田口淳之介

《あ、今日5月16日で、芸能生活23年になったみたいです。(中略)ちなみに、独立してからもう6年経ってます。時が経つのは早い!!》

 SNSで自身の芸能生活をしみじみ振り返るのは元KAT-TUNの田口淳之介。彼の語る独立後の“6年”は、まさに波瀾万丈だった。

「2016年にジャニーズ事務所を退所し、ソロ活動を始めましたが、2019年5月には交際相手でタレントの小嶺麗奈さんとともに大麻取締法違反の容疑で逮捕。2020年11月に芸能活動を再開させましたが、当時はコロナ禍の真っただ中だったため、イベントごとは軒並み中止。思い描いていた独立後のビジョンとはかけ離れてしまったでしょうね」(スポーツ紙記者)

 先行きの見えない未来の中で感じた不安は、4月7日に配信されたネット番組の中でも垣間見えた。

「極楽とんぼがMCを務める『迷えるとんぼちゃん』にゲストとして出演。加藤浩次さんの“KAT-TUNに戻りたいか?”という質問に対して“機会があれば、それは全然アリだと思います”と発言。さらに“もう1回、同じステージに立ってどういったことができるのか興味がある”とまで答えていました。アイドル時代に未練タラタラという感じですが、低調ぎみの田口さんからすれば、当然の発想なのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 この発言には、KAT-TUNを長らく応援しているファンから戸惑いの声も。

「田口さんがグループを抜けたのは、赤西仁さんや田中聖さんが辞めて間もなくのこと。彼の退所が結果的にグループを“充電期間”という活動休止状態に追い込んだわけですからね。あれだけグループに迷惑をかけたのに、なにを今さらと思います……」(KAT-TUNファンの女性)

ホストクラブの記念ソングに抜擢か

 古巣にも居場所はなさそうな田口だが、起死回生の一手となりうる“大きな仕事”が舞い込みそうだという。

“職業、イケメン。”というキャッチコピーで知られるエアグループ。ホストや芸能以外も飲食など多角的な事業展開をしている

彼は現在『BACSエンターテイメント』という芸能事務所と業務提携をしているのですが、この事務所の運営母体は『AIR GROUP』という全国でホストクラブを展開している企業なんです。今年が創立20年を迎える節目の年ということで記念ソングを作るようなのですが、歌手の第一候補に田口さんの名前が挙がっているんです」(レコード会社関係者)

 “記念ソング”とは、いったいどんな曲なのか。

「企画段階ではK-POP曲のカバーが挙がっており、ホストクラブで流れているようなハイテンションな楽曲になるようです。まだレコーディングはしていませんが、年内には完成予定だとか」(同・レコード会社関係者)

 田口が“ホストソング”を歌うことについて、BACSエンターテイメントに問い合わせると、

「何もお答えできません」

 と、否定はしなかった。

 いっそのこと、ビッグマネーを目指して、ホストの世界に飛び込むのもアリ!?