4月14日に自身のYouTubeチャンネルを更新、【炎上してる牛宮城に炎上した私達が乗り込んだ】とのタイトルで動画を投稿したてんちむ。同じくユーチューバー・ぷろたんと一緒に、元『雨上がり決死隊』宮迫博之がプロデュースする焼き肉店『牛宮城』を訪れた様子を公開した。
個室内やトイレなどのこだわり内装、設備を紹介したり、自慢の料理を食レポしたりとトークを交えながら『牛宮城』を堪能する2人。そして動画の後半で宮迫本人が登場。
先輩ユーチューバーのてんちむから《もうYouTube慣れました?》と質問されると、《慣れたんだけど、終わりがない……。でも、52歳になったんで、いい意味で、やりたいことを振り切ってやろうかなと》と、神妙な面持ちで語り出す宮迫。
その様子に《宮迫さん、そう、酔ってるのよ。酔うと宮迫さん、話長えの》と、言い放ち大笑いする彼女に“おい!”とばかりにツッコミながらも、苦笑いして下を向くのだった。
その後も、自身が注文した約9万円の高級シャンパンを飲みながら、《宮迫さん、お酒入ったら(焼き肉の)味より自分の話だから》イジることをやめないてんちむ。ならばと、宮迫がお店で提供する交雑牛のウンチクなどの“味”の話をしだすと、“長くなりそうなのでカット”と早送りされる始末。
一瞬、イラッとした表情を見せる宮迫
この扱いに流石にイラッとしたのか、据わった目でカメラの方を睨むように「おいっ!」と声を上げるも、すぐにシャンパンが注がれたグラスを持って3人で「いえ〜い」と乾杯を促す宮迫だった。
すっかり酔っ払った店主が退席しても、2人のぶっちゃけトークは止まらない。ぷろたんが《俺、人の話聞くの苦手だからさ、(宮迫に)ゆっくり喋られるともう飽きちゃうんだよ》と明かすと、《(この場にいる)誰しもが(宮迫の話を)飽きてた》と言いたい放題のてんちむだった。
「ここまでいじり倒されて、宮迫さん、よく怒りませんでしたね」と、苦笑いするのは老舗芸能プロのマネージャー。
「バラエティー番組では司会として“回す”立場だっただけに、ひな壇芸人をイジって笑いにすることを得意にしていたイメージ。プライドの高い彼が、一回りも二回りも年下の、しかも芸能人ではなくユーチューバーにイジられるとは……。
つい最近まで、テレビの第一線で活躍していた宮迫さん。まるで飲み会の席で若者に絡んで、後でウザがられるおじさんを見ているようで少し寂しくなりましたね」
もしも、相手にしていたのが可愛がっていた後輩芸人だったならば、「話長え」などとダメ出しされることなく、「兄さん、さすがっすね!おもろいわ!」との“接待”を受けながら気持ちよく聞いてくれたことだろう。しかし、現在の宮迫が住んでいるのはテレビの世界ではない。
登録者数で“上下関係”が決まる
「YouTubeの世界では数字こそが上下関係ですから」とは、ユーチューバー事情に詳しいITライター。
「チャンネル登録者数や再生回数が多いトップユーチューバーこそ正義。数字が多ければ上に、数字が低ければ下に見られる世界なんですよ。だからこそ、数字を上げたいユーチューバーはトップに擦り寄り、時に絡んではコラボを画策しようとする。
宮迫さんにとって、てんちむらは自分よりも上にいる“お客さま”。『牛宮城』に来てもらうことで宣伝になり、彼女たちとっても動画のネタになることから“win-win”の関係で成り立っているのです」
現時点でのチャンネル登録者数が138万人の宮迫に対して、てんちむは167万人、ぷろたんは208万人。つまりは彼女たちの方がユーチューバーとして“上”になる。さらに宮迫が決して“怒ることができない”のが、登録者数474万人のヒカルだ。
「『牛宮城』も元はと言えば、宮迫さんが“ヒカルくん”と呼ぶ、20歳以上も年下のカリスマユーチューバーとのコラボから始まりました。そのヒカルが“宣伝隊長”を務め、彼に近しいトップの面々たちも来店して盛り上げている『牛宮城』。
ただ、先日には提供する和牛の表示偽装が発覚したばかり。次に評価を下げるような問題を起こせばヒカルから、YouTube界から“リストラ”されかねない宮迫さん。今は、年下ユーチューバーを相手に接待をせざるを得ない立場なのでしょう」(前出・ITライター)
宮迫が彼らの“上”に立つ日は来るのだろうか。