「チームが理想とする『ハリー・ポッター』を完成させるために、もうひと踏ん張り、 全員で共に走りながら頑張っていきたい!」
二の足を踏むも舞台出演を決めた覚悟
製作発表で意気込みを語ったのは藤原竜也。7月8日からTBS赤坂ACTシアターで上演される舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に向けて、気合が入っている。
「映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後の世界を舞台化したオリジナルストーリーで、原作者のJ・K・ローリングが脚本に関わっています。ロンドンやNYなど、世界6都市で上演されていますが、アジアでの開催は日本が初めて。主演のハリーは、藤原さん、石丸幹二さん、向井理さんのトリプルキャストです」(芸能ライター)
映画ハリー・ポッターシリーズは、全10作品で興行収入が1兆円を突破した超人気作。その“続編”ということで、プレッシャーは大きい。
「オーディションの際、周囲のスタッフは藤原さんに“絶対に受けたほうがいい!”と猛プッシュしました。その理由は“藤原竜也がハリー・ポッターをやったら面白い”という単純なもの(笑)。しかし、有名な作品であるうえ、藤原さんは舞台のオーディションは久しぶり。“生半可な気持ちではできない”と初めは二の足を踏んだものの、覚悟を決めて受けることにしたそうですよ」(舞台関係者)
見事に主演の座を射止めて、いざ稽古が始まると、藤原は早くも大活躍。
「昔からよく差し入れをしてくれる人ですが、今回も、すき焼きで有名な『今半』のお弁当などを食べきれないぐらい大量に差し入れしてくれます。なかでも定番は高級焼き肉店『叙々苑』の弁当。ニンニク有りと無しを半数ずつというのが藤原さんのこだわりですが、やっぱりニンニク有りの弁当を選ぶ人が多いので、稽古中は強烈なにおいが充満しています(笑)」(同・舞台関係者)
稽古場をすぐに去る理由は“家族”
差し入れ以外の評判も上々だ。
「稽古では“いいお兄さん”といった感じで、まわりを緊張させず自由にやらせてくれます。後輩俳優の出番では“もっと声出せ~!”“緊張してビビんなよ~!”と笑顔でハッパをかけ、気合を入れてくれています」(同・舞台関係者)
座長のひとりとして場を盛り上げているのだ。
「以前と違うのが、稽古の後です。タバコとお酒が大好きな藤原さんは、夜中まで飲み歩くのが“お決まり”だったのですが、今は稽古が終わると真っすぐ家に帰ります」(同・舞台関係者)
変化の理由は家族。
「'13年に4歳上の一般女性と結婚し、'16年に第1子が誕生しました。それから外で飲む機会は激減したそうです。“家族がいるリビングで飲むのがいちばん幸せ”と話していたことがありますよ」(前出・芸能ライター)
公演の前評判も上々で、チケットは9月末まで完売。藤原が“大ヒットの魔法”をかけたのかも!