「仕事帰りにはみんなで“来年こそは紅白に出たいね”と言い合っていました。残念ながら私たちは出られなかったけれど、ついに息子たちが親の夢を叶えてくれました」
3月26日、銀座のカラオケ店のイベントスペースで、'80年代に活躍した元アイドルがバースデーライブを開催。約80人の観客が歌声に酔いしれていた。
「中森明菜さんや小泉今日子さんと同じ“花の'82年デビュー組”として活躍した3人組アイドルグループ『きゃんきゃん』の元メンバー・宇野(唐沢)美香さんがバースデーライブを行ったんです。実は宇野さんと一緒にグループで活動を行っていたメンバー2人の息子が、Snow Manの佐久間大介さんと、SixTONESの京本大我さんなんですよ」(参加した観客)
ファンの間で噂されていた都市伝説
'20年1月、ジャニーズ史上初となる同時デビューを果たしたSnow ManとSixTONES。切磋琢磨するライバルであり、デビュー前から共に活動してきた仲間だが、佐久間と京本がジャニーズ入りする前から深い関わりがあるのは、ファンには有名な話だ。
「先にジャニーズに入所した佐久間さんを追うようにして、京本さんもジャニーズ入り。小さなころは“きょも”と“大ちゃん”と呼び合っていたなど、アイドル誌のインタビューなどで2人は家族ぐるみで仲のよい幼なじみであることを明かしています」(アイドル誌編集者)
しかしふたりとも東京出身ではあるが、それ以外の共通点が見つからず、幼なじみであることを不思議がる声も。
「ネット上で2人の母親が『きゃんきゃん』というアイドルのメンバーだったらしい……という話が広まるようになって、納得しましたね。ただ、今も公には明かされていません」(アイドル誌編集者)
ジャニーズファンの間で都市伝説のように語られてきた母親の元アイドル説。宇野のライブでは、そんな噂を裏付けるエピソードが披露され、観客を盛り上げた。
「ライブの終盤のMCで“Snow ManとSixTONESで、親の夢を叶えてくれました! 2人は本当にいい子に成長して、頑張っています!”と明かしたんです。ネットの噂は本当だったんだと驚きましたね」(前出の観客)
メンバー同士の交流は40年経った今でも…
母親たちがいた『きゃんきゃん』はわずか1年ほどで解散してしまったが、メンバー同士の交流は40年以上たった今も続いているようだ─。
「宇野さんはSnow ManとSixTONESが同時デビューしたとき、“大介くんも大我くんも、小さなころから、家族ぐるみで交流していたから、デビューできてうれしい”と、喜んでいましたよ」(宇野の知人)
ライブ会場には佐久間と京本の母親の姿はなかったが、宇野が自身の息子についてトークする場面も。
「“うちの長男は芸能界ではないですが、20代で政治家になるという夢を叶えました”と、話してました。メンバーの息子たちがそれぞれ夢を叶えているなんてすごいですよね」(前出の観客)
ライブ終了後、ステージにも登場した宇野の次男に直撃。ジャニーズ入りするつもりはないかと聞くと、
「僕は野獣系。30歳で子どももいるからムリ」
と笑顔で対応してくれた。母親と同じ夢を追う息子もいれば、自らの道を切り開く息子もいる。どちらにしても母親にとって“自慢の息子”なのは間違いない!