《仕事や地方に行っている最中…毎回毎回母に子供達の写真をわざわざ撮らせて送らせてるのはもうやめてもらえませんか??(中略)母は写真を撮るのが苦痛です。昔の昔から撮る事が苦手です。写真を撮る事が母には大きなストレスです》
4月16日に市川海老蔵への苦言を呈したのは義姉の小林麻耶。1日に何度も更新される海老蔵のブログに載せるための画像を義母に送らせているとし、強く批判した。
今年の3月21日に夫の國光吟(あきら)氏とYouTube上に『暴露動画』をアップしてからというもの、動画にブログにと海老蔵への“口撃”が続いている。麻耶がブログで海老蔵から謝罪があったことを明かしつつも“許さない”と綴っていることからも、今後も彼女が手を緩めることはなさそうだ。
そんななか、沈黙を貫いていた海老蔵がついにこの一連について『週刊文春』(4月28日号および電子版)で口を開いたのだった──。
麻耶の暴露を“認める”ところが多く
《「墓場までもってくつもりでした」海老蔵 直撃130分》
海老蔵へのインタビューは5ページにわたり行われた。「亡くなった妻・麻央さんの病室で競馬に興じていたこと」「麻央さんへ施した気功療法について」「インフルエンサーをSNSナンパし、パパ活報道」「麻耶に謝罪した日の真相」など──。麻耶が暴露したことや、直近にあった女性関係の報道など、さまざまな疑惑について答えるといったかたちで記事は構成されている。
「4月の頭に尾上菊五郎が取材会で『今年、團十郎が誕生しそうだ』とポロリと漏らしたことからも察せられるように、コロナ禍などで’20年5月から延期になっていた海老蔵さんの“團十郎襲名”が年内に実現する方向で進んでいるそうです。このタイミングで『文春』の取材に応じたのには、早く騒動を収束しなくては、という思いがあるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
告白のなかで特筆すべきは、ブログで“小林麻央さんから手紙が届いた”であったり、“神田沙也加さんが降臨と主張”の投稿だったりと、にわかに信じがたい発言を繰り返す小林の暴露内容ついて認める部分も少なくなかったこと。
「暴露が連発するきっかけとなったのは麻耶さんと夫の國光氏の離婚について、『世間に公表しなくていい』とアドバイスしたにも関わらず、許可もなく離婚を示唆するような『おかえり』とタイトルのつけられたブログを書いたこと。この件について海老蔵さんは、誤解を生むような表現だったとし、“勝手な投稿をしてしまった。浅はかだった”と認めた。
病室で競馬の件も、深刻な雰囲気にならないようにという意図でやったと主張。“麻耶さんが不快に思われたのなら本当に申し訳なく思っています”としました」(前出・スポーツ紙記者)
「襲われた」というのは“誤解”
しかし、記者に『海老蔵に襲われた』と麻耶が主張するブログ投稿について聞かれたときの回答について、さる梨園関係者は「歯切れが悪いような……」と疑問を呈した。
ここで振り返りたいのが、3月27日に更新された《海老蔵から襲われた時の話》とのタイトルがつけられたブログの中身だ。事が起こったとされるのが、麻央さんが亡くなってすぐのこと。姪と甥の世話を手伝うために海老蔵の家に寝泊まりしていたときのこと、部屋で寝ていると、
《上から重たいものが覆いかぶさってきました 目を開けると海老蔵が私の上に覆いかぶさっていました 海老蔵が私の耳元で 愛してるって言って まおがいなくなって寂しいんだ あまりの恐怖に声が声が声が声が出ませんでした》(原文ママ)
この場から逃れたい恐怖から「好き」と言うしかなかった麻耶。“人生最大の嘘をついた”という彼女を海老蔵は解放することなく、そのまま「どこが? どこが好きなの?」と囁いたのだという。どうにか「外見」だと絞り出すと、
《がいけん? うける 麻耶ちゃん俺の外見、好きなんだ ようやく私の上から海老蔵はいなくなり部屋から出ていってくれました 本当に女なら誰でもいいんだなと怒りが込み上げてきました》
これについて事実か、文春記者に問われると、このような弁明をみせた。
「誤解を招くようなことがあったのかもしれませんが、実際にそのようなことはありません」
誤解を招くとは? とつっこまれると、「要は勘違いされている」。覆いかぶさったことはないということ? には「そうです。実際、男女関係はないですから」としている。
“誤解を招く”の内容について、「『好き』と言ったり?」と問われた海老蔵はこのように答えたのであった。
「いや、『好き』って……。分からないです。私はお互いに支え合っていたということだと思っています」
なぜ“やんわりとした否定”なのか
前出の梨園関係者はこう続ける。
「パパ活報道について“もう反省です”など、いろいろな質問に回答してきた海老蔵さんですがこの“海老蔵に襲われた”のパートになると、急に否定が曖昧に、トーンダウンしている気がしました。麻央さんが亡くなられたばかりの当時は、確かに子どもの母親がわりとして一日中一緒にいました。それだけに、海老蔵さんのいう“誤解を招くようなこと”が何なのかは気になりますね」(別の梨園関係者)
これについては、別の見方をする者も。
「麻耶さんの暴露は密室で行われたことかつ、今となっては証拠もないこと。また、内容が内容だけに“そのような行動や発言は事実無根”と本来ならばもっと強く否定すべきでしょう。しかし、麻耶さんはいまだに海老蔵さんに“臨戦体制”。下手に強い否定で彼女を刺激してブログで再びこのことを蒸し返されるのも困る……ということで、やんわりとした反論がベターというところに落ち着いたのでは? お子さんへの影響を考え、麻耶さんのブログやYouTubeには神経を尖らせていると聞きますし」(別の梨園関係者)
海老蔵はこの記事の冒頭で、「子供たちやお義母さんのためにも、ここで終わりにしなくてはいけない。全てをお話しすることにします」とインタビューを受けた理由について語っていたが、
「今後も麻耶さんが海老蔵さんのことを綴るのはやめないでしょう。ただ、今回の一件で世間からの批判に沈黙し続けていたことへのケジメをつけたかたち。世間にというよりは梨園内におけるケジメ。“ブログに書く”でなく“週刊誌で語る”を選んだのも、『最初で最後』というニュアンスがより強く出るからではないでしょうか。今後は批判があっても無視を貫くことができる」(同・別の梨園関係者)
これで一件落着、といけばいいのだが──。