小室眞子さんとNYで直撃取材を受ける小室圭さん

「彼らなら今日の昼過ぎに、うちの店に来たわよ。カウンター席に並んで座ってドリンクを飲んでたんだけど“ナイスカップル”って雰囲気だったからハッキリ覚えているわ」

 そう教えてくれたのは、アメリカNY州のとあるコーヒースタンドで働く女性従業員。“ナイスカップル”とは、秋篠宮家の長女・眞子さんと夫の圭さんである。リラックスタイムを過ごしたこの日は、圭さんが“3度目の正直”に挑んだNY州司法試験の前日だった─。

前回の試験結果は関係ない

「試験当日は『ラルフローレン』のボタンダウンシャツにカーキ色の半ズボンと青のスニーカーを合わせた“アメリカンカジュアル”な装い。驚いたのは、試験の2日目もまったく同じ服装だったことですね」(皇室担当記者)

 初日の試験会場には地元や他国から集まったマスコミに加えてユーチューバーも集結。そんな中、午後5時半ごろに会場を後にした圭さん。そこで、『週刊女性』記者が「試験の手応え」や「眞子さんとの会話」についての質問をいくつか投げかけるも、圭さんはいっさいしゃべらない。

 ただ、マスク越しでもわかるほどの笑顔を見せたことから、“試験の手応えはある”とも感じられた。2日目、試験開始前と試験終了後にも圭さんに声をかけたが、乗り込んだタクシーの車内で深くお辞儀をするだけで“肉声”を聞くことはできなかった……。

 今年2月に受験した司法試験の結果について、圭さんは昵懇の仲である日本のベテラン弁護士に「あと5点足りずに落ちてしまった」と明かしたと報じられている。この「5点」について、NY州の弁護士資格を持つ清原博弁護士に話を聞いた。

「試験の採点は複雑な計算式を使うので、具体的に“あと何問正解すれば合格できたか”というのはわかりません。個人的な感覚では、選択式の問題で200問中、あと3〜4問を正解していれば合格だった、というイメージです。

 ただ、前回の結果が惜しかったとはいえ、当然ながら試験問題は毎回変わります。今年2月の試験では、たまたま小室さんの得意分野が出題されたのかもしれないし、今回は苦手な分野が出題される可能性もある。つまり、前回が惜しかったからといって“今回は合格できる”ということでは決してありません

 仮に今回の試験も不合格だった場合でも「圭さんは今までのスタンスを崩さないでしょう」と清原弁護士が続ける。

「4回目となったとしても、やはり受験されると思いますよ。というのも法律事務所に勤めているので、常に法律に関わっています。関係する仕事に就いている以上、“弁護士を目指すのはやめよう”という気持ちにはなりにくいと思います。さらに、今回も不合格だったとしても、勤務先の事務所が彼を解雇することはないでしょう。すでに法務助手として、しっかりと仕事されているわけですから、事務所も解雇する理由はありません」

小室夫妻に関心を持つ人はいない

 合否に関係なく、小室さん夫妻のNYライフは今後も継続される可能性が高そうだ。
いまだベールに包まれているふたりの新婚生活。現地で話を聞いてみると、普段は一般的な夫婦と同じような日々を過ごしているようだ。酒店を営む店主は、

「圭はいつも1人で来るよ。日本人は午後9時から10時の遅い時間に来ることが多いけど、彼もそのくらいに来るね! ちょうど先週も、日本の甘いゆず酒を買っていったよ。彼はウチのポイントカードを持っているんだ。割引もあるし、ちゃんとポイントもためているよ」

 在米の日本人からは、眞子さんの目撃情報も。

“おそろいコーデ”で出かける小室さん夫妻(米紙『ピープル』より)

「小室さん夫婦がアメリカに来てすぐのころですが、眞子さんがNYにある『紀伊國屋書店』にいるところを友人が見かけました。“ご結婚おめでとうございます”って声をかけたら“あっ”と少し驚きながらも、うれしそうにされていたそうです。ほかにも『T』というスーパーで見かけることもあるらしいですよ」

 ただ、日本人以外は関心が薄いようで、地元アメリカ人による目撃情報はほとんどなかった。小室さん夫妻の写真を見せても、

「見たことないような気がするけれど……。えっ? ウチの店のエコバッグを使っているのかい? 彼女が日本の元プリンセスなんて驚きだよ。こっちに来てよかったと思うよ! なぜなら、彼らに関心がある人は全然いないからさ」(スーパーの店員)

 夫妻が住む自宅近くにある薬局の従業員は、

「日本人もよく来るから彼女も来ていると思うけど、マスクをしているとみんな同じ顔に見えちゃうの。でもふたりのストーリーは、とてもロマンチックね。日本ではスキャンダルと言われても、愛があればそれでいいじゃない!」

小室夫妻が住む“本当の家”

 一般の結納にあたる『納采の儀』を行わず、皇室を離れる際に発生する一時金も辞退するという“類例を見ない結婚”を果たしたふたりは、まさに愛を貫いたといえよう。

 新婚生活に選んだのは、NY州マンハッタン地区にある『ヘルズ・キッチン』。治安が多少悪いともいわれるが、小室さん夫妻が住むマンションに、とある“異変”が起こっているという。

「彼らが住んでいるとされるマンションに引っ越してくる日本人が急増しているんです! あえて小室さん夫妻の話をする人はいませんが“ふたりが住んでいるから”と、このマンションを選ぶ人も少なくありません。小室さん夫妻が住んでいるなら安心だと思うのかもしれませんね」(不動産関係者)

 それならばと、同じマンションの住人に聞いてみるも、やはり日本人ですら「ふたりを見たことがない」と口をそろえるばかり……。いったい、なぜなのだろうか。

NY州の司法試験初日を終えた小室圭さん

「実は、小室さん夫妻が住んでいるのは、海外メディアが“ふたりの新居”と報じたマンションではないのです。“本当の家”は同じ区画にある15年前に建てられた別のマンションで、現在の家賃は日本円でおよそ月60万円前後。海外メディアが報じていたマンションよりも20万円ほど安い。ほとんどの部屋に洗濯機が置けない仕様なので“割安”なんですよ」(在米日本人)

 圭さんが2日間の試験を終えた翌日、“本当の家”であるマンションに、黒のTシャツとスカートでノーマスク、手にはエコバッグと紙袋を持った眞子さんが帰宅した。

「小室さん!」

 記者が声をかけたが見向きもせず、険しい顔のまま足早にエントランスの奥へと立ち去った。日本を脱出したプリンセスのリアルな暮らしぶりは垣間見えた。圭さんの試験合格で、眞子さんが幸せな笑顔を見せる日を期待したい─。


清原博 国際弁護士。アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業。多数のメディアに出演する