《たとえ権力者が、何らかの方法で俺の口を黙らせたり俺の存在を消し去ったところで、ガーシー劇場は終わらない》
参議院選挙でNHK党から比例区で立候補し、初当選したガーシーこと東谷義和氏。初の著書『死なばもろとも』(幻冬舎)が8月2日に発売されるにあたり、冒頭のように意気込みを綴った。
「参院選の翌日から予約を受け付けましたが、開始早々からネット書店への注文が殺到。“3万部売れたらベストセラー”と言われる出版不況下で、初版5万部とは異例です」(出版業界関係者)
支持を集めたきっかけは、今年2月に開設されたYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』。
「数々の芸能人や経営者などのスキャンダルを晒す“暴露系ユーチューバー”として一躍時の人となり、参院選に出馬。選挙期間は“実名を明かす”という公約を掲げながら、政見放送などで47パターンの暴露ネタを披露しました」(ウェブライター)
本田圭佑の“ガーシー”対策が秀逸
7月13日、《利用規約に違反していた》との理由でYouTubeチャンネルが停止されたものの、今後は国会議員として、ますます影響力が高まることが予想される。
各界の著名人が戦々恐々とするなか、ひと足早く対策を講じていたのが、サッカー元日本代表の本田圭佑だ。
「7月上旬、六本木で本田さんを中心とした飲み会が行われました。女の子も20人ほどが集まって、終電を過ぎても盛り上がったのですが、実は飲み会の前に参加者たちのスマホが没収されて……」(参加した女性のひとり)
いったい、どういうことか。
「飲み会の“現場”を撮った写真や動画が流出することを避けるためです。つまり“ガーシー砲”対策ですよ。不特定多数が集まって飲み会が盛り上がれば、誰かがスマホで撮影して、それをガーシーにタレこまないとも限らない。
ガーシーによって暴露されたら“コロナ禍でドンチャン飲み会をしていた本田元選手”だなんて大騒ぎにされかねません。ただ、こういった飲み会ですから、連絡先の交換は会が終了してスマホが返却された後にしていましたけど」(同・前)
ガーシーから暴露を“予告”されていた
実は本田は、今年3月に“ガーシー砲”に遭っている。
「かつて本田さんは、ガーシーが経営していたバーに通っていて。そこで、自身の誕生日会を開くにあたり、参加者分のお金をすべて1人で支払ったんです。これは“漢気”を見せたというエピソードですが、ふたりはプライベートでも付き合いがあったといい、ほかの暴露ネタがあることも“予告”されていました」(前出・ウェブライター)
備えあれば憂いなし。これ以上の火種を抱えることがないよう、本田は“ガーシー対策”を進めているようだ。