2018年12月、幸せそうだった小林麻耶と夫の國光吟氏

《僕と一緒にいると誹謗中傷がさらにひどくなるにも関わらず一緒に居続けてくれ離婚しようと言ってもしないといわれそれでも押し切って離婚をしました》(原文ママ)

 3月10日、ブログにこう投稿したのは整体師の國光吟氏。小林麻耶との離婚を公表したのだ。

離婚後も続く2人の関係

「國光氏は“手かざし療法”を行うオメガセラピスト。妹・麻央さんの死で精神的に衰弱していた麻耶さんは彼と出会い傾倒。2人は'18年に交際ゼロ日でビビビ婚をしました。スピリチュアルな世界にハマっていく彼女を見て、義弟の市川海老蔵さんは距離をとり、一時は絶縁状態に。麻耶さんに懐いていた麗禾ちゃんと勸玄くんは、とても寂しがったそうですよ」(スポーツ紙記者)

 結婚後、小林はまっしぐらに転落していく。

「'20年11月には出演していた情報番組を降板。所属事務所は麻耶さんとの契約を解除しました。すべては國光氏の精神的支配が原因だと囁かれていました」(同・前)

 以後、夫婦で立ち上げたYouTubeチャンネルに活動の場を移すも、いつからか小林の姿は表舞台から消えた。

「'21年10月に、海老蔵さんがブログで麻耶さんと一緒に家族で食事をしたことを明かしました。國光氏との関係に終止符が打たれたと思われたのですが……。今回の國光氏の投稿を、麻耶さんはリブログしています。いまだ2人の関係は続いているのでしょう」(ワイドショーデスク)

國光氏の暴露で遠ざかる麻耶の芸能界復帰

 ただ、気になるのはいっさいの句読点がない約4000字にわたる支離滅裂で不気味な文章を、國光氏はどのような心理状態で書いたのか。『他人をコントロールせずにはいられない人』(朝日新書)の著者で、精神科医の片田珠美氏は、こう分析する。

「理解してもらう必要はなく、自分の言いたいことを発信できればいいという、非常に独りよがりで独断的な人だと感じます。彼に関する一連の報道を見ると、スピリチュアルな治療法で人を癒せると思っている。この治療が詐欺でないのならば、自身の思い込みを事実だと信じ、効果を生むと考えている人なのです」

  怪文章にはこんな内容も。

《これ以上書くのであればもっといろんなことを書いていきますよ生島事務所のことTBSのこと権力でつぶそうとしてること》

小林麻耶との離婚を発表した國光吟のブログ内容1(國光のブログより引用)

 まるで隠れた真実があるかのような言い分だけど……。

「ほかにも《海老蔵さんが見捨てたからです》と、海老蔵さんへの恨み節だけでなく、麻耶さんの代わりにアパレルブランドと契約した河北麻友子さんの高額ギャラを明かしています。これは“暴露系YouTuber”東谷義和氏のように、國光氏も“暴露系”で注目を集めようとしたのでは。さらにほかの人を巻き込む暴露を始めたら、元妻・麻耶さんの芸能界復帰はどんどん遠ざかっていくと思います」(前出・スポーツ紙記者)

 麻耶にとって離れていくのは表舞台だけではない。彼女を待つ大切な家族も─。