「交際は順調も順調で、ふたりは恋人以上夫婦未満。いや、ほぼほぼ夫婦であり、家族といった感じですね」(芸能プロ関係者)
すべての発端となる、“事務所総出”というパワーワードも飛び出した『タピオカ騒動』は'19年11月のこと。その後、彼女の人生は大きく変わった。騒動から間もない'19年末に離婚、翌'20年7月には芸能界からの“引退宣言”。しかし、同年9月に閉鎖されていたインスタグラムを新アカウントにて再開。翌10月にはYouTubeチャンネルを開設した。
木下優樹菜。現在の彼女の肩書きは“元タレント”ではあるが、影響力のあるインスタグラマー、ユーチューバーとして健在のインフルエンサーだ。
「タピオカ騒動は裁判に至り、'21年10月に東京地裁は木下さんに40万円の支払いを命じました。判決直後、彼女は“この仕事しかできない”と、芸能界での活動再開の意向を示していました」(スポーツ紙記者)
恋人・三幸秀稔との“現在の関係”
アパレルブランドのモデルを担当するなどの仕事はしているが、いわゆる“芸能”的な仕事はまだ本格始動しているとはいえない木下。しかし、プライベートは冒頭のように順調だ。元夫・『FUJIWARA』の藤本敏史との離婚から2年後に発覚した、サッカー選手・三幸秀稔との熱愛だ。
「三幸選手は木下さんとの交際発覚当時、J1リーグの『湘南ベルマーレ』に在籍。ベルマーレの試合には、たびたびスタジアムの関係者席に娘さんたちを連れた木下さんが訪れていました。ときには三幸選手のうちわを持って。静かに観戦しているというより、熱心に応援していましたよ」(サッカーライター)
三幸は今年、J1リーグの湘南ベルマーレから、1つカテゴリーを落としたJ2リーグの『大宮アルディージャ』に移籍した。
「木下さんは今年に入ってから、三幸選手と半同棲以上の関係になりました。三幸選手が木下さんのマンションを訪れないのは、大宮を離れた地方での試合のときくらい。試合会場が地方で遠ければ選手たちは前乗りしますし、前乗りしないときでも出場選手はチームのクラブハウスに宿泊するときもあります。木下さんの部屋に行かないのは基本的にそのときくらいです。
基本的にJリーガーはチームの所在地近辺に住みます。毎日の練習は朝早いですから。都内にある木下さんのマンションから大宮アルディージャの練習場までは車で有料道路を使っても1時間半ほどかかる。その不便さを乗り越えるのは、“愛”なのでしょう。その“愛の巣”であるマンションには、以前と変わらずフジモンさんが住んでいるのは少し複雑な気もしますが……」(前出・芸能プロ関係者)
ふたりはその“愛”を隠さない。互いのインスタグラムでパートナーとの仲睦まじい日々を投稿し続けている。
「木下さんと元夫であるフジモンさんの2人の娘さんは三幸選手に非常になついており、“第2の父”として関係は良好のようですね」(同・芸能プロ関係者)
怪我で“浪人生活”の三幸を救ったのは……
この2人の娘の養育費や学費は、現在もフジモンが支払っている。そしてそれは今後も変わらないだろう。また、仮に木下が三幸と“再婚”したら、ふたりの金銭的な負担は大きいかもしれない。
前出のサッカーライターは三幸の現状について次のように話す。
「三幸選手が今季から所属する大宮アルディージャはシーズン当初、霜田正浩さんが監督を務めていました。三幸選手と霜田さんは非常に強い“師弟関係”です。三幸選手は怪我のためサッカー選手として1年間の“浪人生活”を送りました。そんな彼を“拾った”のが、当時J2の『レノファ山口』の監督を務めていた霜田さんです」(サッカーライター、以下同)
霜田の存在もあって三幸は今年移籍に至った。霜田は監督としてレノファ山口で三幸をキャプテンに指名。師匠と弟子は互いに信頼関係にあった。霜田の元で三幸はさぞかし活躍を見せているかというと……。
「大宮への移籍当初はスタメンとして起用されていましたが、3月というシーズン序盤も序盤から早々にスタメンを外れました。その後は終盤の時間稼ぎ目的と思われる数分程度の出場、以降はベンチ外が続いています。つまり信頼関係にあった監督でさえ“干している”状況です。
その後、霜田さんは5月26日に成績不振で解任され、新監督に。三幸選手の現状は変わらずベンチ外。ほぼほぼ“構想外”“戦力外”といえます。三幸選手は6月末に怪我が発表され、現在のベンチ外の理由はそれになりますが、怪我がなくても出場は少なかったでしょう」
サッカーにしがみつくか、見切りつけるか
三幸の調子は悪いが、チームの調子も悪い。三幸の所属する大宮アルディージャはJ1リーグ経験クラブでありながら、J2で現在降格圏内(7月14日時点)。最下位から2番目だ。
「シーズン半ばですがJ3降格まで非常に危険な順位。J1とJ2は給与や待遇面でかなり差があり、J2には数千万円という年俸をもらっている選手はごくわずか。三幸選手所属の大宮アルディージャは “大口スポンサー”が『NTTドコモ』のため、Jリーグの中でも潤沢な資金を持つクラブでしたがスポンサー撤退の報道も出ています。
そうなれば人件費は当然削られます。さらにJ3に降格したら……、そして戦力外なのであれば、三幸選手の来年の年俸は300万円台。いや、それならば御の字で、チームを追われる可能性もあります。“サッカーにしがみつくか、見切りつけるか”という選択を迫られることにも。J3は昼間に働いている選手も少なくないというリーグです」
もしクラブが降格してもJ3でプレーするならば、もしそんなクラブを追われてもサッカーを続けるならば……。 “木下優樹菜が三幸を支えなければ”という未来が目前な現状。事務所総出……ではなく“家族総出”での応援、バックアップが必要なのかもしれない。