‘18年に引退した安室奈美恵さんの楽曲に合わせた音と光の花火ショー『WE LOVE NAMIE HANABI SHOW supported byセブン‐イレブン』が、3年ぶりに沖縄県宜野湾市にある宜野湾トロピカルビーチ特設会場で開催されることが発表された。
「“故郷・沖縄に何かを残したい”という安室さんの意志を引き継ぎ、引退した年からデビュー日に開催されていますが、一昨年と昨年は新型コロナウイルスの感染対策でオンラインでの開催になりました。この日しか見られない沖縄で撮影された秘蔵映像を編集したドキュメンタリーも上映されるとあり、ファンの間では早くも期待が高まっています」(スポーツ紙記者)
しかし、一部のファンからはブーイングが起きているという。
「昨年はコロナの影響で12月に延期されたものの、例年は引退日である9月16日に開催されてきたんです。しかし今年は2日後の9月18日。ファンにとっては、引退日に開催するからこそ意味があるのですが……」(安室さんファンの女性)
グッズの在庫が余っていて……
花火大会の公式サイトでは、
《今年は、安室さんの30周年のスタートでもあり、29年目の最終日でもある9月16日を盛大に祝うべく、3連休の中日の9月18日の開催となります》
と、引退日でなくなった理由を説明している。地元のメディア関係者は、3連休に開催することになった背景をこう分析する。
「安室さんは今でも県民にとって誇れる“Hero”ではあるものの、引退から4年たったことで関心は薄まりつつあります。昨年12月に県内のセブン-イレブン限定で、安室さんをモチーフにした本人公認キャラクター・eminaのハンドタオルと絵皿を販売しましたが、観光客が訪れないような店舗では今でも在庫が余っている状況です。コロナ禍ということもあり、県外から訪れるファンの来場数が読めないだけに、県内のライトファンも足を運びやすい3連休にしたのでしょう」
引退日でもなく、安室さんの誕生日の9月20日でもない開催で一部ファンから反感を買ってでも、3連休にこだわった理由はほかにも……。
「この花火大会は安室さんのデビュー30周年まで続けるのを前提に、プロジェクトがスタートしたと言われています。開催は今回で最後になる可能性が高く、今年は沖縄の本土復帰50周年の特別な年でもあるため、例年以上に凝った演出が予定されています。有終の美を飾るためにも、会場を満員にしたいのでしょう」(同・地元のメディア関係者)
熱心なファンにとってはヤキモキする開催日程となったが、メモリアルとなる今年の開催は今まで以上に楽しめるイベントになりそうだ。