プロレスラー・ジャガー横田と医師・木下博勝氏の長男・木下大維志くんの高校受験に、ようやく終止符が打たれた――。
先月からスタートした高校受験の合否を、インスタグラムで逐次報告してきた木下氏と大維志くん。これまで不合格続きだったため、ネット上では不合格公表の賛否を含め心配の声が飛び交っていたが、3月19日、ついに合格を手にしたという。現在、お祝いムード一色のジャガー横田一家だが、家庭内では、受験をめぐって意見の相違が表面化していたようだ。
視聴者からのご祝儀に「いいね〜!」
合格から一夜明けた翌20日、木下氏は大維志くんとともにインスタグラムでライブ配信を行い、あらためて合格を報告。父子で受験を振り返りながら、当初の本命校を変更せざるを得なかった事情や不合格が続いた際の心境、また高校生活への希望を語ったほか、一部報道の間違いを指摘する場面もあった。
「木下氏は、『6校不合格で1校合格』という報道を、『9校不合格で1校合格』と訂正し、『よくぞここまでね、折れずに受け続けた。アッパレ!』と愛息子を称賛。一方の大維志くんも、『メンタル云々かんぬんよりも、俺ちゃんが一番すごいと思うのはスタミナ』と、過酷な受験を乗り越えられた要因を自己分析していました。
木下氏は発泡酒片手に、終始ご機嫌で、大維志くんも姿は見せずじまいでしたが、明らかに声が弾んでおり、ようやくつかみ取った合格を、心から喜んでいる様子が伝わってきましたね」(芸能ライター)
ネット上で大きな波紋を呼んだ、高校受験の不合格公表。木下氏に対して「子どもがかわいそう」とブーイングが巻き起こっただけでなく、インスタグラムで「shit school no brain teacher(クソ学校、能無し教師)」(現在は削除済み)、「2 old school hates me(古い学校は俺ちゃんを嫌悪している)」など、高校側を敵視する発言を繰り返した大維志くんにも、批判の矛先が向かっていた。
木下氏は、YouTubeチャンネル「ジャガー横田ファミリーチャンネル」で「今の時代は、何でも表に出す時代ですよ。隠していたら駄目」と反論し、一方の大維志くんも『バイキングMORE』(フジテレビ系)の取材に「肯定的でも否定的でもゴチャゴチャ言われる筋合いはないと思ってます」と書面で回答。
ネットユーザーへのいら立ちをあらわにしていたが、前出の芸能ライターによると、「まさに“終わり良ければ総て良し”といった感じで、視聴者からのご祝儀がわりの“投げ銭”に、2人で『いいね、いいね、いいね、いいね~!』と、大はしゃぎしていた」そうだ。
しかし配信の中盤、ジャガーが登場して開口一番「ふざけんなよ、お前たちは」と苦言を呈したところから、「お祝いムードが一瞬翳った」(雑誌編集者)という。
「実はこの直前、視聴者から、ジャガーが今回の受験において、“どういったフォローをしていたのか?”という質問が出たのですが、2人はつれなく“何もしていない”といった回答をしていたんです。
ジャガーは、それがどうにも聞き捨てならなかったようで、『送り迎えしたの、受験票出しに行ったの、ぜーんぶ私だからね!』と反論。2人から『あぁ、確かに』と認められるも、勢いは止まらず、『木下が一番やってないから!』とまで漏らしていました」(同・前)
「自分の恥を人様にわざわざ知らせる必要はない」
一方の大維志くんは「それは間違ってる、下調べ一番したのはダディ」と食って掛かったが、再び反論されそうになると、「鬱陶しそうに『全員頑張りました、はいはい』と話をぶった切ってしまった」(同・前)そうだ。
「普段からYouTubeチャンネルで母子喧嘩をオープンにしていますし、ジャガー家ではありふれた場面なのでしょうが、木下氏と大維志くんの息の合ったやりとりを見た後だっただけに、ややピリついた空気を感じてしまったのも事実です」(同・前)
その後、ジャガーは不合格公表に関して持論を展開。「あぁいう時は黙ってるのが一番」「余計なことを言いすぎなんだよ」と、木下氏を“説教”し始めたのだ。
「ジャガーは、合否はオープンにすべきではないという考えだったようで、『バイキングMORE』でも、『自分の恥を人様にわざわざ知らせる必要はないと思っています。息子が心ない誹謗中傷を受けることが一番つらいです』と語っていました。実際に、ジャガーがSNSで息子の合否に触れたのは進学先が決まった時だけ。しかも応援してくれた人たちに感謝を述べるという当たり障りのない内容でした。
つまり父子とジャガーは、不合格公表をめぐって意見が対立していたわけですが、気になるのは、それがそのまま、家族間の不和につながってしまうのではないかという点。というのもライブ配信では、大維志くんだけでなく木下氏も、ジャガーに攻撃的な言動を見せていたんです」(テレビ局関係者)
ジャガー横田を「シミお化け」「老婆」呼び
なんでも木下氏は、合格が決まった19日、家族でパーティーを開こうと思っていたものの、ジャガーがファンミーティング開催により帰りが遅く、夕食の準備もしていなかったため、結局「鍋ラーメンを食べた」と恨み節。「ファンミーティングしてる場合じゃないだろう、普通」とぼやいていたのだ。
「木下氏は、終始ニコニコしていたものの、ジャガーをチクリと刺す一言が印象に残りました。例えば、ジャガー氏が大維志くんに『帰ったら手料理を贈るよ』と伝えた場面では、彼女の額が画面に大写しになっていたことを指摘し、『気持ち悪いでーす!』『キモいでーす!』と大笑い。ジャガーは特に気にしていないようでしたが、当たりが強いと驚いた視聴者もいたのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
このように、ジャガー氏に対する木下氏と大維志くんの態度は「どこか険がある」(同・前)という。
「それが顕著にあらわれたのは、酔っぱらったジャガー氏が、大維志くんの進学にあたり、『寮生活になる』と漏らしてしまったシーン。木下氏は笑いながらも『言ったらダメだろ』『まずいよ、ちょっと』『本当に危ない』とお怒りで、大維志くんはもっとあからさまに『これ以上、変なこと言われたら困る』『はい消えて』『さよなら』と、いらだっていました。大維志くんはインスタグラムで、後日学校名を公表すると言っていましたが、今はまだ伏せておきたかったのでしょう。ただそれにしても、父と子が結託して、母を攻撃しているようにも見えてしまいます。
振り返れば、以前から木下氏と大維志くんの言動が、『ジャガーを見下している』とネットを騒がせることは珍しくなく、2019年放送の『レディース有吉 世界の異常に若すぎる美女7人!禁断の若返り術SP』(フジテレビ系)では、ジャガーの顔について木下氏が『シミお化け』、大維志くんが『老婆』と言っていると明かされ、視聴者を騒然とさせたこともありました。今もそんな3者の関係性は変わっていないということでしょうか」(同・前)
「ジャガー横田ファミリーチャンネル」というYouTubeチャンネルを運営するなど、家族そろってメディアに登場する機会も少なくないジャガー一家。高校受験をきっかけに、“仲良しファミリー”のイメージに隠された、家族間の対立が浮き彫りになったともいえるが、いつかそれが、決定的な亀裂につながらないことを祈るばかりだ。