上田晋也

「4月6日から、くりぃむしちゅーの上田晋也さんがMCを務める日本テレビ系のバラエティー番組『上田と女が吠える夜』がスタート。現在のレギュラー番組の総数は12本になります」(スポーツ紙記者)

 '91年に相方の有田哲平とコンビを組み、昨年でデビュー30周年を迎えた上田。今では彼をテレビで見ない日はないほどの売れっ子となった。

「豊富な知識と語彙力から生まれる鋭いツッコミは芸能界随一。周囲への気遣いもできて場を盛り上げることにも長けているので、多くの番組でMCに起用されるのもうなずけます」(同・スポーツ紙記者)

 毎日“しゃべくり”まくっている彼だが、オフの日は別の顔を見せているようで─。

上田さんは多忙の合間を縫って、小学6年生になる長男が所属している少年野球チームのコーチをやっているんです。このチームの実力はリーグでも中の上くらい。地域に根ざした野球チームですよ」(上田の知人)

都内の野球場でユニフォームに身を包み

 確かに上田の趣味はスポーツ観戦。『Going! Sports&News(以下、Going!)』(日テレ系)のMCも務めるなど、スポーツへの造詣が深い。

「昨年2月にポプラ社から発売されたエッセイ本『経験 この10年くらいのこと』には一緒にお風呂に入ったり、宿題を見てあげたりと長男の成長を喜ぶエピソードが多く書かれています。野球を通して親子の交流ができるのがうれしいのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

 3月中旬のとある週末、都内の野球場ではユニフォームに身を包んだ上田の姿が目撃されていた。

この日は、息子さんが所属するチームの公式戦だったようです。上田さんもベンチの端に立ち、腕組みしながら試合の経過を静かに見つめていました。大きな声を出したり、指示を出したりすることはなかったです」(目撃した女性)

小学生の長男が所属する野球チームのコーチをしているくりぃむしちゅー・上田晋也。この日は公式戦だったが、対戦相手も気づいてない様子だった

 試合に集中し、テレビで披露している自慢の話術は封印。惜しくも長男のチームは負けてしまい、選手たちは悔しそうな面持ちでグラウンドを後に。その後、球場の外で円になってミーティングを行うと、居残りで走り込みを始めた。

その日の夜は『Going!』の生放送があるので、試合が終わったらすぐに帰るのかなと思ったのですが、走っている子どもたちの様子をずっと見てあげていました。コーチもしっかりやっているんだなと感心しましたよ」(同・目撃した女性)

 普段から“寡黙な”コーチとしてチームに溶け込んでいるようだ。

時間の許す限りグラウンドに足を運んで、キャッチボールの相手をしたりシートノックを打ったりと至ってまじめ。番組を通して知り合ったプロ野球選手から教わった知識をレクチャーしているから、息子さんを含めチーム全体の技術はメキメキと上達しているようです」(前出・上田の知人)

 出演するスポーツ番組で長男を紹介する日も遠くない!?