小室眞子さん

 早くも2/3が過ぎようとしている2022年。一時期は終息に向かうと思われたコロナウイルスも、第7波の襲来により再び終わりがが見えなくなっている。この上半期も、芸能界、政界、スポーツ界、そして皇室問題と、数々の“スキャンダル”が勃発。『週刊女性』が掴んだ上半期スクープの中から、厳選した記事を再掲する。

 2021年10月に小室圭さんと結婚した秋篠宮ご一家長女の眞子さん。皇室から離れ、日本からも離れNYで暮らすふたりだが、『週刊女性』はその自由な生活のために「日本国民の税金」が使われている情報をキャッチ。今回は新婚当初、NYで初めての新年を迎えたふたりの様子と、いまだに合格の報告がない圭さんの、2度目のNY州司法試験に挑む周囲の反応を伝えた記事をお届けする(2021年1月7日配信 年齢は掲載当時のまま)。

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 秋篠宮さまがリラックスしたご様子で本のページをめくられると、紀子さま、佳子さま、そして悠仁さまも、微笑みながら覗き込まれる─。

「新年を迎え、天皇ご一家と上皇ご夫妻、秋篠宮ご一家それぞれの近影が公開されました。'20年までは3家族そろっての撮影でしたが、感染症対策のため、昨年からは家族ごとに。秋篠宮ご一家は、長女の眞子さんが昨年10月に小室圭さんと結婚したことで、4人で撮影されました」(皇室担当記者)

眞子さんの作戦は大成功

 最新の家族写真として公開された冒頭の一幕には、こんな裏話も。

「秋篠宮さまが手にされているのは、海外の植物に関する本です。撮影のときに、眞子さんとかつて訪れたマダガスカルの植物について秋篠宮さまは話題にされたそうです」(宮内庁関係者)

 秋篠宮さまは昨年11月のお誕生日会見でも、眞子さんとの印象深い思い出として「長期間、一緒に旅行したマダガスカル」と述べられた。

「毎年恒例の家族写真に、今年から眞子さんがいないということで、改めて“お嫁に行った”ということを実感されているのではないでしょうか。1人の父親として、娘の新生活を案じる気持ちもおありでしょう」(同・前)

 NYで初めての新年を迎えた小室さん夫妻。渡米してから50日以上がたち、夫妻の話題を耳にする機会は日ごとに減っている。

「眞子さんは結婚会見で“海外に拠点をつくってほしいと私が(圭さんに)お願いしました”と話していましたが、この作戦は大成功したということです」

 と話すのは、ある皇室ジャーナリスト。

「渡米後は、海外メディアを中心に夫妻の姿が撮られていますが、それも月に2、3回程度。結婚してから一時的に都内のマンションに住んでいたころは、外出のたびに大勢の報道陣に囲まれていたので、それに比べると格段に穏やかで自由な生活を手に入れたといえます」(同・皇室ジャーナリスト)

 わずかに報じられる私生活は、実に気ままで庶民的だ。

「カーキとグレーの上下で雰囲気を合わせた“おそろいコーデ”で街を散策している夫妻の姿が米紙にキャッチされました。日本の博多ラーメン専門店で、NYにも出店している『一風堂』で夫婦仲よくラーメンをすすっていたという目撃情報も報じられています」(前出・皇室担当記者)

 昨年12月25日には英紙が、クリスマスプレゼントらしき紙袋を持って、1人で外出する眞子さんの姿を報道。NY生活を満喫する夫妻だが、撮影された数枚の写真には“ある変化”も見受けられる。

リベンジ成功率は45%

「昨年11月はノーマスクの写真が目立ちましたが、12月はマスクを着用。というのも、世界各地で急速に蔓延している新型コロナウイルスの変異株『オミクロン株』がNYで猛威を振るっているのです」(在米ジャーナリスト)

 1月1日時点では、NY州で8万5476人の新規感染者が確認され、1日当たりの最多を更新している。

「夫妻が暮らすNY市は、感染率が突出して高い。NYといえば『タイムズスクエア』での年越しイベントが有名ですが、その入場者数も例年の3分の1以下に制限されました」(同・前)

 ブロードウェイのミュージカルは、スタッフやキャストの感染で次々に公演中止。バーやレストランも再び休業に追い込まれている。

“おそろいコーデ”で出かける小室さん夫妻(米紙『ピープル』より)

「いつ誰が感染してもおかしくない状況です。2月下旬にNY州司法試験のリベンジを控える圭さんも、気が気でないのでは……。受験生として、健康は第一ですから」(法曹関係者、以下同)

 昨年10月、司法試験の不合格が判明した圭さん。初受験者の合格率は78%だった。

「圭さんは現在、自宅から徒歩圏内の法律事務所で法務助手として勤務していますが、帰宅時間が午後9時過ぎになることもあるとか。ただでさえ、ロースクールの卒業から時間がたてば、学んだ内容は記憶から薄れていきますので、仕事と勉強を両立させるとなると本当に大変です」

 圭さんのように働きながら受験する人の中には、十分な勉強時間を確保できないまま試験に臨む人も多い。その結果、例年2月の試験の合格率は全体の45%前後だという。

「今回は、前回のようなオンライン形式ではなく、マスク着用のもと試験会場で行われる予定です。ピリピリとした雰囲気に、圧倒されてしまう人も少なくないと思います」

 厳しい環境となるが、圭さんはなんとしてでも合格する必要がある。なぜなら、

「今のままでは、生活基盤が整っているとはいえません。小室さんの勤務先の場合、1年目の弁護士の年収は2000万円ほどだと報じられていますが、法務助手だと約600万円だといいます。圭さんが弁護士になることを見越して、事務所からは弁護士と同等の給料をもらっているのかもしれませんが、不合格が続いた場合、解雇の可能性もあるといわれています」(前出・皇室ジャーナリスト)

日本国民の税金が投入されて

 金銭事情はもちろんのこと、「圭さんには残念な気持ちです」と複雑な思いを明かすのは、NY在住のとある日系人。

「圭さんは、外務省に引き合わせてもらった日系人弁護士に就職先を紹介してもらったと聞いています。その弁護士はかつて、圭さんのインターンシップの面倒を見ていたこともあるとか」

 圭さんは、“NYの法律事務所に就職が内定した”ことで、眞子さんとの結婚に近づいたという見方が強い。

「弁護士資格を持たない彼を、マンハッタンの一等地にある法律事務所に就職させたその日系人弁護士は、結婚への道筋をつくってくれた恩人です。それなのに、フタを開けてみれば試験に不合格なんて……。その弁護士の顔に泥を塗ったようなものです」(同・NY在住の日系人)

'22年の元日に公開された秋篠宮家の家族写真。植物に関する本をご覧に

 しかも、日本では難しかった自由な生活をNYで謳歌できている裏には、驚きのカラクリもあって─。

「NYでは、ふたりだけで自由に外出しているように見えますが、必要に応じて現地の警備がついているそうです。これは日本政府からの意向も影響しているのでしょう。

 NY現地では、日本の警察が夫妻を警備する権限はありませんが、NYにある『日本国総領事館』に、小室夫妻のために警護兼相談相手といったポジションを設けることは可能です。

 この警備は日本の管轄になるので、人件費は日本国民の税金から捻出されます。おふたりは今もなお、日本国民に支えられながら、新婚生活を送っているという見方もできるのです」(外務省関係者)

 異国で暮らす元プリンセス。真の意味で地に足をつける日は、当分先になりそうだ─。