「演じるケイはバイトで殺し屋をやっているという役柄。私自身はバイトをしたことがないんです。もしやるならですか? 麺類が好きなので、ラーメン屋さんとかいいですね。昨日も夜に塩ラーメンを食べちゃいました(笑)。賄いとか美味しそうですし、厨房でチャッチャって麺の湯切りとかやってみたいです」
岡村隆史や鈴鹿央士とボードゲーム
映画『バイオレンスアクション』で橋本環奈が演じるのは、昼は専門学生、夜はナンバーワンの殺し屋。ピンクボブがトレードマークのゆるふわヒットガール・菊野ケイ。物語はそんな彼女がさまざまな依頼を受けていく中で、やがて巨大な抗争に巻き込まれていくことになるアクション・エンターテインメントだ。
「普段から格闘技とか、そういうものをやっているわけではないので、アクションはやはり難しかったです。自分自身でこういう感じでやりたいってイメトレができたとしても、現場でそれと同じような形にできるかというと、そう簡単にはできるものではなく……。そこが難しい部分でもありますし、やりがいも感じますね」
ハードなシーンも多い中、現場ではこんな過ごし方を。
「岡村(隆史)さんや鈴鹿(央士)くんらと一緒になることが多かったんですが、セットのシーンの合間は みんなでずっとしゃべりながらボードゲームをしたりと、ゆったりとした時間が流れているような感じでした。携帯の写真を見直すと、みんなで撮った写真がいっぱい。それこそ鈴鹿くんは監督に“央士!”ってよくイジられていたり(笑)。作品はバイオレンスですが、現場はとても楽しく平和でした」
4、5年前から“整う”をマスターしていました
映画のみならず、今年は『千と千尋の神隠し』で舞台に初挑戦するなど多忙な橋本だが、オフになると行きたくなる場所がある。
「たまのオフはドライブがてら温泉に行ったりします。旅行がとにかく好きで、時間があれば行っちゃいますね。いまサウナが流行っているじゃないですか。4、5年前からよく地方とか行ってサウナ入って水風呂につかって、すでに“整う”をマスターしていました(笑)。最近は全然行けてないんですが、舞台も終わったので時間があれば家族とかと温泉に行けたらいいなって思います」
そんな橋本がいま、愛してやまないのが……。
「愛犬ですね。ヨークシャーテリア界でいちばんカワイイです(笑)。男の子で名前はピノ。帰ったら癒されますね。毎日尻尾をブンブン振って、まるで子どもがお出かけしていた母親を迎えるかのような、熱い出迎えをしてくれるんです。そんなお迎えをこれからもずっと続けてくれると思うと、本当にかわいいなって思いますね」
私のココがバイオレンス
「自分では全然気づいていなかったんですが、友達とかからラインの返事が超冷たいって言われるんです(笑)。確かに返信するときは“了解”とかだいたい短文なんですよ。スタンプで済ませることもあります。ためるのが嫌なので、基本的にレスは早いんです。でも、“笑”とかそういうのもないので、見返すとちょっと冷たいかもって思いました(笑)」