2019年12月に離婚が成立したあびる優と才賀紀左衛門が7歳になるひとりA子ちゃんを巡って週刊誌を通じて“泥沼の争い”を繰り広げている。
7月中旬に発売された『週刊文春』(7月)が、才賀が娘を違法に連れ去っていると報道。親権があびるにあるにも関わらず、娘の引き渡しを拒んでいるとし、あびる本人が2時間のインタビューに応じている。
離婚時には才賀のほうに親権があったが、’21年2月にあびるに変更。家庭裁判所からA子ちゃんを引き渡すよう命じられたが、才賀は「泣いて嫌がるのでできない」と主張し、“違法連れ去り”の状態が続いているという。
するとその翌週、『女性セブン』に才賀の知人が登場。一部の証言が違うとしたうえで、離婚前の話として、あびるが深夜3時にA子ちゃんを起こし「いやだ! やめて!」と叫ぶのを横目に、腕を掴んで振り回すなどネグレクトがあったとしている。酒癖の悪さを理由に娘を引き渡せないのだと。
あびるは“優ちゃん”、新しいパートナーは“ママ”
『セブン』と同じタイミングで『週刊文春』はあびるの新証言を掲載。今年3月に都内のカフェであびるがA子ちゃんと面会した際、これまで懐いていたはずの娘が態度を急変させ「帰って! ママじゃないし」と舌打ち、「あんたなんて、産んだだけのただのおばさんなんだから」と言い放ったのだいう。衝撃の出来事を前にあびるは才賀が娘を“洗脳”していると主張。それ以降は会えない状態が続いているという。
才賀は今年の6月に交際相手でフリーライターの絵莉さんと事実婚関係にあることを発表している。娘が絵莉さんを“ママ”呼びするなど、3人での仲良し家族ぶりをブログでしばしば報告していました。絵莉さんは現在妊娠8ヶ月だ。
現在のA子ちゃんの生活ぶりはというと、
「才賀さん、絵莉さんと3人暮らしをしており、A子ちゃんは絵莉さんに懐いています。『文春』には現在あびるさんのことをママではなく“優ちゃん”と呼んでいるといいますが、代わりに絵莉さんのことを“ママ”と呼んでいるそう。小学校の夏休みの課題で“本を10冊読む”という宿題が出されて、図書館で本を借りてふたりで一緒に読んだりしている」(才賀の知人)
無意識に溜め込んだ心的ストレスで
7月27日に才賀はブログを更新。絵莉さんのベビーシャワーを祝った際、A子ちゃんサプライズで歌を歌ったり、手紙を書いたりしたとある。
しかしその一方で、才賀とあびるの間で板挟みになっているA子ちゃんが、いまだに心的ダメージを受けていることは否めないようで、
「直近のことはわかりませんが、以前は夜中に目が覚めたりといったこともあったみたいですよ。やはり元気に振る舞っていても無意識のうちに心的ストレスは溜まっているはず。あと、甘いもの好きなA子ちゃんですが、ちょっと食が細いといった印象ですね。才賀さんはA子ちゃんが多少のわがままを言っても叱らずに受け入れているみたい。まだ板挟みの状態が続いているので、しつけに対しても躊躇している部分があるのでは?」(前出・才賀の知人)
あびるは『文春』のインタビューに応じた際、
《Aちゃんが大きくなってネットで色々と記事を読むようになった時、このままでは『ママは自分を捨てたんだ』と信じてしまう》
と、真実を知ってほしいとしてさまざまなことを語っていた。この夫婦のゴタゴタについてバッサリと意見を言うのは両者の共通の知人。
「娘さんの将来と言いながら、『文春』で告発して世間にトラブルの詳細を話すのは、それこそ成長してネットで親の争いごとを知ることになるA子ちゃんにとってさらなる負担になるに違いない。矛盾を感じます。
一方の才賀さんも親権があびるさんにあり、引き渡しを命じられているという状況のなかで“親子仲睦まじい”様子をブログにアップし続けるというのは、あびるさんに対しての配慮が一切ない行動。1日に何度も投稿されるブログで広告収入を得たいという気持ちもあるんですかね……。
才賀さんもあびるさんも、世間に“自分が親だ”と世間に向けて発信している時点で娘さんのことを考えていないのと同じ」
今の日本には子どもの引き渡しが決まったにもかかわらず、それに応じないことで罪に問われる法はいまのところ存在しない。A子ちゃんが自分で納得できる決断を下せる日がくるといいのだけれど──。