3月17日、筑附の学校準備会に向かわれる紀子さまと悠仁さま

「最近の紀子さまは、だいぶお疲れの様子。首を痛めてつらそうにしていらっしゃるところもしばしばお見受けします。お身体のことはもちろんですが、メンタル面も少し心配です。どうやら、ご家庭でも孤立していらっしゃるようで……」

 そう明かすのは秋篠宮家に近い人物のひとりだが、秋篠宮家といえば9日、長男・悠仁さまが『筑波大学附属高等学校』に入学された。

反抗期のような振る舞いも

 入学式当日、報道陣からのお声がけに対して、

「今日入学式を迎えることができて、とてもうれしく思っています」

 と応じられた。高校生活の抱負については、

「学業に励みながら、興味を持っていることや関心を持っていることをさらに深めていきたいと思います。また諸行事などの学校生活も楽しんでいきたいと思います」

と語り、10時から始まった入学式に秋篠宮ご夫妻とともに出席された。

 毎年、東京大学に数十人の合格者を輩出する都内屈指の名門校である通称“筑附”。『お茶の水女子大学附属中学校』の3年間で最優秀グループの成績を残されたことで、両校の間にある提携校制度への推薦条件をクリアして合格された。

塾には通わず、自主的にコツコツ学習を毎日継続されていたそうです。秋篠宮さまもそのお姿をたびたびご覧になって感心されていました。春休みの間は、高校から出された各教科の課題に取り組まれていましたよ。

 筑附は1学年の定員が240名で、うち3分の2が附属中学校からの内部進学で、残りの80名ほどが高校からの入学生です。悠仁さまが通われていたお茶の水の男子生徒は全体のおよそ10分の1で少数でしたが、筑附は男女比率がほぼ同数。まずは新たな環境に慣れることが大切だと思います」(皇嗣職関係者)

 新生活に期待で胸を膨らませていらっしゃるはずの悠仁さまだが、お母さまとの“距離感”に変化が生じているという。

「悠仁さまは現在15歳で、思春期の真っ只中です。やはり年齢相応なのでしょうか、このごろは紀子さまに対して、まるで反抗期のような振る舞いも見られると聞いています」(宮内庁関係者)

「自分でも大丈夫かなと思う」と漏らされて

 実際、3月17日に行われた筑附の学校準備会に紀子さまとご一緒に訪れた悠仁さまは終始うつむき、紀子さまとは会話されることも目を合わせることすらもほとんどなかったのだ。

「悠仁さまの教育は主に紀子さまが主導されてきた印象があります。学校の長期休みを利用して、小笠原諸島や広島の平和記念公園に連れて行かれたり、北アルプスの槍ヶ岳を登頂されました。当主である秋篠宮さまは、日本全国を回ってその土地その土地の文化に触れたり、地元の人たちと交流することが大切だとお考えのようで、その方針に従って紀子さまは動かれているのだと思います。

 しかし、現在の悠仁さまはお父さまとお話しされる機会が多く、お母さまとは距離をとられているように思えます。生き物や自然体系などに関心が強い悠仁さまですから、ナマズやニワトリの研究者としての顔を持つ秋篠宮さまの方がお話が合うのかもしれません」(同・前)

 長女・小室眞子さんの結婚問題の件が尾を引いたことで、次女・佳子さまとの距離も離れたままだという紀子さま。

「新型コロナに関する専門家や、コロナによる影響を受けた人たちからの話を聞く際はオンラインなのですが、ご両親で1部屋、眞子さんと佳子さまで1部屋と、なぜか必ず部屋が分けられていたのです。眞子さんと小室圭さんの結婚を応援されていた佳子さまと、小室家に不信感を募らせたことで『納采の儀』を行うことを許さなかった秋篠宮ご夫妻の間には“溝”が生まれていたからでしょう。それは、今でもなかなか埋まらない状況だと聞きます」(秋篠宮家関係者)

紀子さまと佳子さま('19年5月)

 アメリカで生活する眞子さんを除いた4人の秋篠宮家において、紀子さまだけが“孤立”してしまっている状況のようで、周囲からは妃殿下のことを心配する声が上がっている。

「昨秋に眞子さんが結婚されて皇室を離れた直後の11月、今度は実の父親で学習院大学名誉教授だった川嶋辰彦さんが他界されました。同時期に大切な家族2人が遠く離れてしまうなんて……。当時、精神的なダメージはもちろんですが、“身体のあちこちが痛い”とか、“自分でも大丈夫かなと思う”と不安がられていたことも。秋篠宮さまとは以前から普段の会話が少ないとも言われておりますし、家庭内で孤立されているのだとしたら、体調面以外でも、今の紀子さまはかなりおつらい状況だと思います」(前出・秋篠宮家に近い人物)

 秋篠宮家を支える紀子さまの気苦労は、計り知れないーー。