4月14日発売の『週刊文春』で報じられた、お笑いコンビ『天竺鼠』のツッコミ担当・瀬下豊の醜聞。3月末にも20代女性との不倫を同誌にキャッチされたばかりだったが、3週間と経たずに第2の“文春砲”を喰らった形。しかも、今回はーー。
「最初の不倫騒動は、交際期間2、3年とかなり深い関係ながらも、瀬下の奥さんから許しが出たことで騒動は収束。吉本もこれを“不問”として、各所で謝罪こそすれども仕事に大きな影響は出ませんでした。
ところが、続報では新たに2名からの告発。しかも、内のひとりは妊娠して出産を希望するも、彼に中絶を要求されたというのです。2人目の女性に対しては陵辱的・暴力的な行為を働いていたという、シャレでは済まされない内容でした」(ワイドショー芸能デスク)
記事が出る前に吉本興業に報告していたのだろう。4月13日の新宿『ルミネtheよしもと』、14日に群馬県藤岡市、15日に神奈川県伊勢原市で予定されているライブと、それぞれの出演を取りやめた瀬下。吉本も事態を重く受け止めていることが窺える。
文春の直撃取材の際には、《芸人に見切りつけようかな。次出たら芸人やめると決めていた。目茶苦茶やってきたからまた出てくるだろうし。今回ばかりは笑えないですしね》と観念した様子を見せていただけに、このまま“引退”も現実味を帯びてきている。
SNSだけを「非公開」にした理由
さらに拍車をかけるように、4月14日未明には自身のツイッターやインスタグラムなどのSNSを「非公開」とした瀬下。おそらくは進退を伺っている身の今は、その間の芸能活動は全て“自粛”ということか。
「瀬下さんがSNSに“カギ”をかけたのは、それだけが理由ではないでしょう」とは、バラエティ番組に携わる放送作家。では、自粛以外のどんな目的が?
「事実確認を含めた聴取を行っている段階で、まだ“処分”と決まっているわけではありません。現に、YouTubeチャンネル『全力戦士セシタマンチャンネル』は公開中ですからね。瀬下さんがSNSを封鎖したのは、お子さんに関する多数の投稿をしていたからでしょうね」
瀬下には中学生の長男、そして小学校高学年の長女がいる。かつてテレビで妻を含めた家族写真を公開し、SNSでも子どもたちとの日常を投稿する“よきパパ”の顔をのぞかせていた。最初の不倫騒動後には、報道陣に《娘は“怒ってる”って言ってました。息子は“ノーコメントで”って言ってました》と、子どもたちから“お叱り”を受けたことも明かした瀬下。
SNSに子どもを“顔出し”していた
「多感な年頃だけに、“父親が女性を妊娠させて、さらに中絶を要求していた”と知ったらショックですよ。そして怖いのが、子どもの顔出しをしていたことでSNSを通じて批判、誹謗中傷の矛作が向く可能性があること。家庭内では子煩悩だっただけに、まず“子どもは守らなければ”と早々に非公開にしたのだと思います」(同・放送作家)
一方で、この対応に穿った見方も聞こえてくる。というのも前回の不倫相手を含めて、告発した女性は元は瀬下のファンで、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)を通じて関係が始まったとの記述がある。
「奥さんとの出会いも、彼女のブログを見て一目惚れした瀬下がコメントを送ったことから始まったといいます。つまりは“ネットナンパ”で、不倫騒動と同様の手口だったということ。“もうしない”という己への戒めとして封鎖したのか、それとも過去の投稿の中に見られてはマズいやりとりでも残っていたのか(苦笑)」(芸能リポーター)
このまま芸人引退か、それともワンチャンスが残っているのか。
※追記:4月14日午後、瀬下は自身のツイッターとインスタグラムを再開。やはり、多数の投稿があった子どもたちの画像は全て削除されていた。父親の“不祥事”に彼らを巻き込みたくない一心で、SNSを整理したのだろう。