滋賀県警大津署は5月19日、滋賀医科大学・医学部6年生の長田知大容疑者(24)と同6年生の片倉健吾容疑者(24)が、知人の女子大生(21)に強制性交をした疑いで逮捕した。同月26日には同大学6年生・木下淳弘容疑者(26)も強制性交をした疑いで逮捕された。つまり、男性3人による集団レイプだったのだ。
地検は6月9日、容疑者3人を知人の女子大生に集団で性的暴行を加えたとして起訴。起訴状によると、3人は共謀して女子大生に性的暴行を加え、さらにその一部始終を携帯電話を使って動画撮影していたという。
人の命を救う医者を目指す学生たちがなぜこのような事件を起こしたのか。事件当時、『週刊女性』は長田容疑者と片倉容疑者の人となりを取材していた。
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「容疑者らは今年3月17日の夜、被害者を含む女性2人と飲食店で食事をしていた。いわゆる合コンのようなものです」(全国紙社会部記者)
容疑者らは共謀して女性ひとりに性的暴行
その後、女性ひとりは帰宅。残った容疑者らと被害女性は長田容疑者の自宅マンションに移動して酒を飲むことに。すると、
「容疑者らは共謀して、午前0時ごろから2時30分までの間、強引に被害者女性の腕を掴んで引き倒すなどして、性的暴行に及んだ。被害者が警察に届け出て、犯行が明らかになった」(同・社会部記者)
警察は容疑者らの認否を発表していない。将来を約束された医者の卵がなぜこんな事件を起こしたのか。
長田容疑者は広島県出身。父親は医師で、勤務医を経て、10年ほど前に開業している。
同大学サッカー部に所属していた長田容疑者。部員は、SNSで容疑者をこう評している。
《落とせなかった女は多数ですが、笑わせられなかった人間は1人もいないそう。あ、尻がでかくて足速いよ!》(一部修正)
部ではムードメーカーで副主将を務めていたようだが、今回の事件も指揮していたのなら許し難い。
一方、片倉容疑者は大学近くのマンションで独り暮らし。実家はそこから電車で1時間ほど離れた京都市にある。
「お父さまは確か循環器系の勤務医。お母さまもやはり勤務医で、麻酔医。両親とも医者だから、生粋のエリート」
そう話すのは、実家の近隣住民だ。容疑者は幼少期から真面目で、大人しい子だった。
アイドルみたいな可愛らしい顔立ち
「小学校のころから遊んでいる姿はあまり見かけなかった。お母さまが教育熱心で、いくつもの塾に通っていましたからね。でも、目がクリクリッとしていて、アイドルみたいな可愛らしい顔立ちの子でしたよ」(同・住民、以下同)
中学校から私立に通い、高校も地元で指折りの名門私立高校に進学したという。
「ケンゴくんがそんな酷いことをするなんて、あり得ない。お酒の勢いというよりも、きっとほかの子にそそのかされたのでは? かわいそう。お母さまもどれほど悲しんでおられるか……」
このような卑劣な行為をする容疑者らに医者の資格などあるわけがなく、その道が絶たれるのは当然だ。それよりも、彼らは被害女性の心も身体も二度と元どおりに治せないことを忘れてはいけない。