《それはまぁねえ、先生ですからねぇ。もうガーシー先生ですよ。先生の意思に任せますけどね》
7月11日、『avex』会長の松浦勝人氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。参議院選挙でNHK党から比例代表で出馬して、見事に当選を勝ち取ったユーチューバー“ガーシー”こと東谷義和氏について触れた。
かねてよりコラボをしていた松浦氏は、ガーシーが国会議員になった後に行われる“暴露”について慎重な物言いをしつつも、最後は“ガーシー先生”の判断に委ねるとした。
また動画では、気になる暴露ネタの“情報網”についても《ガーシーのネットワークすごいよ!》と明かしてみせた松浦氏。とある日、友人と六本木のラウンジを訪れたという同氏の元に、ガーシーからすぐに《六本木のどこどこにいるでしょ?》と連絡が入ったのだという。
《“お前、なんで知ってんの?”って聞いたら、“いやぁ〜、可愛がっている妹分がいまして”って、そこら中にスパイがいるわ、アレ(笑)。でも、どこにスパイがいたってさ。何も悪いことしなきゃいいわけじゃん?別に》
芸能界もガーシー議員に懸念
なるほど、どこでお酒を飲んでいようとも、“悪いこと”をしなければ晒されようともダメージはない。多くの芸能人やアーティストが“ガーシー砲”を浴びたわけだが、真偽の程はともかく、少なからず疑われる様な行為を重ねていたのかもしれない。
この直前にも、【ガーシー当選おめでとう!芸能関係者は皆嫌がってるぞー】とのタイトルで動画を投稿していた松浦氏。
氏によると、友人を含めたアーティストら周囲の芸能関係者はガーシーの当選を快く思ってはいないようで、その影響力が芸能界において着実に大きくなっていることを物語っている。
そして東谷氏が当選できた背景を、“時代を変えるために出てきた人たちっていうのは、革命を起こす人というのはどこか異端者に見えるもの”などと持論を展開する松浦氏。続けて“ガーシー曰く”として、
《芸能界や経済界の、そういうこと(晒されるような行為)をしている人たちの不正を直すというようなところから始まっていて、うん、何年か経って、何十年か経つとナントカ革命って言われる様なものになってもおかしくないのかな?って気が、うん》
永田町の中枢から告発へ
「つまりは“ガーシー革命”に期待する声が多いのでしょう」とは、ワイドショー芸能デスク。
「彼の支持層はネット世代の若者が多く、権力や圧力にも物おじせずに芸能界の“不正”を晒したことで一躍“ダークヒーロー”として祭り上げられた節があります。そして未来に期待できない政党や政治、日本を正すためにも、今度は永田町の中枢から、不正や悪事に手を染める政財界人の暴露を期待しているのではないでしょうか。
もちろん、松浦会長が言うように真面目に議員活動をしていれば晒されないわけですが、日本中にガーシーさんの“スパイ”がいるそうですからね(笑)。センセイ方もうかうか“悪いこと”はできなくなるようになればいいですね」
政治不信が叫ばれる今だからこそ、“暴露系国会議員”がいてもいいということか。