「大方の予想どおりでしたが、3年間にわたる海外留学はいったい何だったのか……。今回の不合格で就職先との雇用継続や、ビザの問題が再び少なからず取り沙汰されるでしょう。眞子さんとの結婚生活は、いったいどうなってしまうのか……」
そう心配するのは、皇室担当記者。日本時間で4月15日、秋篠宮家の長女・眞子さんの夫である小室圭さんが受験した、アメリカNY州の司法試験に2度目の不合格になったことが判明した。
眞子さんから「就職と試験は別」
「NHKの取材によると、小室さんが日本で勤務していた法律事務所の奥野善彦所長は、圭さんから“残念ながら落ちました。合格点に5点足りず、とても無念です”“次は7月に挑戦します”などと報告を受けたそうです。
合否が判明した日の夕方、秋篠宮家を支える職員の最側近である加地隆治(かちたかはる)皇嗣(こうし)職大夫が会見で“(不合格は)報道で知った”と明かしました。秋篠宮ご夫妻はどう受け止められているかについては“聞いていない”と答えましたが、当然眞子さんから報告はあったでしょうね」(宮内庁関係者)
昨夏行われた試験を初めて受けた受験者の合格率は78%で、今回が2度目となる受験者の合格率は30%だった。
「再受験の人たちは働きながら勉強することが多く、勉強不足で合格率が一気に下がります。圭さんもNY州の法律事務所で法務助手として夜遅くまで働いているそうですから、受験勉強との両立に四苦八苦していたのは想像に難くありません」(NY州弁護士)
義理の息子の“再”不合格に秋篠宮さまもさぞ気落ちされているかと思いきや、実情は異なるようだ。
「殿下は、圭さんの合否の行方を大して気にされていないと思いますよ。昨年11月ごろ、圭さんが1回目の司法試験に落ちてしまったことについて聞かれた殿下は“(試験に落ちることは)織り込み済みだった”とおっしゃったのです。
というのも、事前に眞子さんから“就職と試験は別”、つまりは、法律事務所に就職できても試験に落ちることはあると伝えられていたそうです。殿下としても、試験結果よりも職を得られていることが肝要とのお考えでした。しっかりと自分たちの稼いだお金で、工夫を重ねながら身の丈にあった生活をしてほしいというのが、殿下のご希望です。なので、圭さんが試験に落ちたことに対して憤りや大きなショックはお見受けしておりません」(秋篠宮家関係者)
とはいえ、秋篠宮さまは圭さんに“負の感情”が溜まっているのは間違いない。
「昨年4月に圭さんが公表した、小室家が抱えていた金銭トラブルを詳細に説明する28ページにわたる文書について、殿下は“注釈はもっと簡潔にすべき”とか、長過ぎる内容に“誰に向けて書いたのかわからない”と近しい関係者に漏らされていたのです。
昨年11月のお誕生日会見でも、圭さんを“娘の夫”といった表現で、決して名前で呼ぶことすらなく……。久しぶりに圭さんと再会した際のことを聞かれても“印象に残ることは特になかった”とご回答。なんでも、“小室文書”が出る前までは“小室家が結婚を辞退することもあり得る”と周囲に語っていたそうで、最後まで結婚を認めたくないお気持ちだったのでしょう」(同・前)
眞子さんが家計を助ける日も
一部では、今回の試験に不合格だった場合、圭さんが現在勤めている『ローウェンスタイン・サンドラー法律事務所』を解雇になる可能性が高いと報じられている。さらに、学生ビザを延長してアメリカに滞在しているとされる圭さんだが、有効期限が迫っており、就労ビザに切り替えなければならない。しかし、勤務先に解雇されてしまうと就労ビザの取得は困難になるが……。
「“試験に落ちたら強制帰国”といった報道もありましたが、帰国どころか事務所に解雇されることも直近はないと思いますよ。その証拠に圭さんは、7月下旬に控える司法試験を再々受験すると周囲に公言していますから。つまり“ビザの問題は解決した”ということでしょう。
おそらく圭さんは、就労ビザを取得できたのだと思います。アメリカの就労ビザは抽選ですが、今年の3月下旬に抽選結果が出ていますから、無事に当選したからこそ、7月の試験に臨むことができるということなのでは」(在米ジャーナリスト)
万が一、圭さんが事務所を“クビ”になるときが来ても、眞子さんが小室家を支える準備は万端のようである。
「眞子さんがNY州にある世界有数の規模を誇る『メトロポリタン美術館』で無給のボランティアとして勤務していると、イギリスのタブロイド紙などが報じたのです。眞子さんは日本で『インターメディアテク』という博物館で研究員として勤務していましたし、自身のキャリアを生かせる絶好の場所。日本画家の出展の仕事に取り組むキュレーターとして勤務しているそうですが、小室家の家計を助けるため、いずれは有給勤務に切り替えることも十分あり得ます」(同・在米ジャーナリスト)
不甲斐ない夫と“別れる”という選択肢
実は、小室さん夫妻の婚約が内定した‘17年の時点で、「おふたりはアメリカで暮らす意向のようだ」と報じられており、眞子さんはかねてからアメリカでの生活や、文化施設での勤務を視野に入れていたに違いない。
すべては眞子さんの計算どおりーー。しかも、仮に圭さんとの結婚生活がうまくいかなかった場合のことすら周囲に言及していたというのだ。
「あれは昨秋、結婚直前の時期だったと思います。圭さんとの結婚生活について話が及んだ際、眞子さんは“ダメだったら別れちゃえばいい”と冗談交じりで周囲に漏らしていたそうで……。あれだけ世間を騒がせて、秋篠宮家へのバッシングを呼び、ひいては皇室全体に多少なりとも迷惑をかけた結婚問題にまで発展したのに、そう簡単に“別れる”という言葉が出たと聞いて、あ然としました」(眞子さんの知人)
眞子さんからすれば、民間の生活を送ることは初めてのことばかり。結婚生活に不安を抱えるのは当然だろう。
「確かにふたりの交際期間は長いといえど、もちろん結婚前に一緒に暮らしたことはなく、3年間は日本とアメリカの遠距離恋愛でした。ましてや、眞子さんは留学以外で一般の人と同じような生活を経験したことがありません。初めて尽くしの中で、アメリカでの新婚暮らしに果たして順応できるのか、という不安はあったようです。
しかも、小室さんはNY州弁護士になれるかどうかもわからない時期でしたから。あくまで眞子さんは“そういった可能性もある”というニュアンスでのご発言だったのかなと思いますが。でも、圭さんがこのまま試験に落ち続ければ“弁護士になる前提で採用した”今の勤務先は、いずれ彼を“切る”可能性は十分ある。
一方の眞子さんはキュレーターとして手に職もあって仕事には困らないわけですから、不甲斐ない夫と“別れる”という選択肢も当然、浮上しますよね……」(同・眞子さんの知人)
眞子さんの言葉が現実にならないことを祈りたい。