『週刊女性』の直撃取材にポーズを取る『響』の長友光弘

《行ってきました!! 牛宮城!!》

 3月2日、自身のS N Sで先輩である宮迫博之がオープンした焼肉店『牛宮城』を訪れたことを報告したお笑いコンビ・響の長友光弘。

昨年末にラーメン店が閉店

「セーラー服を着た長友さんの“ミツコ”のキャラで人気を博したコンビです。キレ気味に放つ“どうもすいませんでした!”の決めゼリフはネタ番組でも好評を得て、一躍ブレイク芸人の仲間入りを果たしましたね」(テレビ誌ライター)

 強烈な個性で注目を集めたものの、お笑い界の序列争いは生半可なものではない。長友は未来を見据えて、早くから“副業”への挑戦に取りかかっていた。

「'14年に出身地の宮崎県でラーメン店『暖暮(だんぼ)』のフランチャイズ店をオープンし、翌年には年商5,800万円を売り上げるなど、飲食店オーナーとしても成功を収めました。その経営手腕は、テレビ番組で“ホリエモン”こと堀江貴文さんも認めていたほどです。彼とラーメン店を繋いだのは、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣さんだと聞きますよ」(芸能プロ関係者)

 本業に引けを取らない“ブレイク”を果たした長友だが、近年ではコンビでYouTubeチャンネルを設立したり、冒頭の『牛宮城』を訪問するなど、芸人としての話題集めに奔走している様子だった。そんな中、長友を知るお笑い関係者からこんな話が――。

「長友さんがフランチャイズ経営していたラーメン店が、昨年12月30日に閉店してしまったんです……」

 芸人としての活動はさておき、経営者としては優秀な業績を上げていた長友。コロナ禍で飲食店に厳しい逆風が吹いているとはいえ、人気ラーメン店が簡単にクローズするとは考えづらいが……。

 真相を確かめるべく、3月中旬、都内でライブを終えて会場から出てきた長友本人に話を聞いた。

アンタッチャブル・柴田の反応

――先日、宮迫さんが経営する『牛宮城』を訪れてコメントされていましたよね?

「あ、はい……」

――長友さん自身も飲食店を経営していることから「さすが兄さん!」とコメントしていましたが、経営していた宮崎県のラーメン店が昨年末に閉店していたとお聞きしました。事実ですか?

 記者から質問を受けると、“よくぞ聞いてくれた”とばかりに口を開いた。

「そうなんですよ。実は、潰れてしまいまして……」

――原因は、やはりコロナの影響ですか?

「そうです。当初は協力金などで凌いでいたんですが、まん延防止等重点措置が解除されてからもお客さんが戻ってこなくて……。コロナ禍で自分も宮崎のお店に顔を出せない状況がずっと続いていて、対策も見いだせず。さらに支援金もない状況が続いてしまい、本社の会長と相談して閉めることになりました」

『週刊女性』の直撃取材に答える『響』の長友光弘

――ラーメン店は、アンタッチャブルの柴田さんの紹介だったと聞いています。

「よくご存じで(笑)。柴田さんも“まぁ、しゃあないな”と言ってくれました」

――今後、飲食のお仕事をされる予定はありますか?

「日本ではやらないと思います。やるとしたら、海外でやりたいです。コロナが落ち着いたら、ヨーロッパでラーメン店を出したいですね」

――最後に、ファンへ向けて何か言いたいことはありますか?

「みなさん、閉店してしまって……どうもすいませんでした!」

 お約束の持ちギャグで締めてくれた長友。彼の思いは、きっと人々の心に“響いた”はず――。