連続テレビ小説『ちむどんどん』にてヒロイン・暢子(黒島結菜)の姉で、小学校教員となる良子を川口春奈が演じている。朝ドラは今回が初出演で初めは緊張の毎日だったそう。そんな彼女に沖縄撮影や、比嘉家のきょうだい(黒島、竜星涼、上白石萌歌)との裏話を聞いてみました。
緊張の毎日だった
「演じる良子は長女ですごいしっかり者。責任感も正義感も強い女性なんです。一方で恋だったりと年頃の女性ならではの悩みも抱えていて、もがきながら成長していく姿は女性としてすごく共感できる部分でもあります。その完璧じゃないキャラクター像を、見ている方たちにもポジティブに受け取ってもらえるよう演じたいと思います」
第3週になり『ちむどんどん』の比嘉家4きょうだいも子役から大人たちへとバトンタッチ。ヒロイン・暢子(黒島結菜)の姉で、小学校教員となる良子を川口春奈が演じている。朝ドラは今回が初出演。初めは緊張の毎日だったそう。
「出演者がすごく多いですし、どういうふうに撮影が進んでいくのかなと思って最初は緊張していたんです。でも、いざ撮影が始まるとすごく順調で、家族の話ということもあり、みなさんとコミュニケーションを取りながら本当に温かい空気の中でお芝居をさせていただいてます。普段の3か月で終わるドラマとはまた違う雰囲気を楽しんでいます」
自分へのご褒美でお寿司を食べに
昨年12月には沖縄で撮影が。このロケで比嘉家のきょうだい(黒島、竜星涼、上白石萌歌)の絆がグッと深まったそう。
「やっぱり沖縄のホテルで4人でご飯を食べたり、いろんなお話をさせていただいた時間が大きかったなと思います。結菜とは2人でご飯に行かせてもらったりもしました。私の話をいろいろ聞いてくれて、年下なんですけど彼女自身が長女ということもあるのか、とてもしっかりしているんです。逆にお姉さんみたいな感じがします」
川口自身は三姉妹の末っ子として育った。
「姉たちと年が10歳くらい離れているので、物心がついたときはもう高校生とか大学生だったんです。なので、みんなに可愛がってもらっていましたし、感覚的には一人っ子みたいな感じで育ちました。いまでも仲がいいので連絡もとります。大人になってからのほうがご飯に一緒に行ったりと、遊ぶ機会が増えましたね」
そんな彼女が“ちむどんどん(心高鳴る)”するのがこんなときだそう。
「音楽が好きなのでライブに行っているときとか、食べるのも好きなので食事しているときとか。特にお寿司は自分へのご褒美として食べに行ったりします(笑)。あと旅行も。意外とアクティブなほうかもしれません。今度また沖縄でロケがあるのですが、時間があったら古宇利島に行ってみたいんです。知り合いがやっているお店がいくつかあるので、そういうところを覗いたりして。前回のロケでは行けなかったので行けたらいいなってひそかに思ってます」
〜沖縄ことばは大変〜
「私は長崎出身なんですけど、沖縄のことばはそれとも全然違いますし、初めて聞く言葉が多くイントネーションも難しいんです。特に長いセリフや感情的に表現するセリフは音のリズム感がなかなかつかめないときもあります。結菜は沖縄出身なので地域によってことばが違うとは言っていましたが、“本当にこういうふうに言うの?”とか聞いたりして教えてもらったりしていますね」