ダンスが話題の『ichiban』のMV(King&PrinceのYouTubeチャンネルより)

 6月29日にリリースされたKing&Princeの4枚目となるアルバム『Made in』。タイトルには“Made in ○○”というそれぞれのルーツを大切にする思いが込められている。

 リード曲『ichiban』は、日本を代表するヒップホップアーティストのKREVAが制作。

「King&Princeのメンバーが、“和でゴリゴリのHIPHOP”というコンセプトにしたいと考えて依頼したそうです。KREVAさんはレコーディングにも立ち会い、楽曲をしっかり聞き込んで来ていたメンバーたちの真摯な姿勢に感動したそうです」(音楽ライター、以下同)

“ichibanチャレンジ” がスタート

 このアルバムのプロモーションを機に、新たに公式TikTokアカウントも開設された。

はじめに、6月15日にメンバーからのメッセージ動画が投稿されました。それと同時に“ichibanチャレンジ”もスタート。“#ichiban”をつけて『ichiban』のダンス動画を投稿するという企画で、もちろんKing&Princeのメンバーが踊っている動画も投稿されていますよ

 それ以外にも、エフェクトで遊んでいる動画など、TikTokらしいオフモードが見られることもあり、ファンからは喜びのコメントが多く寄せられている。

「アルバムリリース日の6月29日時点で、フォロワーは60万人を超えています。また、“ichibanチャレンジ”はTikTokのユーザーであれば誰でも参加できるので、一般のユーザーはもちろん、人気クリエイターや有名人も動画を投稿。その数は3万投稿以上となっています

 その中で、ひと際ファンの胸を熱くさせている動画があるという。

「オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したグループ『INI』のアカウントで、田島将吾さんと木村柾哉さんの“ichibanチャレンジ”が投稿されたのです。

岸優太とシンメだった高橋颯(ふう)も挑戦!

 田島さんは、'09年にジャニーズ事務所に入所し、King&Princeのメンバーと同時期に、Jr.として人気を集めていました。さらに、木村さんはINIでのデビュー前はダンサーとして活動しており、King&Princeの楽曲の振り付けのアシスタントをしていた経験もあります。今は違うフィールドで活躍している2人ですが、古くからの仲間を盛り立てたい思いもあったのではないでしょうか」(アイドル誌編集者)

TikTokに“ichibanチャレンジ”をアップした『INI』の田島将吾(左)と木村柾哉(右)

 この投稿の数日後、この“エモさ”を上回るものが。

「『WATWING』というボーイズグループも、チャレンジに参加したのです。このグループの高橋颯(高ははしごだか)さんも'11年入所の元Jr.で、King&Princeの岸優太さんとは“シンメ”と呼ばれる2人で1つのような関係でした。

TikTokに“ichibanチャレンジ”をアップした『WATWING』の高橋颯(写真左)

 仕事上だけでなく、雑誌のインタビューではお互いに“大好き”だと話したり、“クリスマスを一緒に過ごしたい相手”として名前を挙げたりするほどの仲良しでしたから、当時を懐かしむファンが続出しています。“ichiban”のシンメが踊ってくれたことは、岸さんも喜んでいるでしょうね」(同・アイドル誌編集者)

 退所してもやっぱり、“Made in ジャニーズ”!