若手実力派女優・伊藤沙莉(27)の熱愛が明らかになった。
熱愛発覚の伊藤沙莉、ネットも祝福ムードのワケ
相手は、脚本家の蓬莱竜太(46)。食事デートから愛の巣に帰るところを写真誌に直撃されると、
「えーまじで、まじで。こういう感じなんですね(爆笑)。びっくりしたー!」
彼女は気さくに対応。報道された翌日には、自身のツイッターで、
「彼から猛アプローチっていうのはwww お互いにってやつですよ(略)#18歳差」
と、報告した。なお「#18歳差」というのは、20歳差と報じられたのを訂正したものだ。
そこに兄の芸人・伊藤俊介(オズワルド)も便乗。
「M-1も妹もおじさんに獲られました。(略)#俺とは13歳差」とツイートして、笑いをとった。
注目すべきは世間の反応で、とにかく祝福ムード一色。そこから見えてくるのは、彼女が今、めったにないほどのおいしいポジションにいるということだ。
というのも、彼女はいわゆる「美人女優」という枠で勝負していない。メインを張れるほどの顔ではないことが子役時代からコンプレックスだったとして、
「容姿だけで、視界に入れてもらえなかったこともあって、それが嫌だった」
と、告白している。しかし「美人女優」枠から早期に降りたことにより、彼女は演技で勝負している実力派という評価を獲得。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、とはこのことだ。
そして、もうひとつのコンプレックスというのが低音のハスキーボイスだ。これもまた、ナレーションや声優の仕事などでも武器になっているほか、特に同性からの好感度につながっている。
なぜなら、女性が女性の性格を想像する際、声やしゃべり方によって判断するところが大だからだ。甘えた高音で舌足らずに話す女性が、女性に好まれる「サバサバ」タイプに認定されることはまずない。
伊藤本人は自らを「粘着質」だと分析。共演経験のある千葉雄大から「付き合っていた彼氏全員に、明日、私が死んでも後悔しないくらい私を愛してと伝えていた」というエピソードも暴露されている。そんなところもほどよくカムフラージュされるのである。
では、実際、彼女はどういう人なのか。興味深いのは、今年2月『あさイチ』(NHK総合)でしていた発言だ。
伊藤沙莉は“不思議ちゃん”
占い師に「あなたは人間じゃない、妖精なんです」と言われたと告白。サンタクロースの手伝いをする種族だそうで「どうりでクリスマスも好きだし」と納得したという。
子役時代にも共演した高岡早紀から「沙莉って妖精みたいだよね」とも言われたそうで「私、妖精ってカミングアウトしてないのに」と続け、MCたちのビミョーな反応に「不思議ちゃんになりたいわけじゃないんですけど」と付け加えた。
いや、それって十分に不思議ちゃんだろう、と思わずツッコんでしまったが──。そんなところが熱愛の相手である、18歳上のおじさん業界人にはたまらない魅力なのだと思われる。
しかも、不思議ちゃんは女優として売れ続けるために有利なキャラ。古くは大竹しのぶ、最近だと綾瀬はるか、吉高由里子などがこのタイプだ。
思えば、熱愛の相手がイケメンの人気俳優とかではないのもよかった。まさに、嫌われない要素の集合体である。
こうしてみると、伊藤ほど「持ってる」女優もなかなかいないのではないか。これほどおいしいポジションにいることを、世間に気づかせないところも含めて。