「普段東京で生活をしていますので、今回京都に行って滞在し、環境を変えて舞台のお仕事に集中して、毎日お客さんに会えることは幸せなことです」
そう『週刊女性PRIME』にコメントを寄せてくれたのは、稲垣吾郎。
6月9日から京都劇場で主演舞台『ミュージカル・コメディ 恋のすべて』がスタートする。意気込みも十分で、
「最近はコロナ禍の中、特に各地に行くことが少なくなってしまったので、10日ほどではありますが、久々の京都でみなさんに会えるのが楽しみです。1か月ほどお稽古をして、みんなで作り上げたものですから、少しでも上演の機会が増えることはやりがいもあります。京都でまたできること、とてもうれしく思います!」
と言葉を続けた。
今回演じる、“一晩で娘を恋に落としてくれ”と依頼される探偵のニック・テイラーは、稲垣本人に当て書きされた役柄。以前、『週刊女性』(2022年2月8日号)のインタビューでは、
「僕が本当に思っているようなことがセリフに書かれたりして、しゃべるのがちょっと恥ずかしくて(笑)。そこも楽しみにしていただければと思います」
と心境を語っていた。そんな中、ファンが密かに楽しみにしているのは、本番後のカーテンコール。舞台公演後のアフタートークのことで、2月に行われた東京公演では、本人から観客へ“愛あるイジリ”がおなじみだった。
ファンとは「付き合いも長い」
3日に稲垣が生出演したNHK『あさイチ』のプレミアムトークでは、ファンから“吾郎漫談”と親しまれていることが紹介されると、
「楽しくなっちゃって。(お客さんのことが)大好きなので、ついいじめたくなっちゃう。イジリたくなっちゃうんです(中略)。舞台中に芝居をしながらもお客さんのことをよく見てますから。チェックしておくんですよ。あとであの方をピックアップしようとか。ダメなんですけどね。お芝居に集中しないと(笑)。ファンの方が心優しいですし、付き合いも長いので。悪いところも好きになってくれてる方が多くて」(3日放送の『あさイチ』トークより)
と長年、応援し続けてくれる“ファンとの絆”を明かすと、本番後には「#吾郎漫談」がトレンド入り! SNSには<吾郎漫談集出してほしい><吾郎漫談だけで公演をやってほしい>との声も広がった。
だが、稲垣といえば、SMAP時代はおとなしかった印象が。自身も、「自分から前に出てしゃべるようなキャラクターではなかった」と明かし、昨年行われた『週刊女性』のインタビューで人見知りについて問われた際も、
「グループ(SMAP)でいるときは5人いたからゲストに自分から話しかけることもなかった(笑)。でも今は1対1で話すことが多いから、率先してしゃべるようになりました」(『週刊女性』2021年9月28日・10月5日号年2月8日号)
と明かしていた。
経験を重ね、役者としても人としてもまだまだ成長を続ける稲垣。本人曰く、京都公演のカーテンコールは“関西バージョン”もありえるかも!? 役者・稲垣吾郎はもちろん、最後まで楽しませてくれる“吾郎漫談”にも注目!
Information
『ミュージカル・コメディ 恋のすべて』
6月9日〜19日 京都劇場にて公演
舞台詳細・チケット発売情報
https://koinosubete.com/