多部未華子

 二宮和也と多部未華子が共演中のTBS系ドラマ『マイファミリー』が好発進。

「初回視聴率は12・6%でした。多部さんは娘を誘拐した犯人と戦う母親役。最初から目まぐるしく、ジェットコースター的にストーリーが展開します。

 2019年に結婚した写真家の熊田貴樹氏との間に、昨年お子さんが生まれましたが、すぐに仕事復帰しました」(テレビ誌ライター)

 公私ともに絶好調な多部。実は、彼女は都内一等地に新築された高級マンションの部屋を次々と購入しており、今や3物件を所有している。

独身時代の2011年に超都心の人気エリアに建ったマンションを購入。2013年には、やはり新築で別の人気エリアにあるマンションの広い部屋を買って住むようになりましたが、最初の物件は手放しませんでした。

 今は2018年に購入したさらに広い部屋のマンションに住んでいますが、3部屋ともすべて所有したままです。どの物件もタワーマンションではありませんが、一流ディベロッパーの高級物件です」(不動産業界関係者)

 以前住んでいた物件は、賃貸に出して活用しているらしい。

派手にお金を使うタイプではない

 多部は2020年に『an・an』のインタビューで《高いところは怖いので無理です》《実は、趣味がないのが悩みなんです》《派手にお金を使って生きるタイプでもないですし》と語っていた。

 夫の熊田氏もオフィスとして使うため、都内一等地に3階建ての一軒家を持っている。令和の“不動産王”夫婦なのだ。

 堅実な性格は親譲りなのだろうか。東京郊外にある実家を訪ねると、父親に話を聞くことができた。

 まだ0歳の孫を多部が連れて来ているか尋ねると、

抱っこはしましたけど、ここにはほとんど来ませんよ

 都心で暮らす多部のもとに通っているのか聞くと、

「そうですね。妻が行っています。僕はあまり行っていないんですよ。仕事が忙しくなってしまって」(多部の父親、以下同)

 多部の父親は映像ディレクターとのことで、60代になってセミリタイアを考えているが、オファーが途切れず、今も多忙なのだという。

芸能界は水商売みたいなもの

 彼女が都心に3部屋のマンションを所有していることについては、

多部未華子と二宮和也が15年ぶりに共演している日曜劇場『マイファミリー』(番組ホームページより)

「私は関知していないです。すべて母親がやっていますので。妻は経理の仕事をしていたんですよ。そこはしっかりしているので。ある意味、芸能界は“水商売”みたいなものじゃないですか。何が起こるかわからないから、先のことを考えながら、備えておくというのが母親からのアドバイスなんですよ」

 不動産投資で将来に備えておけば安心だということなのだろう。

 産後すぐに復帰したことについては、

うちはやりたいことはやれば、という放任主義です。子どものころに女優を目指したときもそうでしたし、母親もその考えです。まあ、頑張っていると思いますよ。本人の力だけではなくて、所属事務所の方たちがしっかりしていて、応援してくれる人がいるおかげです。本人はただ頑張るしかないんだから」

 18歳のときのインタビューで《いまのわたしにとって一番大事なのは家族》と語っていた多部。

 そして今も、心から信頼する“マイファミリー”のおかげで仕事に打ち込むことができるのだ。