4月10日、暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和氏が『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』のチャンネル登録者数が100万人突破したことを記念し、生配信で爆弾を投下した。
脱税疑惑や、ONE OK ROCKのボーカルTakaとのトラブルや女性関係、ステマ疑惑、沢尻エリカとの密会などさまざまな過去を暴露された。
これより前に暴露を受けた城田優や綾野剛も、出演予定のドラマが取り消されるといったともなく、仕事に影響を受けていない。また、かねてから本人がハードルを上げていた“100万人記念の爆弾”が、これまでの放送でお馴染みだった真剣佑についての暴露のみだったことも視聴者をガッカリさせたのか、《「ガーシーch」に視聴者ソッポ? 新田真剣佑を“生贄暴露”もサプライズなしのドッチラケ》(日刊ゲンダイ)といった記事も出てしまうことに。
降板するまでやる
「ガーシーさんもこのYouTubeをはじめたきっかけについて、詐欺を働いた被害者に返金をすること、そして“私怨”であることを明言しています。そのなかでも、真剣佑さんに対する怒りは人一倍強い。曰く、YouTubeで暴露を始めてから、真剣佑さんが知人に頼み込み、ガーシーさんの“家族を脅かす”行動をとったからだと語っていました。それもあってか、100万人記念のトークも語気がかなり荒かった」(スポーツ紙記者)
俳優として引っ張りだこの真剣佑は今後、 実写版『ONE PIECE』(Netflix)やハリウッド版『聖闘士星矢』など、大型作品への出演が控えている。東谷氏は“降板するまでとことん(暴露を)やる”と宣言した通り、攻撃の手を緩めることはなかった。
4月14日に『【証拠LINE】ま○けんのLINEすべて晒すで〜』とのタイトルで、生放送で話した内容の“裏付け”となるスクリーンショットを大量に掲載したのだった。
「ガーシーさんは、自身が真剣佑さんにLINEのスクリーンショットで化粧品やミネラルウォーター、整体院、クリニックなどさまざまなジャンルの企業のステマを斡旋していたことを示すやりとりを載せていました。
インスタグラムにステマを投稿するにあたって、『タグ付け』『ハッシュタグ複数』『感想文』『写真は本人写り込み』といった基本条件があったことも見受けられます。みるに、1投稿あたり100万円や150万円といった記述も。さらに、実際に真剣佑さんがインスタにアップした投稿とされるスクリーンショットもあわせて公開したのです」(同・スポーツ紙記者)
証拠となるような爆弾を投げ続ける東谷氏に対し、真剣佑は今でも沈黙を貫いているが──。
“コメント制限”と“見つからない投稿”
「暴露を受けた11日までに真剣佑さんのインスタに“コメント制限”をかけたと複数のウェブメディアに報じられました。確認したところ、現在はツイッターもコメントができない仕様に。また、インスタ投稿一覧のなかから、東谷さんが暴露した過去のステマ投稿のポストを見つけることができないんです。こちらについても削除しているのでしょうか……。
これは無視を貫いているようで、“ガーシーの投稿は見ている”ことを証明してしまってはいないでしょうか。同じく暴露された綾野剛や城田優は完全に無視を決め込むことで“疑惑”に対応しましたが、果たして真剣佑さんのこの行動は得策といえるのか」(芸能プロ関係者)
暴露にあった整体院のアカウントを検索してみると、真剣佑が同院を訪れていることがわかる投稿を複数発見できた。インフルエンサーマーケティングを担当する広告代理店関係者はステマの闇についてこのように語る。
「ステマ業界ではフォロワーひとりあたり1円というレートが基本なので、フォロワー数が多ければ多いほど報酬も大きくなる。影響力のあるタレントであれば、かなり稼ぐことができます。
かねてから『#PR』のハッシュタグをつけることなく企業や商品を宣伝することは、芸能人やインフルエンサーの間で蔓延(はびこ)っているのですが、それがアウトかの境界線はグレーゾーンです。そんななかにあって、事実かどうかはわかりませんが東谷さんが公開したギャラをめぐるやりとりはかなり生々しかったですね」
ファンは“自分の言葉で否定しほしい”気持ちでいっぱいだろう。