6月8日、人気芸人との交際やセクシー女優への転身など、何かと世間を騒がせた元タレントの坂口杏里(31)が結婚したことを発表した。
「お相手はバー勤務の一般の方ながら、“元女性”のプロの格闘家。メディア出演もある人物だったことから、再び注目を集めました」(スポーツ紙記者)
坂口が幸せな報告をする一方で、もう1人の炎上クィーン・加藤紗里(32)も意外な転身をしていた。
加藤紗里、“レンタル彼女”に参戦
「6月1日にインスタグラムで《流行りに乗って、レンタル彼女東京さんと期間限定、特別企画タイアップします》と告知したんです。その告知はすでに削除済みですが、コラボレーションすることになった会社のホームページには引き続き掲載されていますね」(ネットニュース編集者)
タイアップ先である『レンカノTOKYO』のホームページを見てみると、トップページに「加藤紗里レンカノ参戦!詳しくはこちら」と銘打たれており、かなり目立っている。
ランチタイムでの食事限定で、気になるデート費用は「???円」とのこと。
利用者側で希望金額を決められるようだが、やはり反響は大きいのだろうか。運営会社に聞いてみると、
「ドラマ化もされたコミック『明日、私は誰かのカノジョ』を読んでレンタル彼女に興味を持ったそうで、加藤さん側からやりたいというお話をいただきました。
タレントさんなので、特別価格での設定をさせてもらっています。問い合わせは多いものの、通常よりもかなりお高いので、現段階では実際にレンタル彼女として成立した方はいませんね。お店だけでなく、加藤さんのSNSに直接問い合わせをしてくるケースも多いそうです」(担当者)
レンタルが成立していないのであれば、店としてはメリットがあまりなさそうだが……。
「加藤さんのお値段を聞いて予算的に諦めた方が、当社のホームページを見てほかの女の子を指名してくれることも少なくないので、宣伝効果は抜群。コミックの影響などもあって、レンタル彼女をやりたいという女の子は増えているものの、コロナ禍もあり男性からの希望件数自体は減っているので、今は供給過多の状況なんです。
今でも女性からは多くの応募がありますが、9割は断っていて、採用しているのはセクシー女優やタレントの卵などレベルの高い子がほとんど。“こんなかわいい子がいるんだ”と、みなさん驚かれるみたいです」(同・担当者)
そして、加藤のプロ意識の高さをこう評価する。
「炎上発言で注目を集めがちですが、実際にお話しした印象はお子さん想いの優しいお母さん。だから私たちも協力することに決めたんです。
“かわいさや美人を売りにしたタレントは山ほどいるけど、炎上を売りにしているのは私だけ。それが私の生きる道”だと話されていて、すごい覚悟だなと感心しました。ここまで持ち上げてしまうと、加藤さんの営業妨害になるかもしれませんが(笑)」(同・担当者)
炎上をモノにした加藤紗里
エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんも、加藤が芸能界で生き残り続けられるのは、納得だという。
「もともと炎上のリスクがあるというのがわかっていれば、起用する側もそれを想定してオファーするので双方が大きなダメージを負うことはありません。企画も考えやすいと思います。
タレントとしては決してプラスのブランディングではないかもしれませんが、その上で自分に合った仕事を見つけて仕事を引き受けているので、生き残り続けられるのでしょう」
世に出たきっかけにも、恵まれていたようだ。
「加藤さんは狩野英孝さんの交際相手として注目を集めましたが、破局後も狩野さんがずっとネタにしてくれているので、定期的に思い出してもらえる。もし有名俳優さんなどがお相手だったりしたら、ネタにするのはなかなか難しいと思うので、忘れ去られていた可能性もあります」(大塚さん)
'16年に狩野英孝の交際相手の1人として注目を集めてから6年。“売名行為”と言われながらも芸能界で輝き続けているのは、彼女の強い覚悟と炎上クィーンとしての戦略があるようだ。