芸能ファミリーの一角が崩れた。
柄本明を父に持つ2世俳優・柄本時生(32)が女優の入来茉里(32)と離婚。ふたりは長年の友達付き合いを経て、一昨年、時生のプロポーズによる交際ゼロ日婚で話題になったが、今月1日、入来がインスタグラムでこんな報告をした。
《友達12年、夫婦2年間。そして、友達13年目が再スタートしました》
柄本時生が離婚したのはなぜ?
写真には時生も登場しているから、ドロ沼離婚という印象ではない。ただ、一部メディアには「家族が有名人ばかりで肩身が狭い」と入来がこぼしていたという関係者証言も報じられた。
ちなみに、時生の兄は柄本佑(35)でその妻は安藤サクラ(36)、安藤の両親は奥田瑛二(72)と安藤和津(74)だ。
興味深いのは、時生が芸能ファミリーの一員というだけでなく、芸能界きっての社交好きでもあること。前田敦子とは大親友で、ほかに高畑充希や池松壮亮を加えた4人で「ブス会」を結成している。なんでも「私たちルックス微妙だよね」という自虐的な命名らしい。
それゆえ、前田が勝地涼と離婚した際には「僕は向こうの友達ですから、そっち(前田)の味方をします」と勝地に向かって宣言。ただ、勝地とも長年の友人なので「味方というか、味方のフリをします」とフォローもしていたことが、昨年11月の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で明かされた。
また、自分の結婚生活について聞かれると「よかったな、とは思いますよね」と答え、
「この人のおかげで部屋キレイだわ、とか(略)ちょっとしたことで、なんか、あーよかったって思えることを見つけやすくなったかな、俺は」
と、説明していた。つまり、彼なりに継続させる努力はしていたのだろう。
ではなぜ、そこから半年余りで離婚に至ったのか。一昨年2月に放送された『ボクらの時代』では、兄・佑がこんな話をしていた。飲んでいる友達から呼ばれると「夜中の2時」でも行ってしまう「しかも下戸で酒飲めない」のに、という弟を「心配」する内容だ。
社交的な柄本時生
結婚後は家に「直帰」するようになったという時生だが、親友の前田に誘われれば、夜中に出かけることもあったのかもしれない。少なくとも、電話やメールはしていただろう。なにせ、かつては週2くらい呼び出され、愚痴を聞かされたり、ロボットダンスでご機嫌をとらされたりしていたとも報じられている。
そんな夫に対し、入来が寂しさを募らせた可能性だってあるわけだ。実際、今年1月にはインスタで、こんな気持ちを綴っていた。
「少し前に、前髪を切ったことには気づいているだろうか。アイシャドウもリップも新しいんですよー。まぁ、気づいてないんだろうなぁ。笑」
とまあ、あくまで想像とはいえ、芸能ファミリーの一員で社交好きでもある時生の場合、家族や友人のトーク、報じられるニュースなどから、手がかりが探しやすく、いろいろ想像もできるのである。
なお「ブス会」では前田のことを「姫」と呼ぶことになっているらしい。時生はさしずめ、お気に入りの「しもべ」だろうか。現在ふたりは、舞台『パンドラの鐘』で共演中。先月には前田がインスタに、おそろいの髪型をしたツーショットを載せたりもした。
そこで、ふたりの再婚を期待する声も出ている。なるほど、それもアリだろう。長続きするかどうかはともかく、前田のキャラならあのファミリーに入っても、肩身が狭く感じることはなさそうだし、ということで。