合ってきたのは年下ばかり。でも、その中には、結婚にたどり着く恋愛がなかったタイプ。

現在は独身!という事実を受け入れる

 このタイプは、「若く見えますね」と言われることが多いと思います。でも、本当に若い人には、「若く見えますね」とは言いません。このほめ言葉は、「年はとっているけれど、若く見えますね」という、若く見える努力への褒め言葉なのです。そして、年下としか付き合ったことがない。 でも、現在は、独身なのです!その事実を受け入れて、真摯に婚活をして行ってください。

30代女性が選ぶべき結婚相談所の特徴

大手結婚相談所、情報センターを選ぶ場合

 男性の会員数、その相談室のサービスの特徴、利用料金などをあらかじめ調べて、ご自身に合ったところを選びましょう。

 また、女性の婚活者に向けて、「医師、弁護士との結婚」「上場企業男性との結婚」「一流大学卒男性との結婚」など、セレブ婚を謳っている相談所もあります。そうしたところは入会や月会費が、一般的な相談所よりも高額です。

 しかしながら、その金額を払って、何人とお見合いできるのかをまずはチェックしてみましょう。「セレブ婚を謳っていた相談室に入会したものの、1年間に3人しかお見合いできなかった」というのでは、高額料金が無駄になってしまいます。

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個人の仲人(カウンセラー)が経営する相談所の場合

 やはり仲人さんとの相性が一番のポイントとなります。

 面談に行った時に、「30代なのだから、40代、50代の男性とも会わないと」や「30代なのだから身の程を知った活動をしなさい」などと、上から目線で30代の女性の価値を決めつけてしまうような仲人さんは、現代の婚活には時代錯誤。ご自身が話をしてみて、信頼ができる仲人さんを選びましょう。

【男性向け】カウンセラーから30代婚活男性へのアドバイス

タイプ1 女性経験ゼロ

 男子校育ち、大学は理工系で、全く恋愛をしないまま社会に出てしまって、女性と付き合った経験がないタイプ

婚活バッターボックスに立つ

 野球をしたことがない人が、いきなりバッターボックスに立っても、最初は空振りを繰り返すでしょう。 しかし、打席に立つごとに、学びがあり、打てなかった球がバッドにかするようになり、いつかは場外ホームランが打てるはず。そんなイメージを持って、どんどんお見合いをしていきましょう。めげずに会い続けることで、運命のお相手がきっと見つかります。

タイプ2 長く付き合った女性と実らなかった

 20代の頃、結婚を真剣に考えた女性がいたが、長すぎた春になってしまい、結局結婚できなかった。もしくは、結婚しようと思っていた女性に、振られて、心に傷を負ってしまったタイプ。

恋の上書きをしていく

 終わった恋愛を、いつまでも引っ張っていたら、時間だけが無駄に過ぎていきます。それを断ち切るには、どうしたらいいか。

 それは、次に本気になれる相手に出会う。恋愛を上書きするのです。

 一度真剣に女性を愛したことがあるのなら、そこからの学びも多いでしょうし、同じ失敗を2度と繰り返さないことも心に誓っているでしょう。こういうタイプの男性は、好きになれる女性に出会えたら、結婚も早いと思います。

タイプ3 自然の出会いを追い求める

 お金をかけて婚活することは、プライドが許さない。そんなことをしなくても、自分には自然の出会いがあって、結婚できると思っているタイプ。

結婚は選択の時代。結婚できなくても後悔なし

「金をかけて恋愛するのはバカらしい」「婚活するのは、モテない男のすることだ」そんな考えの持ち主ならば、生活圏内の出会いを試みてください。 そして、一生1人だったとしても、そこは後悔がないと思います。今の時代、結婚は選択の時代ですから。

30代男性が選ぶべき結婚相談所の特徴

大手結婚相談所、結婚情報センターを選ぶ場合

30代の婚活している女性がどのくらいいるのか、サービスの特徴、利用料金は相談所によって様々です。相談所によっては、『AIマッチング』『月に何名の推薦女性を送る』『アドバイザーとの面談が定期的にある』などサービスに特徴がありますから、そこを把握して選ぶといいですね。

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個人の仲人(カウンセラー)が経営する相談所の場合

 これは、仲人さんとの相性が合うかどうかが一番のポイントになります。面談に行った時に、じっくり話をしてみましょう。母親のように世話を焼いてくれるタイプ、理路整然と婚活を説いていくタイプ、ビジネスとして仲人を捉えているタイプなど、仲人さんの個性が自分に合う結婚相談所を選ぶと良いでしょう。

【まとめ】結婚相談所に入会する場合の心構え

 入会し、サイトに登録をしたら、まずは自分にどんな人たちがお申し込みをかけてくるのかを見てみると良いですね。申し込みをかけてくる層が、あなたをターゲットにしているのです。そこから、年齢や異性のタイプを鑑み、分析し、自分が申し込みをかける時の参考にしましょう。そして、どんどんお申し込みをかけてみてください。

 そこからお見合いが成立。お見合いをして交際に入ったら、積極的に動きましょう。 繰り返しますが、結婚相談所で結婚できる人は、諦めずに出会い続けた人です。

 活動の仕方などは、カウンセラーさんと相談しながら、ご自身に合ったやり方で進めていってみてくださいね。


鎌田れい(かまた・れい)◎婚活ライター・仲人 雑誌や書籍などでライターとして活躍していた経験から、婚活事業に興味を持つ。生涯未婚率の低下と少子化の防止をテーマに、婚活ナビ・恋愛指南・結婚相談など幅広く活躍中。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。新刊100日で結婚(星海社)好評発売中。公式サイト『最短結婚ナビ』 YouTube『仲人はミタチャンネル