2021年11月にプロ野球の北海道日本ハムファイターズの監督に就任した新庄剛志。就任記者会見で「優勝は目指しません」と驚きの発言をしたり、開幕カードでは連敗するも、「本当にやりがいのあるチームだ!」と前向きなコメントで野球ファン以外の心もがっちりつかんだりと、言動に注目が集まっている。そんな新庄の名言を集めた日めくりカレンダーがこのほど発売された。
《人生は一度きり。思う存分楽しむことがいちばんの仕事なんだぜ!》というキング・オブ・ポジティブな新庄語録が満載で、読むと元気をもらえること間違いなしだが、そのなかでも週刊女性記者がもっとも気になったのはこの名言。
《いちばん大事なのは心の整形》
これまでに何回も顔を整形しているという新庄。整形したことを隠さずに公表しているが、あるとき、整形していないのに「あれ、また、整形したの?」、「めっちゃ顔が変わったよ」と言われたという。実はそのとき新庄は、15年ぶりのプロ野球の現役復帰を目指すために毎日トレーニングをして、充実した日々を送っていたのだ。新庄自身もたるんだ肌がグッと上がってきたのを実感していた。
《いちばん大事なのは心の整形なんだよね。それが本当にわかった》
このほかにも、週女世代の心に響く名言がたくさん収録されている。週刊女性の読者に特別にちょっとだけご紹介。
新庄剛志の超ポジ語録でイヤなこと忘れて、毎日を明るく楽しく過ごそう!
ピンチの時こそ自然体に
新庄 「ピンチはチャンス」って考えちゃダメ。チャンスと考えると力が入ってしまうから。「ラッキー! こんな逆境で活躍したら、みんなが喜んでくれるやん!」って思わなきゃ。
ただただ、「楽しい」「面白い」「最高」って心を躍らせてみれば、自然と力が抜けるし、リラックスもできるから。何事もナチュラルがいちばんなのよ。(週刊プレイボーイ2022年8号「新庄剛志の開運ポジ語録」♯21より)
チヤホヤされた分だけ礼儀正しく
─新庄さんは上下関係にも気を使いますよね。
新庄 意外に思われるかもしれないけど、俺、上下関係にはけっこう気を使うのよ。先輩に対しては口下手になってしまうし、恐縮してしまうからね。以前、サウナに行ったら、中畑(清)さんがいて。急にバーッてお湯を掛けられて、振り向いたら中畑さんでもうびっくり(笑)
「中畑さん……おつかれさまです(小声)」って。恐縮しちゃってすぐに風呂を出たから(笑)
─え! お湯の掛け合いっことかしそうなのに(笑)
新庄 いやいや。俺はね、上下関係はちゃんとしてるから。ちやほやされたらされただけ、礼儀正しくしようと思ってる。だから、ほかの先輩たちにもよく言われるよ。「新庄ってちゃんと挨拶してくれるんだな」って。そりゃ挨拶はするやろ。いったい、俺はどう思われてるの?(笑)
目上の人に限らずね、人と関わる時にはいつだって礼儀正しさを忘れちゃいけないよね。(週刊プレイボーイ2022年12号「新庄剛志の開運ポジ語録」♯25より)
自分に勝つことが一番楽しい
新庄 俺にとって、自分に勝つことはそんなに難しいことじゃないの。でも、普通の人はさ、「さぁやろう」って何か始めても、だんだん慣れてきて、「今日はいいかな」ってなるでしょ。三日坊主って言葉もあるけど、3日、3週間、3か月のように3が付くタイミングで飽きがくる。それが人間のサイクルらしいよ。
それを乗り越えるためには自分に勝つしかない。やる気を薄れさせないことが大事だし、ほかの人を意識したらダメなんだよね。「あいつがあんなこと言ってる」とか「あいつに勝たないかん」とか考えてたら、余計な力が入って小心者になるから。大きな目標を持って、自分だけに勝ちゃいいの。自分に勝てれば、誰に負けてもいいんだよ。自分に勝つことがいちばん難しいけど、いちばん楽しいからさ。(週刊プレイボーイ2022年7号「新庄剛志の開運ポジ語録」♯20より)
朝起きたら「今日も楽しもう!」
新庄 例えば、今日も起きてすぐに「(疲労回復のための)液体窒素やりに行こう」って思ったの。「よし、そこに向かう途中で薬局行って、お昼は蕎麦を食べよっかな」みたいな。前の日から考えて予定を立てるというよりも、その日にやりたいことを決めることが多いかな。
俺はね、毎朝起きた瞬間に「さあ、今日も楽しもう!」って思うの。昔から毎日楽しいことを見つけて生きてきたけど、そういうことが習慣になれば、どんなことでも楽しめるようになると思うよ。(週刊プレイボーイ2022年8号「新庄剛志の開運ポジ語録」♯21より)